ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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吉野熊野国立公園

71件の記事があります。

2021年12月20日EVバス実証実験in吉野山

吉野熊野国立公園 早川諒介

 皆さま、こんにちは。吉野管理官事務所の早川です。

 先日、奈良県吉野町の吉野山にてEVバス実証実験を行いました。

環境省HP<http://kinki.env.go.jp/to_2021/post_234.html>

 吉野山は吉野熊野国立公園や世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に指定・登録されており、中でも国宝にも指定されている金峯山寺は東大寺に次ぐ規模の木造建築であり、その存在感は圧巻です。また、4月にかけて満開の桜で多くの観光客が訪れ、日本でも有数なシロヤマザクラの名所としても知られています。

 今回実施したEVバス実証実験とは、マイカー規制及びEVバスなどの環境配慮型2次交通を導入した周遊システムの社会実験になります。環境省では、脱炭素社会に向けて対策が進められており、今後の国立公園における保護と利用の実現に向けて本実験を行いました。

吉野山EVバス

 吉野山は以前より、観桜期や紅葉期の自家用車乗り入れ等による交通渋滞や利用者の満足度の低下が懸念されています。そのため今後、地域の特性に応じた吉野山の魅力を高め、利用者が集中する時期以外の通年での利用促進、自然環境に配慮したインフラ整備が重要と考えています。

吉野山EVバス2

 吉野山は下千本が標高約200~350m、奥千本では標高約600~750mと急勾配な坂道が続くので、実証実験では、特に高齢者の方々に登りでEVバスに乗車していただき、下りは徒歩でゆっくりと吉野山を満喫していただけました。EVバス利用者からは、「とても静か」、「乗車目線も低く、お土産屋の中も確認できよかった」など様々なご意見をいただき、無事終了することができました。また、年に一度、この急勾配を利用したロードバイクでのヒルクライムも開催されています。今後私も出場を検討しています。

吉野山EVバス3   吉野山EVバス4

 吉野山は桜が有名ですが、利用者のメインルートからはずれた脇道沿いにも、修験道にまつわる歴史的、文化的な資源を発見することができます。少し寄り道をして、金峯山寺や修験道の歴史・文化に目を向けて散策すると、これまでとは違う風景や空気感を感じることができると思います。

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2021年04月05日もうすぐ開山!大台ヶ原

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

吉野は春麗らかな季節となり、事務所周辺の桜は青空に映える満開となっています。吉野山も麓から順々に桜が咲き誇っていく様子が見られ、訪れる人々の目を楽しませてくれています。

 そして、お待ちかねの大台ヶ原の開山までも残り1ヶ月を切りました。4月19日(月)15時の大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)冬期通行止め解除以降に、大台ヶ原にお越しいただくことができるようになります。大台ヶ原ビジターセンターも解除にあわせて開館します。

 標高1,300m以上の大台ヶ原では、木々の芽吹きや草花の開花はまだこれからですが、4月下旬には、麓より少し遅れてやってくる山の春を味わうことができます。葉が展開する前だからこそ、遠くの山の地肌まで見渡せる初春ならではの景色も、冬とはまた違って乙なものです。

http://www.pref.nara.jp/item/75121.htm#ContentPane

木々の芽吹き(5月初旬)

大峰山系(5月初旬).

初春の花 マンサク(4月下旬)

木々の芽吹き(5月初旬)

大峰山系(5月初旬)

 皆さま、大台ヶ原の新たなシーズンをどうぞお楽しみに!

☆大台ヶ原に関する情報☆

【ビジターセンター利用におけるお願い】

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入館時には、マスクの着用や消毒液の利用、一定の距離をとっていただくなどのご協力をお願いしております。ご来館の際は、玄関にある掲示をご確認の上、ご利用をお願いします。

【西大台利用調整地区への入山手続きについて】

西大台利用調整地区への入山には手続きが必要です。事前予約は上北山村商工会のHPから行うことができます。

【<注意>ツキノワグマについて】

大台ヶ原はツキノワグマ生息域です。昨シーズンはドライブウェイや歩道周辺での目撃情報が多く寄せられています。熊鈴の携帯やビジターセンターでの情報確認、人気が少ない時間帯の入山は控えるなど対策にご留意ください。

