ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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山陰海岸国立公園 竹野

316件の記事があります。

2006年10月27日子ども野生復帰大作戦?来日岳登山?【イベント】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野ARの川越です。
10月21日に子ども野生復帰大作戦?いい汗かこう!山登り、来日岳(くるひだけ)登山?が行われました!
来日岳は豊岡市城崎町にある標高566.6mの独立峰で、山頂からの眺めは抜群です。晩秋の早朝には頂上から雲海を見ることができるそうです。
この日は子供達、保護者の方、スタッフも含め総勢78名の参加者が来日岳に登りました。

写真:開会式の様子

午前9時に集合場所を出発し、登山口に向かいました。入り口からいきなり急な登り道が始まりました。この急な登り道はしばらく続きました。途中に何度か休憩をはさみながら登り続けることおよそ2時間半…。

写真:中間地点で休憩中
11時40分頃、ついに頂上に到着しました。

写真:やっと到着!



写真:頂上からの眺めは最高です。写真中央に流れる川は日本海へ流れる円山川(まるやまがわ)です。この川の川霧が日本海へと流れる幻想的な眺め(雲海)をここから見られるそうです!

昼食後は班で代表を1人決めて、山びこ大会を行いました。

写真:山びこ大会の様子
そして13時に下山を開始しました。

写真:途中から林道を降りていったのですが、アスファルトなので足が疲れました。

下山を開始してから約3時間後に、朝の集合場所に到着しました。
今回の登山は長時間で、道も険しいところがありましたが、リタイヤする人も怪我人もなく下山できました。小学校一・二年生の子も参加していましたが、頑張って最後まで歩き通しました!
またこの時期はまだ紅葉の時期ではなかったのですが、登山道の至る所にかわいい花が咲いており、登山を楽しむことができました。

※来日岳には熊が出ることがありますので、事前の情報収集は必須です。また熊よけの鈴を忘れずに持って行きましょう。

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2006年10月20日アベサンショウウオ【動物】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。
10月13日に関係者の方々と大岡アベサンショウウオ生息地保護区で土砂の掻き出し作業を行いました。

写真:作業前


写真:作業後 溝を覆っていた草を取り除き、泥を掻き出しました。

アベサンショウウオは両生類の一種で小型のサンショウウオ類です。種の保存法で国内希少動植物種に指定されている絶滅危惧種で、個体数は少なく分布域も大変狭いです。

写真:アベサンショウウオの幼生です。

環境省では平成18年7月3日付けで京都府京丹後市の生息地を「善王寺長岡アベサンショウウオ生息地保護区」に指定しました。この指定を記念して京丹後市アグリセンター大宮にて講演会が開かれます!この様子もまたお伝えしたいと思います。

◆イベント情報◆
♪善王寺長岡アベサンショウウオ生息地保護区指定記念講演会♪
「きみの棲む里、わたしの故郷」

 日  時:平成18年10月29日(日)13:30?16:30
 会  場:京丹後市アグリセンター大宮 多目的ホール
 参加方法:事前申込みは不要ですので、当日会場まで直接お越しください。参加費は無料です。

 詳しくは、こちらをご覧ください。
 http://c-kinki.env.go.jp/pre_2006/1011a.html



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2006年10月12日子ども野生復帰大作戦?魚釣りギネス大会2006?【イベント】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。
10月6日と7日に降った大雨の影響で、事務所近くの弁天浜には流木やペットボトル等が大量に漂着しています。

写真:10月10日の弁天浜の様子

さて、10月1日に子ども野生復帰大作戦?魚釣りギネス大会2006?が行われました!
場所は竹野川河川敷公園です。今回は小学校低学年の子は保護者同伴で参加です。
当日は朝から冷たい雨が降っていましたが、中止にはならず開催時間を短縮することでなんとか行われました。

今年はあまり釣れないかも…という噂がスタッフ内で流れていたため、私の担当班全員何も釣れなかったらどうしようと思っていましたが、予想に反して子供達は次から次へと魚を釣っていました!

写真:魚釣りの様子

写真:マハゼを釣りました!

