2010年3月9日
■ 春の足音 【動物】
2010年3月8日
■ 大台百景11・12「夜」【動物】
忘れずに続けています。(何を忘れずに続けているの?という方は以前の日記をご覧下さいhttp://kinki.env.go.jp/blog/article.php?blog_id=952)
「大台百景」と題して、吉野熊野国立公園大台ヶ原の魅力を、写真を使いながらご紹介してきました。今回はちょっと視点を変えて、夜の大台ヶ原をお伝えしたいと思います。
大台ヶ原の森には外灯がないので、月も出ない日は夜中でもないのに、暗くなるともう真っ暗。視界がきかないので、昼間とは違って森の音を敏感に感じとることができます。風が木の葉をゆらす音、獣が動いた音や、鳴き声など聞こえる音はさまざまです。
そんな中でも、一番目立って聞こえてくるのはシカが出す音ではないでしょうか。
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11.夜のニホンジカ(10月)
ニホンジカは夜になると活発に動きます。「ピュウッ!」という警戒の鳴き声が夜の森に響き渡るなか、シカを発見!光の強いライトをあてると反射した目が驚くほど光ります。

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12.オオナメクジとオオミズアオ(7月)
梅雨の時期になると夜にこんな大きなナメクジを見かけることも(写真左)。建物のまわりでは、この時期に現れる、水色の羽がキレイなオオミズアオが灯りに集まってきます(右)。これも大きくて迫力があります。
そして時々「なんや今のは!?」という音も聞こえてきます。「誰か後ろにいる気がする・・・。足音が聞こえる。」など。自然の中での音というのは、普段聞き慣れないものが多く、人間はそれらを「自分の知っている音」に置き換えようとするので、こういった現象が起こるらしいのですが・・・。
自然と関わっていると、「こんなの初めて見た!」「こんな感覚は初めてだ!」と感じることが皆さんにも沢山あるのではないでしょうか。
---☆大台ヶ原には「西大台」と「東大台」の2つの区域があります☆---
◆西大台・・・「利用調整地区」に指定され、より良い自然環境を守るため、1日に入山する人数が決められています。入山するには事前に手続きが必要です。
◆東大台・・・西大台と違い、こちらはどなたでも手続きなしで自由に入山することができます。
※大台ヶ原ドライブウェイ(4月22日15時まで冬季閉鎖中)、山の上の駐車場も自由にご利用いただけます。
詳しくは、吉野熊野国立公園大台ヶ原ホームページへGO!
http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm
「大台百景」と題して、吉野熊野国立公園大台ヶ原の魅力を、写真を使いながらご紹介してきました。今回はちょっと視点を変えて、夜の大台ヶ原をお伝えしたいと思います。
大台ヶ原の森には外灯がないので、月も出ない日は夜中でもないのに、暗くなるともう真っ暗。視界がきかないので、昼間とは違って森の音を敏感に感じとることができます。風が木の葉をゆらす音、獣が動いた音や、鳴き声など聞こえる音はさまざまです。
そんな中でも、一番目立って聞こえてくるのはシカが出す音ではないでしょうか。
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11.夜のニホンジカ(10月)
ニホンジカは夜になると活発に動きます。「ピュウッ!」という警戒の鳴き声が夜の森に響き渡るなか、シカを発見!光の強いライトをあてると反射した目が驚くほど光ります。
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12.オオナメクジとオオミズアオ(7月)
梅雨の時期になると夜にこんな大きなナメクジを見かけることも(写真左)。建物のまわりでは、この時期に現れる、水色の羽がキレイなオオミズアオが灯りに集まってきます(右)。これも大きくて迫力があります。
そして時々「なんや今のは!?」という音も聞こえてきます。「誰か後ろにいる気がする・・・。足音が聞こえる。」など。自然の中での音というのは、普段聞き慣れないものが多く、人間はそれらを「自分の知っている音」に置き換えようとするので、こういった現象が起こるらしいのですが・・・。
自然と関わっていると、「こんなの初めて見た!」「こんな感覚は初めてだ!」と感じることが皆さんにも沢山あるのではないでしょうか。
---☆大台ヶ原には「西大台」と「東大台」の2つの区域があります☆---
◆西大台・・・「利用調整地区」に指定され、より良い自然環境を守るため、1日に入山する人数が決められています。入山するには事前に手続きが必要です。
◆東大台・・・西大台と違い、こちらはどなたでも手続きなしで自由に入山することができます。
※大台ヶ原ドライブウェイ(4月22日15時まで冬季閉鎖中)、山の上の駐車場も自由にご利用いただけます。
詳しくは、吉野熊野国立公園大台ヶ原ホームページへGO!
http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm
2010年3月5日
■ 天川小学校出前授業 【その他】
皆さん、こんにちは。
2月25日に天川村の天川小学校で3~6年生を対象に、環境教育の一環として「身近な生き物」を題材に出前授業を行いました。私自身、初めての出前授業で戸惑いばかりでしたが、生徒の皆さんが「身近な生き物」について「楽しく学び」、「本物を見て」、「実感してもらう」ことに重点を置き、野外での活動を中心に行いました。

