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アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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山陰海岸国立公園 浦富

11件の記事があります。

2017年10月31日ちびっ子砂丘レンジャーへの道2017 第1回を開催しました!

山陰海岸国立公園 井原早紀

 皆さん、こんにちは。秋が深まり、紅葉した木々が少しずつ増えてきましたね。 山陰海岸国立公園もだんだんと秋の姿に変わりつつあります。
 さて、先日告知した鳥取砂丘のイベント「ちびっ子砂丘レンジャーへの道2017」の第1回が、9月10日に開催されましたので、ご報告します!

 今年は、昨年の約3倍の20名のちびっ子たちが、ちびっ子砂丘レンジャーを目指して色々な体験に挑戦します!第1回のプログラムは、砂丘の地形地質の学習、多鯰ヶ池(たねがいけ)散策、多鯰ヶ池でのカヌー体験の3本立てです。
 まず、砂丘の地形地質の学習では、鳥取砂丘の基本!砂を盛ってみたり、風紋を観察したりして、砂の動き方の法則や、砂丘のでき方に関するしくみを学びました。

斜面が32度に安定することを実験中 多鯰ヶ池の砂の観察
【堆積した乾いた砂が崩れず安定する斜面の角度(安息角)の実験中。「どこでも約32度になるんだ!」】 【砂丘と砂漠の違いの実験中。「砂丘は砂を掘ると下の方は湿っているよ!」】

 次に、砂丘の砂によって谷がふさがれて生まれた多鯰ケ池を散策。今は木が生えていて分かりづらいですが、昔の多鯰ヶ池の写真を見ると一目瞭然。池と砂丘がつながっていたのかとみんなびっくりしていました。 そして、あらためて周りを見渡すと、自分たちの座っている池の淵も、砂丘の砂と同じだということに気付いてくれました。

多鯰ヶ池の説明 

 続いて、多鯰ヶ池の周りにある植物「タブノキ」で大実験!水の中に細かくちぎった葉っぱを入れると、粘り気が出てきます。昔の武士などが整髪料として使っていたという話を聞くなり、さっそく頭に塗るちびっ子が続出しました!

タブノキの葉をちぎって粘り気を出している 砂丘は掘ると冷たいことを体感中

 

 そして最後はお待ちかねのカヌー体験!初めてのカヌーということで、最初はターンの操作に苦労していましたが、池の中にある小島に上陸したり、魚を見つけたりと、とても楽しかったようで、みんなビショビショになるまで多鯰ヶ池の水上散策を満喫していました!「スイレンの茎がストローみたいに空洞になっていて面白かった」「多鯰ヶ池のでき方にびっくり。砂にそんなことができるなんてすごいと思った」と、たくさんの発見があったようです。

カヌー体験

 ちびっ子砂丘レンジャーへの道のりは、まだまだ続きますので2回目以降もお楽しみに!

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2017年08月14日ちびっ子砂丘レンジャーへの道2017 開催決定!

山陰海岸国立公園 井原早紀

 皆さん、こんにちは。8月に入り、蒸し暑い夜が続いている今日この頃ですが、そんな時は星を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

 先日私も、鳥取砂丘の星空観察会に行ってきました。実は鳥取砂丘は、迷子になることさえ気を付けていれば、転んでも痛くないうえ、ひんやりした砂地の上にどこでも寝転がることができるため、星を眺めるにはとても良いスポットなのです!暗がりと静けさに包まれて日本海を見れば、水平線に白イカ漁の漁り火が浮かんでいて、昼間とは全く異なる雰囲気が楽しめます。

 暑さしのぎに、ぜひ夜の鳥取砂丘を訪れてみてください♪

 さて、そんな鳥取砂丘で今年も、子ども向けの自然体験プロジェクト「ちびっ子砂丘レンジャーへの道2017」を開催します!