写真:中にはモクズガニを釣った子も…。


釣った魚の体長・重さ・同定を行った後、マハゼ・アジ・スズキ・イシダイ等食べられそうな魚は天ぷらや唐揚げにしてお昼ご飯になりました(その他小さな魚等は逃がしました)。
昼食後は釣った魚の集計を元に、野生グランプリ・大物賞・大漁賞・外道賞(おもしろいものを釣った子へ)・ぼうず賞(釣れなかった子へ)・元庄屋賞の表彰が行われました。

写真:表彰式
今回は雨の中で行われ、時間も短縮されてしまいましたが好評だったようです。

釣りは楽しいですが、やはり危険なこともあります。釣り針の扱いには十分気をつける、天候に注意し増水時には行わない、単独で行動しない、ゴミや釣り針は必ず持ち帰るなどマナーや注意事項を守り、安全に楽しみたいですね。

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2006年10月06日エチゼンクラゲ・ソラスズメダイ【動物】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。
今日は台風の影響でかなり強い雨が降っています。明日は子供野生復帰大作戦大人カリキュラムのイベントが予定されていますが、天候が心配です。

9月19日の竹野ARの日記でエチゼンクラゲの破片と思われるものを紹介しましたが(9月19日の日記→http://c-kinki.env.go.jp/blog/2006/09/index.html
今回は生きているエチゼンクラゲに出会ったので紹介したいと思います。

写真:エチゼンクラゲ 

これはまだ小さいサイズだそうですが、触手はかなり長かったです。青い海中をフワフワとゆっくり近づいてくるエチゼンクラゲは迫力がありました!

こちらはソラスズメダイです。

写真:ソラスズメダイ
小さいですが青い魚たちが見えるでしょうか。彼らは熱帯魚です。夏から秋にかけて、南の海に住む熱帯魚が対馬海流の暖かい流れにのって大浦海岸へやってきます。
しかし、冬になり海水の温度が下がると生きていられなくなり死滅します。このような魚たちを「死滅回遊魚」と呼んでいます。ちょっと(かなり?)悲しい運命の魚たちです。
しかし観察している私としては、とにかくきれいな魚たちに感動!来年もまた見たいと思いました。

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2006年09月29日コウノトリが放鳥されました【イベント】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。
今日の気温は27度!夏が戻ってきたような暑さです。でももうセミの鳴き声は聞こえません。夕方になると昼間の暑さはどこかにいってしまい、スーッと涼しくなっていきます。

さて、今月の23・24日に、兵庫県豊岡市にてコウノトリの放鳥が行われました!私は私事で行くことができなかったのですが(よって写真がありません。ごめんなさい)、23日は2500人もの見学者がいたそうです。
(※9月11日の竹野ARの日記にもコウノトリについて書いています:
http://c-kinki.env.go.jp/blog/2006/09/index_2.html

23日に放鳥されたコウノトリは3羽でした。放鳥場所は豊岡市の円山川河川敷で行われました。放鳥の際のテープカットは公募で選ばれた方々が行いました。
24日はコウノトリの郷公園から数キロ離れた水田地帯に設けられた囲いから4羽放たれました。この囲いの中には、すでに6月から放鳥予定の4羽がいました。周辺の環境に慣れさせるためだったそうです。

現在大空を飛んでいるコウノトリは16羽です。もしかしたら豊岡市を飛び出していろんな場所に飛んでいくかもしれないですね。人工飼育開始から放鳥に至るまで、長い長い年月がかかっています。放鳥されたコウノトリ達も長い目で見守っていくことが大切ではないかと思いました。


写真:昨年12月にコウノトリの郷公園に設置された放鳥記念碑
   「ほろびゆくものはみなうつくしい しかし ほろびさせまいとするねがいはもっとうつくしい」コウノトリの保護を提唱した阪本勝・元兵庫県知事の詩が刻まれています。


放鳥時の画像も見られます↓
兵庫県立コウノトリの郷公園
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/
豊岡市立コウノトリ文化館
http://www3.city.toyooka.lg.jp/kounotori/index.htm


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2006年09月19日これは何でしょう【動物】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。
竹野スノーケルセンター・ビジターセンター前の大浦海岸に、こんな物が漂着していました?。これは何でしょう。

写真:脆そうですが、持っても壊れません。
ゼラチンの塊みたいですね。この破片は、おそらくエチゼンクラゲではないかとのことでした(あくまでも破片なので断定できません)。触ってみた感じは、ゼリーを固くしたような感触でした。
エチゼンクラゲですが、日本近海にいるクラゲの中では最大で、傘の直径が1mを超すものもいるそうです。ちょくちょく大浦海岸に出没しているようで、スノーケルで出会うこともあるみたいですが、遭遇したいようなしたくないような…複雑な気持ちです。