大台ヶ原登録ガイド

環境省では、大台ヶ原をより深く楽しく安全に満喫いただくために、大台ヶ原登録ガイド制度を運用しております。ガイドを選んで、是非自分だけの大台ヶ原をカスタマイズしてみてください。

県道大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)通行止め

令和2年12月1日(火)15時~令和3年4月19日(月)15時(予定)

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2021年03月02日大台ヶ原登録ガイドと歩く冬のモニターツアー

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

つい先日新年が始まったと思ったのに、あっという間に3月になりました。三寒四温な日々が続いて体調管理にはより気を遣う時期ですが、梅の花が咲き誇り、他の木々の蕾もどんどん膨らんでいき、春の訪れを感じます。

 さて、今回は、上北山村による、大台ヶ原登録ガイド制度を活用した冬の取組をご紹介します。

平成29年10月より運用開始となった「大台ヶ原登録ガイド制度」。大台ヶ原に訪れるみなさんに、深く、楽しく、安心して東大台や西大台を満喫していただくために始まりました。ニーズに対応しつつ大台ヶ原の魅力を伝えていく、一定の要件を満たした多様な得意分野を持つガイドの方達が登録されています。

 上北山村では、登録ガイドによる大台ヶ原の冬期利用を数年前から検討しており、今後の本格的な実施にむけた調査のため、この冬に試行的に登録ガイドを対象としたモニターツアーが行われました。

(※通常、大台ヶ原ドライブウェイは冬期閉鎖中、車両及び人の通行はできません。今回は関係機関との事前調整のもと、特別な許可を得て通行し、調査を行っています)

上道

動物の足跡

中道から見た沢

上道

動物の足跡

中道から見た沢

 落ち葉や霜柱で盛り上がった土に積もる雪を踏みしめると伝わってくるふわふわザクザク感、様々な動物の足跡、森の中にただよう静寂な心地よさなどを体感できました。しかしその一方で、閉山期間で雪があるからこそ気をつけなくてはいけないこと、滑りやすい箇所や不安定な足場などもあります。そのような時には、先導する登録ガイドがコースタイムや体力に配慮しつつ、見所や注意点を教えてくれました。

 この調査を通し、上北山村の冬期観光における新たな魅力や、大台ヶ原登録ガイドが提供するより質の高い自然体験の多様化に繋がる可能性が見えてきたのではないでしょか。

尾鷲辻東屋の氷柱

スノーシューの利用

大峰山系

尾鷲辻東屋の氷柱

スノーシューの利用

大峰山系

 大台ヶ原登録ガイドHPでは、様々なスキルや得意分野をもつガイドの皆さんを紹介しております。4月下旬の開山に向けてチェックをして、来シーズンでは是非登録ガイドと一緒の大台ヶ原を楽しんでみてください。

県道大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)通行止め

令和2年12月1日(火)15時~令和3年4月19日(月)15時(予定)

上記期間中は、冬季閉鎖のため、大台ヶ原山上へ通じるドライブウェイは通行止めとなります。

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2021年01月25日丑年大台ヶ原の恵方

吉野熊野国立公園 吉野 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

 遂に2021年となりました。皆さまはどのようなお正月を過ごされたでしょうか。私は、みかんとお餅を食べつつこたつで丸くなる日々を送ってしまいました。このままだと大台ヶ原の開山時には太って動けなくなりそうなので、感染症対策には気をつけつつ、適度な運動を心がけていきたいところです。

 さて、2021年といえば、干支はウシでも表される辛丑、恵方は南南東やや南。早速、地図とコンパスで、大台ヶ原における大体の南南東方面を確認すると・・・。そこには、『「牛」石ヶ原』がありました!まさしく今年の福徳を象徴するような名前と方角の場所です。

2021年の大台ヶ原の恵方

牛石

2021年の大台ヶ原の恵方

牛石

 牛石ヶ原には、名前の由来となった大きな石がどっしりと構えています。牛が寝そべっている形に見えることから牛石と名付けられました。更に、大台ヶ原が魔の山として恐れられていた頃、強い法力を持った僧が悪さをしていた妖怪をこの石の下に封印したという伝承もあります。そのため、今でも石を触ると、そのたたりで大雨が降るのだとか・・・。