 「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」とは、様々な体験を通して、砂丘のおもしろいひみつをたくさん知っている"ちびっ子砂丘レンジャー"になろう! というプロジェクトです。

(大好評だった昨年の様子は2016年8月8日以降のアクティブレンジャー日記をご参照ください。

 過去の記事は、「配置地区」→「山陰海岸国立公園」→「浦富」よりご覧いただけます。)

 今年は、砂丘のいきもの観察や、砂丘のすぐそばにある多鯰ヶ池(たねがいけ)でのカヌー体験、らっきょう畑の間を走り抜けるサイクリング体験など、普段観光客のみなさんが目にする砂丘よりももっと広い砂丘を楽しむことができる内容が盛りだくさんです!

 冒頭でお伝えした砂丘での星空観察も行います☆

【砂丘でのいきもの観察】 【多鯰ヶ池カヌー】
【らっきょうの花畑】

【昨年ちびっ子砂丘レンジャーが作成した

               砂丘マップ】

 昨年の参加者の口コミ効果もあって、今年は早くも募集定員15名に達しました!!

 今年のちびっ子たちは砂丘でどんな発見をするのでしょうか。ちびっ子たちの冒険に乞うご期待です!

 今年もアクティブレンジャー日記で報告していきますので、お楽しみに◎

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2017年06月28日【実施報告】浦富海岸おそうじプロジェクト!!~西脇海岸おそうじカヌー~

山陰海岸国立公園 井原早紀

 皆さん、こんにちは。梅雨入りを感じさせないほど、いいお天気が続いている山陰海岸国立公園ですが、梅雨を感じさせる珍客が浦富自然保護官事務所にやってきてくれました!

 大きなカエルくんです(体長約5cm)!

 事務所の外の杭の上で休んでいるのをレンジャー(自然保護官)が見つけました。目の虹彩が少し赤みを帯びているので、モリアオガエルでしょうか?まさかこんな場所で見られるとは!!びっくりです。

雨が降るまで、ゆっくりしていってね。と思いました。

 さて、先日告知させていただいた、西脇海岸おそうじカヌーが6月14日に開催されましたのでご報告します。

 このイベントは、毎年、岩美町観光協会、岩美町、鳥取県、近畿地方環境事務所が、地元のシーカヤック協議会や漁協などと連携して実施してきましたが、今年はさらに地元のカフェや民宿からも協賛いただくなど、今まで以上に多くの方々のご協力を得て実施することができました。

 当日は、一般からの参加者やボランティアスタッフ等合わせて、総勢35名。昨年、一昨年も参加されたリピーターの方や、昨年に引き続き参加してくださったボランティアの方もいて、おそうじカヌーも少しずつ継続的な活動として根付いてきたなと感じます。

 さて、カヌーに乗り込み、浦富ブルーの美しい海を堪能しながら意気揚々と向かった岩場や洞窟には・・・

 大量のゴミが!!

 いよいよおそうじ開始です!

カヌーで清掃ポイントへ

洞窟の中に溜まったゴミ

岩場のゴミを回収中

カヌーで運搬中

 皆で力を合わせて、漁業用のロープや発泡スチロールなどの漂着ゴミをカヌーに乗せ、浜辺まで運搬しました。集めたゴミの量は、約2トン! 今年もたくさん回収できました。

 当日の様子は下記リンク先に動画がありますので、ご覧ください♪

https://youtu.be/4oCU3m73-oU

 おそうじカヌーは今年で3回目。このイベントを通じて「利用するほどキレイに!」の考え方がだんだんと浸透してきているのでしょうか。有志により、SNSを通じてキレイな浦富海岸を守っていく取り組み等を発信、情報共有する「おそうじプロジェクト!!」が立ち上がるなど、浦富海岸を楽しむ誰もが・いつでも美化清掃に関わることができる取り組みが少しずつ広がり始めているようです!

(参考情報:「浦富海岸おそうじプロジェクト!!」FacebookページURL:https://www.facebook.com/groups/1808823392715828/

(集めたゴミはトラックに乗せて処分場まで運搬し、適切に処分しました)

 おそうじカヌーを通じて、美しい浦富海岸をいつまでも楽しめる「持続的な利用」が定着していけば良いなと思います!皆さん、お疲れさまでした!