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2006年09月11日コウノトリ【動物】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

コウノトリ【動物】
こんにちは 竹野AR川越です。
九月に入ってからほぼ毎日、曇りまたは雨の日が続いています。

今日はコウノトリの紹介をしたいと思います。

写真:コウノトリ(豊岡市立コウノトリ文化館にて撮影)


ツルによく似ていますがコウノトリはサギやトキと同じ仲間です。
国の特別天然記念物に指定され、環境省のレッドデータブックにも記載されている希少種で、翼を広げると約2mもある大型の鳥です。

撮影した場所は「兵庫県立コウノトリの郷公園」です。この施設は長年コウノトリの保護・増殖に取り組み、現在は100羽以上のコウノトリが飼育されています。

2005年9月24日には人工飼育コウノトリの試験放鳥を実施し、訓練された5羽のコウノトリが大空に飛び立ちました。そして今月の23日と24日に新たにコウノトリが7羽、放鳥されます!ケージの中での生活から自然の中での生活へ・・。放鳥されるコウノトリはどんな気分なんでしょうね。

写真:県立コウノトリの郷公園 西公開ケージの様子
見えにくくてすいません。雨の中大人しくしているコウノトリ達。サギも何羽か混じっています。


写真:人工巣塔
上の方にコウノトリが留まっています。


兵庫県立コウノトリの郷公園
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/
豊岡市立コウノトリ文化館
http://www3.city.toyooka.lg.jp/kounotori/index.htm

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2006年09月06日奇岩紹介【その他】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

昨日・今日と竹野では久しぶりに雨が降っています。気温もぐっと下がり、八月の真夏日に慣れつつあった私には、ちょっと肌寒いくらいです。

公園内の海岸線沿いには、日本海の荒波による浸食を受けて形成された、おもしろい岩がいくつかあります。

まずはこの岩。何か生き物の形に似ていませんか??

写真:今子浦にて撮影

カエルにそっくりな、この岩の名前は「かえる島」です。この岩は古くから祈願岩として、様々な願いを叶えてきたと言われています。

さて、次はこの岩ですが、間隔約2.5mの突き出した岩柱の間に大きな岩が挟まっています。

写真:写真だと小さくみえますが、実物はかなり大きいです!

その名も「はさかり岩」。この岩は洞門の天井部分が落ちて、岩と岩の間に挟まったものだそうです。もともとは一つの岩だったんですね。はさかり岩は県の指定文化財にもなっています。
ところで、私は普通に使っているし、聞き慣れているので何とも思わなかったのですが、「はさかる」というのはもしや方言?みなさんはなんと言われているでしょうか。

これらの奇岩の他にも山陰海岸国立公園には数多くの洞門や洞窟、海食崖等があります。この二つはおもしろい形なので、比較的見つけやすいと思います。

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2006年09月01日子ども野生復帰大作戦?原始人キャンプ?【イベント】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。九月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいです。夏バテには気をつけましょう?。

それでは前回に引き続き、子ども野生復帰大作戦?原始人キャンプ?の後半の様子をお伝えしたいと思います。
二日目を迎えた原始人キャンプ、朝の起床は六時でした。担当班の子供達はすでに起きていて、昨日川に仕掛けたトラップを引き上げに行って戻ってきた後でした。さて、トラップの中には何が掛かっていたかというと…。

写真:トラップ確認の様子

なんと大きなウナギ二匹とカニが一匹!!

写真:ウナギ拡大写真

こんな大きなウナギは海にしかいないだろうと思っていたので、とても驚きました。もちろん子供達もかなり喜んでいました!!