神武天皇像

修行や護摩焚きをしたという池跡

福寿大台教会(山上駐車場周辺)

神武天皇像

修行や護摩焚きをしたという池跡

福寿大台教会(山上駐車場周辺)

 歩道を挟んで反対側には、熊野方面を見渡すように神武天皇像が鎮座しています。神代の頃、天皇として即位する前の東征で熊野から大台ヶ原を通って大和に向かったという神話があります。それに基づき、昭和3年に、神習教の福寿大台教会を開設した古川嵩(ふるかわかさむ)を中心とする地元の方達により、神武天皇が腰掛けたとされる御掛石の岩の上に建立されました。

 その他にも、明治初期に修行をした行者の痕跡や、北海道開拓者でもある松浦武四郎が大台ヶ原を踏査した際にその行者を敬い設置した石碑などが残されています。季節や日々の天気ごとに全く異なる自然を味わえる大台ヶ原ですが、そこには長い年月を超えて伝わってきた歴史や言い伝え(※諸説あります)も根ざしており、山中を歩いているとその片鱗に触れることができます。

 

 今は冬期閉山中のため、牛石ヶ原で恵方巻きを丸かじり!ということはできませんが、節分の日には是非大台ヶ原に思いを馳せてみてください。私も、今年もたくさんの方に大台ヶ原を気持ちよく楽しんでいただける年になることを願いつつ、食べようと思います。

 

県道大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)通行止め

令和2年12月1日(火)15時~令和3年4月19日(金)15時(予定)

上期間中は、冬季閉鎖のため、大台ヶ原山上へ通じるドライブウェイは通行止めとなります。

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2021年01月25日不動七重ノ滝、in下北山村

吉野熊野国立公園 吉野 早川諒介

 皆さまこんにちは。吉野管理官事務所の早川です。

 先日、下北山村の前鬼川沿いにある遊歩道(不動七重ノ滝(ふどうななえのたき))の巡視を行いました。不動七重ノ滝は、その名の通り7段の滝になり、総落差は160メートルを越えると言われており、日本の滝100選にも選ばれております。

 元々、前鬼川の上流は大峰奥駈道に繋がる場所になり、不動七重ノ滝は修験者たちの秘密の行場として使われていました。前鬼川(ぜんきがわ)という名前は、奈良時代に修験道の開祖と呼ばれる役行者(えんのぎょうじゃ)の従者(前鬼)が住み着いた場所の由来から名付けられたと言われています。

 遊歩道沿いには、青く透き通った前鬼川の美しい水が流れています。別名(前鬼ブルー)とも言われています。

前鬼川  前鬼川

(前鬼川)

 展望台からの不動七重ノ滝は、7段の滝の中でも一番大きな3段目を間近に見ることができます。細い落ち口から一気に落ちていく大迫力な眺望が広がります。3段目だけでも落差80メートルもあると言われています。

不動七重ノ滝

(不動七重ノ滝)

 遊歩道の途中からは急階段になるので、登山に適した服装が必要となります。

下北山役場:http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/

 

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2020年12月22日2020年の大台ヶ原

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

季節の移り変わりは早いもので、今年も残り数日となりました。2020年は今までにない状況が続く1年となり、大台ヶ原になかなかお越しいただけなかった方もいるのではないでしょうか。

 そこで、今回は、2021年こそはという思いも込めて、大台ヶ原ビジターセンター(以下VC)窓口職員や西大台巡視員から寄せられた写真を紹介しつつ、2020年の大台ヶ原を振り返りたいと思います

 まずは春と夏。開山後も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、県営駐車場が一時閉鎖、また、そちらに伴い、大台ヶ原VC及び西大台利用調整地区も臨時閉鎖していましたが、5月半ばには再開となりました。

 草花や木々の芽吹きが見られ、新緑の時期には瑞々しい緑の森となりました。中でも今年は西大台のバイケイソウが大群生となり、梅雨や夏の時期まで幻想的な雰囲気を作り出していました。