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2017年05月30日浦富海岸おそうじプロジェクト!!~西脇海岸おそうじカヌー~ 参加者募集中☆

山陰海岸国立公園 井原早紀

皆さん、こんにちは。浦富自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの井原です。

海岸沿いや鳥取砂丘内で、ハマヒルガオが花ざかりになり、山陰海岸の初夏を感じています!

熱い日差しを喜ぶように昼に咲き、夕方にはしぼんでしまうハマヒルガオ。ハマヒルガオは日本各地の砂浜でも見られるので、うすピンク色の絨毯(じゅうたん)を探しに、ぜひお近くの海岸に足を運んでみてください。

さて、そんな初夏の山陰海岸国立公園で、今年もおそうじカヌーが開催されます!

おそうじカヌーとは、ボートでは入れない洞窟や、歩いてたどり着くことができない浜の漂着ゴミを、カヌーを使って回収し、浦富海岸をみんなで「使えば使うほどキレイな場所」にしていこう!というイベントです。

(昨年度の様子はこちらから2016年7月5日の記事をご覧下さい:http://kinki.env.go.jp/blog/sanin/a-uradome/index.html

第3回目の開催となる今年は、浦富海岸の中の西脇海岸をおそうじします!

西脇海岸は、透き通った海と白い花崗岩、緑の松のコントラストが美しい海岸で、海岸に接する東浜駅は、6月から運行されるJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の停車駅にも選ばれています。

そんな西脇海岸の、知られざる洞窟やふだん行けない浜にカヌーで行き、一緒に楽しみながら浦富海岸をキレイにしちゃいましょう!参加者募集中です!

お申し込みは、岩美町観光協会HPからどうぞ◎

(岩美町観光協会HP: http://www.iwamikanko.org/articles/view/337

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2017年02月08日ちびっ子砂丘レンジャーへの道・第4回開催!

山陰海岸国立公園 井原早紀

 皆さん、こんにちは。浦富自然保護官事務所アクティブ・レンンジャーの井原です。

先月の大雪で、鳥取砂丘はすっかり雪化粧。この季節にしか見られない美しい光景にとても魅了されました! 

【白銀の鳥取砂丘】

 

 さて、1月22日(日)に、「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」が開催されました。ついに4回シリーズの最終回です!(1回目は2016年8月8日、2回目は10月20日、3回目は12月22日の井原のAR日記をご覧ください。)今回は「バリンホウキ作り」と「砂丘散策マップを作成しよう!」というプログラムです。


 まずは、バリンホウキ作り。バリンホウキとは、砂丘の植物ケカモノハシの根から作るほうきのことで、古くから鳥取砂丘周辺の地域で使われてきたものです。(※今回は自然公園法の許可を得て実施された除草作業により発生したケカモノハシを使用しています)

【長い根っこにびっくり】

【完成!】

 出来上がった後は、さっそく完成したバリンホウキを使って机の上や床をお掃除。みんなほうきが使えるのが嬉しかったようで、かなり念入りに掃除してくれました。

 続いては、砂丘散策マップ作り。これまで砂丘で学んだことや体験してきたこと、おもしろいエピソードや感動を砂丘に来るたくさんの人に伝えよう!ということで、みんなで一つの大きなマップを作成します。

 マップが完成した後は、ちびっ子の家族がお客さんになって発表会!クイズもまじえて、砂丘周辺の魅力を紹介していきます。中でもジェスチャークイズはサンドボードの動きなどがお題になり、なかなか難問で、大人も白熱しました。

 最後のミッションを立派にやり遂げたちびっ子達。自然公園財団鳥取支部の所長、通称砂丘の主「じろけん」から認定証を受け取り、みごと初代「ちびっ子砂丘レンジャー」に認定されました!!

 昨年7月から砂丘を全力で楽しみながら色んな体験をして、砂丘の魅力をまるごと知ったちびっ子達の顔は、なんだか誇らしげです。

 ちびっ子砂丘レンジャー達のこれからの活躍を期待したいです!