さて、朝食は班ごとに「ほうとう」を作りました。生地をこねて、好きな形に作ります。

写真:ほうとう作り


写真:となりのテーブルで他の班の子が作っていたのがかなり力作だったので、写真に撮らせてもらいました。茹で上がった時に原形はとどめていたのでしょうか…気になります。


出来上がった「ほうとう」は茹で時間が足りなかったのか、中までしっかり火が通っていないものがありましたが、おいしくいただきました。朝食作りにかかった時間は食べる時間も含めて二時間半くらいでした。

朝食の後は二時間の自由時間がありました。何をしようかなと思っていたところ、子供達から川に入りたい!とリクエストがあったので、川へ行くことに。他の班がちょっと遠くの竹野川に行くというので一緒に行くことになりました。二十分後、竹野川に到着し川遊びをしました。

写真:川遊びの様子

川遊びの後の昼食は、そうめん流しでした。みんな夢中で食べていました。朝捕れたウナギは、この時蒲焼きになって昼食時に登場!おいしかったです。

写真:そうめん流しの様子
その後、テントの片づけをして、全体で終わりの会をして解散となりました。
二日間は長かったけど、終わってみるとあっという間でした。反省点も多くありましたが、とてもよい体験ができたと思います。子供達の夏休みの楽しい思い出の一つになってくれれば、と思います。



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2006年08月25日子ども野生復帰大作戦?原始人キャンプ?【イベント】

山陰海岸国立公園 竹野 川越小耶加

こんにちは 竹野AR川越です。

8月もあと一週間ほどで終わりですね。夏休みの思い出は作れましたでしょうか。
8月24-25日に豊岡市竹野にある「たけのこ村」にて子ども野生復帰大作戦・自然体験学校?原始人キャンプ?(以下、原始人キャンプ)が行われました!(子ども野生復帰大作戦につきましては5月から度々竹野ARの日記で紹介していますので、ぜひご覧下さい。)

この原始人キャンプ(一泊二日)は、火は自分達でおこす、食事はもちろん自分達で作る、お皿や箸やコップも作る、食材だって必要とあれば川や山で自分達で取ってきなさい!というその名の通りのキャンプです。私もスタッフの一人として参加してきましたので、キャンプの様子を一日目と二日目に分けて、お伝えしたいと思います。

一日目は朝から気持ちよく晴れ、心地のよい風も吹いていてキャンプ日和となりました。

写真:原始人キャンプ会場 たけのこ村

10時の開会式のあと、班ごとに分かれて班長や係など、各役割を決めました。

決めたら早速テント設営。子供達は大きなテントに悪戦苦闘しながらも、ちゃんと自分達で張ることができました。ちなみに私は子供達に設営の仕方を教えてもらいながら手伝いました…。

写真:テント設営風景その1

写真:テント設営風景その2 

 お弁当(昼食)を食べた後は夕食時に使う箸・皿・器作りです。材料は竹のみ。

写真:最初に説明を受けてから作り始めます。ナタやノコギリは大変危険です。使う時は必ず友達から離れ、軍手をはめて使いましょう。

写真:作業風景

写真:完成作品
 工夫して柄杓やナイフを作ったりしている子もいました。
小さな切り傷もなんのその。怪我した?と報告する子に、班の子が持参していた絆創膏をあげていました。えらい!

 食器が完成した後は夕食作りです。メニューははんごうめしとおみそ汁という、とてもシンプルなメニューです。時間の都合で火おこしはマッチでした(残念!)。それでも枯れ葉や枯れ枝をくべて、炎になるまでみんな頑張っていました。

写真:火おこし風景

食事風景は、私の食い意地がはっていたためうっかり撮り忘れました。ごめんなさい。ご飯は上手に炊けていましたよ?。中にはコゲコゲのご飯だった班もあったとかないとか…。
夕食後はキャンプファイヤーです。夜になるときれいな星空が出現。班の子に、あれが夏の大三角だよ?と教えてもらいつつ、移動開始。到着したら班ごとに座りました。そして大きな火をバックに班ごとに出し物を披露しました。竹の食器を楽器がわりに演奏したり、歌を歌ったりして一時間を過ごしました。

写真:キャンプファイヤー風景
少しピンぼけしてます。
帰りはライトなしで、肝試しのような感じでテントの方へ戻りました。
すべてのプログラムが終了したのは午後九時半頃。就寝は十時過ぎくらいでした。
やっと一日目終了です。かなり疲れました。でも朝からずっと休みなしで様々な体験をしてきた子供達は、もしかしたらスタッフ以上に疲れていたりして、などと思いつつテントを後にしました。翌朝の起床は六時です。ちゃんと起きることができるでしょうか(自分の心配含む)。次回に続きます!

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