ガマズミの花

バイケイソウ群落

西大台のコケと沢

ガマズミの花

バイケイソウ群落

西大台のコケと沢

 晴れの日には様々な鳥の囀りやシカの鳴き声が飛び交う賑やかな森、雨の日にはしっとりと静かな森を散策していると、動き回る動物の姿を歩道から見ることもありました。

ニホンリス

ニホンザル

オオダイガハラサンショウウオ

ニホンリス

ニホンザル

オオダイガハラサンショウウオ

 そして今年の秋は、大台ヶ原ドライブウェイ、東大台、西大台全体を通して綺麗な紅葉となり、冬初めから閉山に至るまでも澄んだ青空や、時には霧氷が見られるシーズンとなりました。

シロヤシオの紅葉

西大台の紅葉

ツキヨタケとブナハリタケ

シロヤシオの紅葉

西大台の紅葉

ツキヨダケとブナハリタケ

日出ヶ岳から見た霧氷

正木峠から見た霧氷

大峰山系の夕暮れ

日出ヶ岳からみた霧氷

正木峠から見た霧氷

大峰山系方面の夕暮れ

 毎日違う表情を見せる大台ヶ原。皆さまに味わっていただきたい自然はまだたくさんあります。2021年にはその年だけのまた違った姿を見せてくれることでしょう。今年行かれた方もまだ行ったことがない方も、来シーズンに思いをはせつつ、次の春を楽しみにお待ちください。

 それでは皆さま、良い年末年始をお迎えください。

大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)通行止め

令和2年12月1日(火)15時~令和3年4月19日(金)15時(予定)

上期間中は、冬季閉鎖のため、大台ヶ原山上へ通じるドライブウェイは通行止めとなります。

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2020年12月07日冬めく大台ヶ原

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

 すでに今年の大台ヶ原は、121日(火)15時にドライブウェイが冬期通行止め等、冬ごもりの季節に入りましたが、厳しい冬を迎える直前の11月の風景を紹介したいと思います。

 日に日に冷え込みが増し、11月初旬には初雪が降り、天候によっては霜柱や霧氷などが見られる日がありました。(※天候や気温によってはばらつきがあるため、必ず見ることができるとは限りません)

大台ヶ原DWの霧氷

東大台の霧氷

正木峠の霧氷

大台ヶ原ドライブウェイの霧氷

東大台の霧氷

正木峠の霧氷

 また、冷え込んで気温が下がる分、天候が良い時はとても空気が済んでおり、綺麗な青空や夕焼け、連なる山々、そして熊野方面の海などが見え、午前中には富士山が見える日もありました。

大蛇嵓から見た大峰の山々

夕暮れの熊野の海

正木峠から見た日の入り

大蛇嵓からみた大峰の山々

夕暮れの熊野の海

正木峠から見た日の入り

 今シーズンの大台ヶ原は、12月1日(火)15時に山上駐車場へ続くドライブウェイが冬期通行止めとなり、ビジターセンターもそれに伴い、閉館いたしました。

また、三重県側から大台ヶ原へ続く大杉谷の登山道は、今春に設定していた開山期間のとおり、11月23日(月)をもって終了となりました。

今年度もたくさんのご利用、ありがとうございました。

大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)通行止め

令和2年12月1日(火)15時~令和3年4月19日(金)15時(予定)

上期間中は、冬季閉鎖のため、大台ヶ原山上へ通じるドライブウェイは通行止めとなります。

大台ヶ原ビジターセンターFacebook

大台ヶ原ビジターセンター窓口による大台ヶ原の情報をお知らせしております。

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2020年11月05日大台ヶ原・大杉谷の森林再生応援団

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

 本日は、10月初めに開催したボランティアイベント「大台ヶ原・大杉谷の森林再生応援団」をご紹介します。平成28年度から林野庁と環境省との共催で行っており、台風や大雨の影響を受けて中止となる年もありましたが、5年目となる今回は天候に恵まれ、無事にイベントを開催することが出来ました。