 砂丘散策マップは、現在建替え工事中の鳥取砂丘ジオパークセンターの仮囲壁に貼り出す予定なので、鳥取砂丘に来られた際はぜひご覧ください!

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2016年12月22日ちびっ子砂丘レンジャーへの道・第3回開催!

山陰海岸国立公園 井原早紀

 みなさん、こんにちは! 浦富自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの井原です。寒い日が続き、鳥取砂丘の空に雪が舞うのももうすぐです。

 さて、11月20日(日)に開催された「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」の第3回目では、雪よりも一足先にちびっ子達が鳥取砂丘の空を舞いました!

(第2回の詳細については10月20日のAR日記 http://kinki.env.go.jp/blog/2016/10/20/をご覧ください!)

 第3回目は、鳥取砂丘の農業利用の歴史学習と、砂丘をパラグライダーで空から見てみよう!というプログラムです。午前中は、鳥取砂丘のすぐそばにある、鳥取大学乾燥地研究センターで「鳥取砂丘の農業利用の歴史」=「人々の砂丘との戦いの歴史」を学びました。

「砂丘との戦い」という言葉に疑問を持たれた方がいるかもしれません。

今では観光地となり、国立公園としてもその貴重な価値が認められている鳥取砂丘ですが、かつて、砂丘は周辺の人々にとって、使い道のない広い砂地だと思われていた時代がありました。

人々は、ここで暮らしてゆくためにどのような試行錯誤をしてきたのでしょうか?

 まず、家や畑を砂で埋めてしまう、「飛砂」について機械で実験!

砂防林や防砂柵をつくることで、人々の生活を飛砂から守ってきたこと教えてもらいました。

 【まるで砂嵐の中みたい!】

 つづいて、砂丘地で農業をするために開発・改良されたスプリンクラーやトラクターなどを見学し、水やりや、砂地での車移動など、砂丘特有の問題を乗り越えるための色々な工夫を学びました。

スプリンクラーがない頃の、昔の水やり方法も体験!農家のお嫁さんは死ぬほどしんどい思いをしたので、「嫁殺し」と呼ばれたそうです。「昔の水やりは大変だったんだなぁ。」

みんな、乾燥地研究センターでの体験を通して砂丘の農業利用の歴史を楽しく学んだ様子でした!

 午後は、楽しみにしていたパラグライダー体験!

パラグライダーは、鳥取砂丘の人気アクティビティの一つです。空・砂丘・海の景色がバツグンなことはもちろん大きな魅力ですが、地面が砂地で柔らかいことや障害物がなく、見通しが良いことから、初めてパラグライダーをするにはもってこいの場所なのです。

ちびっ子の準備は万端! いよいよ空へ飛び立ちます!!

 さすが元気いっぱいのちびっ子たち、寒さをものともせず、2回目、3回目と砂丘の空へ飛んでいきます。

はじめは怖がっていた子どももいましたが、気が付けば順番待ちの列が!

「最初は難しかったけど、2回目は長く飛べてうれしかった!」

「おまたが痛かったけど、楽しかった!」

みんな楽しんでくれたようです。いつもより少し高いところから見た鳥取砂丘は、また少し違って見えたのではないでしょうか。

 終わりのまとめシートの時間は、3回目にもなるとみんな慣れた様子で感想を書きました。この時間もとても楽しそうでした!

 さて、次回はいよいよ最終回!

ちびっ子砂丘レンジャーを目指して、ちびっ子たちが益々大奮闘!?

どうぞ盛大なご声援をお願いいたします!

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2016年10月20日ちびっ子砂丘レンジャーへの道・第2回開催しました!

山陰海岸国立公園 井原早紀

みなさん、こんにちは! 浦富自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの井原です。

山の木々が少しずつ紅葉し始め、秋が深まってきましたね。

台風や雨が続いた影響か、山陰海岸国立公園内でもあちらこちらでキノコが顔を出しています。なんと砂丘の中にも!!

砂丘キノコでキノコご飯が作れたらいいのにな、と思う今日この頃です。

【砂丘のキノコ】

そんなキノコに紛れて、秋の砂丘にひょこひょこっとちびっ子たちがやって来ました。「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」第2回目開催です!


