ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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瀬戸内海国立公園

3件の記事があります。

2017年05月16日2017新宿御苑みどりフェスタ

瀬戸内海国立公園 高橋明子

 みなさんこんにちは。

 新緑が美しい時期になりました。最近どこかにお出かけされましたでしょうか。

 神戸自然保護官事務所では、4月29日に新宿御苑で開催された「2017新宿御苑みどりフェスタ」に参加してきました。みどりフェスタは5月4日の「みどりの日」を含む4月15日から5月14日の「みどりの月間」の関連行事で、日本各地の国立公園の特徴や魅力を紹介するとともに、日本の生物多様性の保全や、自然とのふれあい活動の取り組みを発信するイベントです。

 私たちは瀬戸内海国立公園六甲地域をPRすべく、「六甲山をまるごとたのしもう!」をテーマに六甲摩耶観光推進協議会のスタッフとパネル展示や六甲山に関するクイズなどを行いました。さらに、子どもたちとは六甲山に興味を持ってもらうために、六甲山の森林整備で伐採された間伐材を使ったコースターづくりを行いました。

上段:ブースの様子

下段:間伐材を使ったコースターづくり

 間伐材を使ったコースターづくりは子ども達に人気があり、用意していた材料が午前中にほぼなくなってしまう勢いでした。参加した子ども達が思い思いの絵を描きつつも、使用した間伐材(リョウブ)の木の香りや手触りを感じながら作業をしてくれていたので、ここから六甲山の自然などに、興味を広げてくれると嬉しいなと思いました。

 

 また、六甲山に関するクイズには、主に大人の方が参加して下さいました。ここでそのクイズを紹介したいと思います。みなさんもぜひ考えてみてください。(答えは最後)

 当日はお天気にも恵まれ、多くの方に来場していただきました。また、六甲山は関東圏でも知名度が高く、訪れたことがある方や行ってみたいとお話しされる方が多かったので、交通アクセスや見どころなどの紹介は、六甲山のよいPRの機会になったのではないかと思います。

 六甲山は登山や夜景、ケーブルカー・ロープウェイを使っての観光など、たくさんの楽しみ方があります。これからの行楽シーズン、ぜひ六甲山にお越しください。

[クイズの答え]

① B 兵庫県

② C 931

③ C 1000万ドルの夜景

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2016年11月22日【開催報告】こうべ森の文化祭2016

瀬戸内海国立公園 高橋明子

 先日10月30日に、六甲山の再度(ふたたび)公園で「こうべ森の文化祭2016」が開催されました。

六甲山で森林管理や植物観察会といった様々な活動する団体や施設が一堂に集まり、日ごろの活動の紹介や

工作教室などを実施しました。当日は、街中のハロウィンイベントの盛り上がりに負け、山の中まで来る参加者は少ないのでは・・・と心配していましたが、お天気にも恵まれ、たくさんの方に来場して頂きました。

                    【会場の様子】

 神戸自然保護官事務所は、会場付近で拾った葉っぱで絵を描く「葉っぱでお絵かきワークショップ」と、

人を襲うことで問題になっているイノシシや、最近六甲山でも見られるようになったアライグマなどの

外来種について啓発のため、剥製やパネルの展示を行いました。兵庫県立人と自然の博物館からお借りした、イノシシ、ヌートリア、アライグマの剥製は今年も多くの来場者の目に留まったようです。

 今回の森の文化祭には、20以上の団体が参加しましたが、あらためて六甲山は多くの方に支えられているということが実感できる一日となりました。

                【神戸自然保護官事務所のブース】

 今回の会場となった再度公園の修法ヶ原(しおがはら)池周辺は紅葉スポットになっています。

六甲山の紅葉は見頃を迎えています。ぜひお出かけ下さい!

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2015年09月28日無人島で自然体験

瀬戸内海国立公園 高橋明子

神戸も随分秋の空気が漂ってきました。特に朝晩は涼しい風が吹き、つい半月前のうだるような暑さがウソのようです。暑さにうんざりしていたはずなのに、夏が終わるとちょっと物悲しくなる...。そんな時期ですね。夏のイベントを振り返ってみると、まだアクティブレンジャー(AR)日記で紹介していなかったイベントがありましたので、今回はこれを紹介したいと思います。


そのイベントが国立公園内にある無人島での自然体験。昨年は台風の影響で中止になってしまったため、AR 2年目の私は初上陸の島々です。イベントそのものは、「無人島でサバイバル!!」的なものではなく、地域の自然や文化を学ぶ一環で無人島を訪れるわけですが、参加者は「無人島」と聞くだけでワクワクしておりテンション高め...。無人島マジックですね!


今回訪れた無人島は(1)中ノ唐荷島(2)沖ノ唐荷島(3)蔓(かずら)島 の3つ。

まずは唐荷島。潮の満ち引きの大きい大潮の日は、中ノ唐荷島と沖ノ唐荷島の間を歩いて渡ることができます。潮の満ち引きのしくみを解説してもらった後は、いよいよ徒歩で対岸へ。

左上:今回訪れた無人島 赤矢印が今回歩いた部分

右上:沖ノ唐荷島から中ノ唐荷島を望む

左下:何歩で渡れるか数えながらスタート


ここで問題発生!数日前に通過した台風の影響で、一番潮の引く時間帯のはずでしたが海面が予想より若干高く、長靴で参加していた私は途中で渡ることができず断念。子どもたちのように、構わずザブザブいく勇気がありませんでした。来年は胴長か、ぬれても大丈夫な恰好でリベンジしたいと思います。


 対岸から戻った子ども達と生き物探しをしましたが、ヤドカリ、イソガニ、アメフラシ、ヒザラガイ、カメノテ・・・・と生き物がこれでもか!というぐらい高密度に観察できました。港に戻ってみると、島でたくさん観察されたカメノテがゆで上がった姿で私たちを迎えてくれました。見かけはちょっとグロテスクな感じですが、みんなためらうことなく口に入れます。カメノテの付け根(黒っぽいところ)をむいて中身を食べると、ほどよい塩味で、なかなか美味しかったです。

【カメノテを食べる子どもたち

手が止まりません】

【ゆで上がったカメノテ

黒い部分をむいて食べます】


また、別の日には蔓(かずら)島、別名「おわん島」にも行ってきました。

この日はカキ養殖のいかだを見せて頂き、その後おわん島へ。

【カキの養殖いかだを見学】

【まだ小粒のカキ】

【おわんを伏せたような形からついた名前】

通称「おわん島」

【おわん島に上陸】

海岸で生物観察とゴミ拾い


ここでも磯場の生き物を探したり、貝殻を探したり。最後はきちんと漂着ゴミを拾って帰りました。なかなか普段見ることのできない環境ですが、生き物がたくさん観察でき、波の音しか聞こえない島。リラックスするには最適な場所ですが(すっかり無人島の魅力に感化されていますが)来年また上陸できることを楽しみに、陸からその姿を眺めたいと思います。

(※今回は相生市さんのイベントや相生小学校の授業に同乗させていただきました。島は国有林になっていたり、付近の海は漁場になっていたりしますのでご注意下さい。)

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