 東大台正木峠を散策していると、一面にササが広がる光景が広がります。実はその中には、かつて森林だった頃の生き残りであるトウヒの稚樹が隠れています。この稚樹をシカの食害から守るために小さな柵(稚樹保護柵)で囲っていますが、まだまだ小さい稚樹は周辺のミヤコザサの勢いにまけて、覆われそうになってしまいます。そのため、稚樹に太陽光が充分当たるよう、稚樹がササの背丈を超える高さになるまで、周りのササを刈る作業が必要となります。また、正木峠から少し離れた森の方では、シカの樹皮剥ぎから守るため、成木に防止ネットを巻いています。

正木峠に広がるササ原

歩道から見える稚樹保護柵

剥皮防止ネット

正木峠に広がるササ原

歩道から見える稚樹保護柵

剥皮防止ネット

 このイベントではボランティアを募集し、皆さまにササ刈りとネット巻きを行っていただきました。

作業の合間には、森林再生の取組の紹介や山と人との関わりの話なども織り交ぜ、青空と少し早いシロヤシオの紅葉を味わいつつ歩きながら、大台ヶ原の森の良さだけでなく、衰退が進みつつある場所や保全・再生への取組などを体感していただきました。

ササ刈りの様子

ササ刈り後のトウヒ稚樹

取組紹介

ササ刈りの様子

ササ刈り後のトウヒ稚樹

取組紹介

 今は大台ヶ原の紅葉も終盤を迎え、麓より一足早く冬が近づきつつあります。11月に入ると、冷え込みが更に増し、天候によってはドライブウェイの一部凍結や積雪が見られる場合もあります。雨具や防寒具のほか、スタッドレスやタイヤチェーンなどの備えにもご注意の上、お越しください。

【〈注意〉ツキノワグマについて】

大台ヶ原はツキノワグマ生息地です。今年度はドライブウェイや歩道周辺での目撃情報が多く寄せられています。熊鈴の携帯やビジターセンターでの情報確認、人気が少ない時間帯の入山は控えるなど対策にお気をつけください。

【大台ヶ原の利用におけるお願い】

大台ヶ原を気持ちよく楽しんでいただくために、下記のご協力をお願いしております。

・ゴミのお持ち帰りにご協力ください。

・駐車場やドライブウェイでのキャンプや焚き火はご遠慮ください。

・新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ビジターセンターでは、マスク着用の呼びかけや消毒液の設置などの対応を行っております。入館時には、玄関にある留意事項をご確認ください。

大台ヶ原ビジターセンターFacebook

大台ヶ原ビジターセンター窓口による大台ヶ原の情報をお知らせしております。

大台ヶ原登録ガイド

環境省では、大台ヶ原をより深く楽しく安全に満喫いただくために、大台ヶ原登録ガイド制度を運用しております。ガイドを選んで、是非自分だけの大台ヶ原をカスタマイズしてみてください。

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2020年10月01日大台ヶ原でのペンキ塗り活動

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野管理官事務所の小川です。

本日は、大台ヶ原で活動しているパークボランティア(以下PV)の取組をご紹介します。大台ヶ原PVの活動には、東大台を中心とした自然観察会、歩道補修の補助作業、独自の自然環境調査研究、そして環境省が取り組む自然再生の補助作業など様々なものがあります。その中の歩道補修の一環として、毎年、東大台の木道階段へのペンキ塗装を行っています。

 晴れた日には、とても見通しが良い正木峠や日出ヶ岳ですが、雨が多い大台ヶ原では、霧が立ちこめる天候となることが多くあります。幻想的な雰囲気が漂う一方、足元の段差が分かりづらい・・・ということがあるため、利用者の皆さまが使いやすいように階段の先端部分を塗ります。一段一段塗っていく地道な作業ですが、正木峠を通り抜ける風を感じながら、時には通りかかった利用者の方から労いの声をいただきつつ、気持ちよく終えることができました。

塗装前の木道階段

PVの塗装活動

塗装前の木道階段

PVの塗装活動

塗装前(左)と塗装後(右)

塗装後の階段

塗装前(左)と塗装後(右)