第1回のときと比べて、夏休みの間にみんなこんがり日焼けしていました。新しい仲間も2人加わって、前にも増してみんな楽しそうな様子。本日も絶好調です!

(第1回の詳細については8月8日のAR日記をご覧ください!)


今回、ちびっ子砂丘レンジャーたちは、砂丘の歴史について学習し、砂丘ならではのアクティビティにチャレンジしました。

午前中は砂丘の東側エリアを歩きながら、タイムトラベル!砂丘周辺の地形変化と、人と砂丘が関わってきた歴史について学びました。

【弥長神社】

まず訪れたのが、弥長神社。100段以上もある長い階段を上っていくと、小さな神社があります。

【大きなキノコがたくさん!】   

ここでは弥長神社の神様である神功皇后の伝説について学びました。伝説によると、皇后さまが今の鳥取砂丘がある辺りにやって来たときは、この辺りに砂丘は無く、一帯はすべて海だったとか!

弥長神社の建っている山は島だったそうです。神社をお参りして、境内の周りでドングリ拾いをしました。


続いて、ちびっ子砂丘レンジャーたちを待ち構えていたのは...

【一ツ山離水海食洞】

すごいスケールの海食洞!地球が暖かかったおよそ6000年前の縄文時代、この辺りが海だった頃に、波によって削られてできたもので、自然の波の力に驚きます!!


その次に訪れたのは、岩戸地蔵。岩戸地蔵は、海面が高かった時代に、岩に波が当たって穴が空き、その穴の中に後の人々が地蔵を置いてお供えをしてきたものです。江戸時代に描かれた岩戸地蔵の絵と見比べながら、岩戸地蔵が古くから大切にされてきたことを学びました。

【岩戸地蔵】

時代によって何度も海面の高さが変わり、今の鳥取砂丘や周辺の地形ができていることと、それとともに人も生活の場所を移してきたということが分かりました。


タイムトラベルの後は、砂丘温泉ふれあいランドにて、水質の実験!

砂丘の下から湧き出す温泉は、どんな性質なのか?

普通の水や、コーラ、酢、砂丘のオアシスの水等をリトマス紙に浸して、色の変化を比べながら実験しました。

初めてリトマス紙を使った子が多く、「予想していた結果と全然違った!」「コーラはなぜ甘いのに酸性なの?」「家に帰って、他の液体でも実験したい!」など、大盛り上がりでした。


午後は、砂丘でいよいよサンドボード体験!

サンドボードとは、簡単に言うと、スノーボードの砂バージョン。

こんな急斜面を滑り降ります!皆ドキドキ!!

最初はそりで遊んで、慣れてきた子からサンドボードに挑戦しました。

最初は怖がって全くやりたがらなかった子も、みんなに応援されながら勇気を出して滑って、一度転んでしまえば、2回目からはどんどん楽しそうに滑っていきました。みんな目覚ましい成長ぶりでした!


いっぱい滑って砂まみれになった後は、気づいたことや体験したことを学習シートにまとめました。

「海食洞の中は涼しかった」

「岩の中にお地蔵さまがいてびっくりした」

「サンドボードは出来るか分からなかったけど、やってみたら出来た!」など、今回も色んな発見をして、新たに自信もつけてくれたようです!


ちびっ子砂丘レンジャーたちは、持ち前の好奇心で砂丘のことをたくさん学んで、どんどん成長していきます。

さて、次回は鳥取大学の研究施設 乾燥地研究センターでの農業体験やパラグライダー体験が待っています。

子どもたちのちびっ子砂丘レンジャーへの道、第3回目も乞うご期待です!!

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2016年08月08日【実施報告】ちびっ子砂丘レンジャーへの道・第1回

山陰海岸国立公園 井原早紀

皆さんこんにちは。浦富のアクティブ・レンジャーの井原です。

8月に入り、夏本番! 暑さもますます厳しくなってまいりましたね。

比較的暑さに強い私も、鳥取砂丘の中を巡視すると、定番の梨ソフトクリームと一緒に溶けてしまいそうになります。まさに灼熱。

【夏の鳥取砂丘】  


しかし、そんな真夏の砂丘の中でも、ちびっ子は元気!!