塗装後の階段

 本格的な紅葉はまだ少し先ですが、正木峠のシロヤシオも日に日に色づき、秋を感じる時期となりました。森の中を歩いていると様々な形や色をしたキノコとひょっこり出あうこともあります。今年度は新型コロナウイルスの拡大防止のため、PVによる自然観察会はありませんが、大台ヶ原にお越しの際には、是非様々なものに目を向けてみてください。

 なお、麓と比べると一足早く冷え込みが増すようになり、特に朝や夕方、天候が悪い日は寒く感じます。雨具や防寒具などの備えを確認の上、季節が移りゆく大台ヶ原をお楽しみください。

シロヤシオの色づき(9月上旬)

マスタケ(9月上旬)

クチベニタケ(9月上旬)

シロヤシオの色づき(9月上旬)

マスタケ(9月上旬)

クチベニタケ(9月上旬)

【ビジターセンター利用におけるお願い】

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皆さまに下記のご協力をお願いしております。

・発熱や咳・咽頭痛などの症状がある場合、入館はお控えください。

・館内では、ご自身のマスク着用をお願いいたします。

・館内では、他の利用者の方と一定の距離をお保ちください。

そのほか、混雑時には入館規制など適切な利用の呼びかけをさせていただく場合があります。ご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願いします。

大台ヶ原ビジターセンターFacebook

大台ヶ原ビジターセンター窓口による大台ヶ原の情報をお知らせしております。是非ご覧ください。

大台ヶ原登録ガイド

環境省では、大台ヶ原をより深く楽しく安全に満喫いただくために、大台ヶ原登録ガイド制度を運用しております。ガイドを選んで、是非自分だけの大台ヶ原をカスタマイズしてみてください。

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2020年08月18日西大台に広がるバイケイソウの世界

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

長かった梅雨も明け、セミの大合唱を聞きながらアイスクリームを楽しむ季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は夏野菜がずらりと並ぶ直売所の光景を見るだけで気分があがる日々を送っていますが、中でもクウシンサイは別格です。皆さまも、今が旬な味を堪能しつつ、暑さ対策や体調管理には気をつけて今年の夏をお過ごしください。

 さて、本日は、梅雨の時期に見られた、見事な西大台の景色を紹介します。

大台ヶ原は雨が多い地域ということもあり、林内の沢近くや湿った場所ではバイケイソウがよく見られます。有毒植物であることや開花時には独特のにおいがすることで知られていますが、新緑の季節には鮮やかな葉を広げ、森を歩く人々の目を楽しませてくれます。

 花をつける前に枯れていく個体が多い年もある中で、今年は近年稀に見る程の群生となりました。そのままたくさんの花をつけ、西大台の森には幻想的な世界が広がりました。

6月バイケイソウ群生(新緑)

バイケイソウ群落(蕾)

バイケイソウ群生(花)

バイケイソウ群生(新緑)

バイケイソウ群生(蕾)

バイケイソウ群生(花)

バイケイソウの花

バイケイソウとタテハチョウ科

アキアカネ

バイケイソウの花

花の蜜を吸うタテハチョウ科

アキアカネ

 今はすでにバイケイソウは盛りを過ぎましたが、大台ヶ原の夏を代表する花であるリョウブが咲き、麓より一足早くアキアカネが飛び交う様子なども見ることができます。

 大台ヶ原にお越しの際は、体調には十分ご注意の上、熱中症対策の準備を忘れないよう気をつけてお楽しみください。

【ビジターセンター利用におけるお願い】

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皆さまに下記のご協力をお願いしております。

・発熱や咳・咽頭痛などの症状がある場合、入館はお控えください。

・館内では、ご自身のマスク着用をお願いいたします。

・館内では、他の利用者の方と一定の距離をお保ちください。

そのほか、混雑時には入館規制など適切な利用の呼びかけをさせていただく場合があります。ご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願いします。

大台ヶ原ビジターセンターFacebook

大台ヶ原ビジターセンター窓口による大台ヶ原の情報をお知らせしております。是非ご覧ください。

大台ヶ原登録ガイド

環境省では、大台ヶ原をより深く楽しく安全に満喫いただくために、大台ヶ原登録ガイド制度を運用しております。ガイドを選んで、是非自分だけの大台ヶ原をカスタマイズしてみてください。

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