7月31日(日)に開催された子どもパークレンジャー事業、「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」の第1回目にも、元気なちびっ子達がやって来ました!(事業の詳細については7月20日のAR日記をご覧ください!)


第1回目は、砂丘とらっきょうの関係や、砂丘の地形地質・いきものについて学ぼう!というプログラムです。「なぜ鳥取砂丘でらっきょうなの?」と思った方もおられるのではないでしょうか?

実は、らっきょうは、鳥取砂丘のような厳しい環境の砂地でも育てられる数少ない農作物のひとつなのです。だから、鳥取砂丘の周辺に暮らした人々は、戦後、国から払い下げを受けた砂丘地を農地にするために植林し、一生懸命水をやり、試行錯誤しながら、立派な「砂丘らっきょう」というブランドを作り上げたのです!


午前中は、そんならっきょうの歴史を学んだ後、らっきょうの植え付け体験をしました。

   【らっきょう農家の方の説明】
   
 


らっきょうをまっすぐに植えるのは大変でしたが、力を合わせて目標の範囲を植え付けすることができました。でも、頑張った部分は広い畑のほんの一部。

広大ならっきょう畑を人力で植え付けしている農家の方々の大変さがよく分かりました!


植え付け体験の後は、らっきょうを使った料理づくり体験。

今回は、酢豚と春巻きを作りました。

はじめて使う包丁にドキドキ。


初めて本格的な料理づくりをして、「ぼくでも料理が作れるんだ!」と自信をつけた子も。

とっても美味しいらっきょう料理が完成しました。


腹ごしらえが済んだところで、もちろんちびっ子砂丘レンジャーたちは、砂丘の基本も学びます。午後からは砂丘の中を歩いて、砂丘のでき方や、砂丘のいきものについて学びました。

「砂の温度が60℃になるの!?」「砂丘に土器が落ちているよ!!」と、知らなかった砂丘の一面を知ってみんな大喜び!

アリジゴクを捕まえたり、カワラハンミョウを追いかけたりと、珍しい砂丘のいきものにみんな大興奮!

【アリジゴクを観察中】


たくさん砂丘をかけ回った後は、学んだことや発見したことを絵や写真を使いながら学習シートにまとめました。


「砂丘の火山灰の出ている場所に土器のかけらがあった」

「砂の温度を計った。暑かった」など、思い思いの感想があり、出来上がった学習シートからは子どもたちそれぞれの感動が伝わってきました!


朝から盛りだくさんの一日でしたが、参加してくれた子ども達はいい笑顔で帰っていきました。


子ども達のちびっ子砂丘レンジャーへの道のりは、まだまだ続くので2回目以降も楽しみにしていてくださいね!

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2016年07月20日ちびっ子砂丘レンジャーへの道 参加者募集中!

山陰海岸国立公園 浦富 井原早紀

 皆さんこんにちは。浦富のアクティブ・レンジャーの井原です。

夏が近づいてくるにつれて、イベントの数も増え、山陰海岸国立公園は夏らしい活気にあふれています!


 私の最近の楽しみは、国立公園内にある鳥取砂丘で、毎週金曜日に行われている夕方除草ボランティアに参加することです。

 除草ボランティアは、ちょうど日没の時間に終了するのですが、鳥取砂丘のサンセットはとても素晴らしく、日本海に沈むダイナミックな夕陽を眺めることができるんです!

 とってもロマンチックですよ♪


【鳥取砂丘の夕陽】


 さて、そんな魅力いっぱいの鳥取砂丘で、この夏、環境省子どもパークレンジャー事業として子ども向け自然体験プロジェクトを開催します。

 その名は、「 ちびっ子 砂丘レンジャーへの道 」です!

 鳥取砂丘は歩いて眺める、という楽しみ方以外にも、たくさんの魅力的なアクティビティや歴史、自然の不思議があるんです!砂丘のいきもの観察や、パラグライダー、らっきょうの植えつけなどのアクティビティを体験しながら、いっぱい楽しんでいっぱい学び、鳥取砂丘のおもしろいひみつをたくさん知っている"ちびっ子砂丘レンジャー"を目指そう! というプロジェクトです。

 【パラグライダー】

                                     

 【砂丘でのガイドさんによる自然解説】                 

【平成25年度子どもパークレンジャー認定式の様子】


 夏から秋にかけて、様々な感動的な表情を見せてくれる砂丘で、いつもとはひと味違う体験が盛りだくさんのプログラムとなっています。広い砂丘を思う存分、たっぷり遊びたいお子様はぜひお申込みください☆

夏休みの宿題にもぴったりです!

先着15名となっておりますので、お早めにどうぞ。

  詳細はコチラ:http://kinki.env.go.jp/to_2016/post_59.html

  チラシ:チラシ.pdf


もしかしたらこの夏、鳥取砂丘にお越しの際は、ちびっ子砂丘レンジャーたちに会えるかも!

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2016年07月05日【実施報告】浦富海岸もっとおそうじカヌー!!

山陰海岸国立公園 浦富 井原早紀

皆さんこんにちは。浦富のアクティブ・レンジャーの井原です。雨が多い季節となりましたね。しかし、浦富の海は雨の日でもバツグンの透明度です!

山陰海岸国立公園の浦富海岸は、毎年たくさんのカヌー体験者等が訪れ、その海の透明度や、ダイナミックな地形の景観などを楽しんでいます。

【浦富海岸】


そんな美しい浦富海岸をカヌーを使ってもっと綺麗にしよう!ということで、6月24日(金)に「浦富海岸もっとおそうじカヌー!!」を開催しました。

このイベントは、船では入れない洞窟や、歩いてたどり着くことができない浜の漂着ゴミを、カヌーを体験しながら回収することで、浦富海岸をみんなで「使えば使うほどキレイな場所」にしていくイベントです。


岩美町観光協会、岩美町、鳥取県、環境省の共催で、昨年に引き続き2回目の開催となる今年も、地元のシーカヤック協議会や遊覧船業者、漁協など多くの方々と協力してイベントを行いました。

参加者はボランティアスタッフ等含めて、総勢40名。地元鳥取の方はもちろん、遠くは神奈川県からもご参加いただきました。中には、昨年も参加されたリピーターの方や、昨年は一般参加者で、今年はスタッフとして参加した方などもいらっしゃいました。


さらに今年は、浦富海岸からこの取り組みを広めていけないだろうか、ということで、山陰海岸国立公園の竹野地域のカヌーガイドさんや、隠岐ジオパーク関係者の方々にも参加していただきました。


【開会式】

【準備体操とカヌーこぎ方練習】


カヌー初心者と経験者ごとにグルーブに分かれて、いよいよ海へ出発!ポケットビーチや洞窟の中の安定した場所でカヌーを降りて、おそうじ開始です。

【作業の様子】


美しい眺めの浦富海岸ですが、実際に浜に降り立ってみるとやはりゴミはたくさんあります。特に洞窟の奥にはすごい量の漂着ゴミが溜まっており、ゴミ袋が足りなくなってしまいました。

カヌーで回収したゴミは、漁船に積んで漁港へ持ち帰ります。集まったゴミの量は、なんと漁船山盛りに4隻分でした。皆さん一生懸命作業してくださいました。


途中雨が心配でしたが、願いが通じたのか、なんとか小雨で収まり、無事にイベントを終えることができました。


今回のおそうじカヌー!!を通して、観光客や地元の人が楽しみながら環境を保全するイベントが色々な地域に波及し、みんなで綺麗な海を守る取り組みや思いが広がっていけばいいなと思いました。

皆さんの地元でも、おそうじカヌー!!をぜひやってみませんか?

当日の様子は下記リンク先に動画がありますので、ご確認ください♪

http://www.iwamikanko.org/articles/view/288


皆さん、お疲れさまでした!

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