写真:(左)出前授業の様子、(右)クモの揺りかご
写真右のクモの揺りかごは、この中に小さな子どものクモがたくさん入っています。揺りかごを破き、中から子グモが次々と出てきた時はとても良い反応をもらいました。
授業では、『クイズを解きながら、その答えとなる生き物を校庭で探す』という内容を行いました。クイズの問題を見せた途端に答えが返ってくることが多く、生徒の皆さんの知識には驚かされるばかりでした。しかし!クイズの答えが分かっても、探し出すことに苦戦し、どのような場所に生き物が潜んでいるか、しっかり考えてくれているようでした。探す時には校庭を走り回り、とても楽しく行うことができました。
野外でクイズを行った後は、教室でまとめを行いました。

写真:まとめの様子
まとめでは、季節による生き物の生活方法の変化など、昆虫や植物を例に挙げて説明をしました。野外、まとめともに生徒の皆さんはしっかり話を聞いただき、発言など積極的に参加していただきました。生き物の季節に対する変化を認識し、身の周りにはたくさんの生き物が生活していることを実感していただけたと思います。皆さんの協力のおかげで、無事に終えることができました。終わった後、生徒さんに「楽しかった」と言っていただき、とても嬉しく思いました。
最後までしっかりと話を聞いてくれた生徒の皆さん、お手伝いをして下さった先生方、どうもありがとうございました!!
2月25日に天川村の天川小学校で3~6年生を対象に、環境教育の一環として「身近な生き物」を題材に出前授業を行いました。私自身、初めての出前授業で戸惑いばかりでしたが、生徒の皆さんが「身近な生き物」について「楽しく学び」、「本物を見て」、「実感してもらう」ことに重点を置き、野外での活動を中心に行いました。
写真:(左)出前授業の様子、(右)クモの揺りかご
写真右のクモの揺りかごは、この中に小さな子どものクモがたくさん入っています。揺りかごを破き、中から子グモが次々と出てきた時はとても良い反応をもらいました。
授業では、『クイズを解きながら、その答えとなる生き物を校庭で探す』という内容を行いました。クイズの問題を見せた途端に答えが返ってくることが多く、生徒の皆さんの知識には驚かされるばかりでした。しかし!クイズの答えが分かっても、探し出すことに苦戦し、どのような場所に生き物が潜んでいるか、しっかり考えてくれているようでした。探す時には校庭を走り回り、とても楽しく行うことができました。
野外でクイズを行った後は、教室でまとめを行いました。
写真:まとめの様子
まとめでは、季節による生き物の生活方法の変化など、昆虫や植物を例に挙げて説明をしました。野外、まとめともに生徒の皆さんはしっかり話を聞いただき、発言など積極的に参加していただきました。生き物の季節に対する変化を認識し、身の周りにはたくさんの生き物が生活していることを実感していただけたと思います。皆さんの協力のおかげで、無事に終えることができました。終わった後、生徒さんに「楽しかった」と言っていただき、とても嬉しく思いました。
最後までしっかりと話を聞いてくれた生徒の皆さん、お手伝いをして下さった先生方、どうもありがとうございました!!
2010年3月3日
■ 素敵な色づかい【その他】
こんにちは。3月3日はひな祭りですね。季節の変わり目でこれからどんどん春めいてくるのでしょうか。気温の変化が激しいせいか鼻水が・・・。体調管理をしっかりしなければいけませんね。みなさまもお気をつけ下さい。
さて。今日は『素敵な色づかい』な生き物をご紹介。

五色浜で見たイソギンチャクです。全体は半透明の淡いピンクなのですが中心のほうに朱色と光ったようなミドリの部分があり、なんだか少し攻撃的な色づかいに見えますね!

こちらは大浦湾で見たイソギンチャク。五色浜でみたイソギンチャクと同じ種類なのかな?でも色の感じがだいぶ違いますね!ピンクの色が濃くて、ミドリの部分はプツプツしててなんだかコケみたい。とってもやわらかい優しい色づかいです。
なんでこんな色づかいができるんだろうと不思議になってしまいます!すごいですね~!
~なにかがいるよ~ 答え
写真にかくれていたのは クモ でした~!

みなさんわかりましたか?
このクモはハエトリグモの仲間かな?上手に隠れていますよね☆クモの仲間の多くは8個の目を持っているということを最近知り、とても驚きました!8個って・・・!クモはちょっと苦手でしたが、このハエトリグモの仲間は見慣れてくると案外可愛らしいかも!?
さて。今日は『素敵な色づかい』な生き物をご紹介。

五色浜で見たイソギンチャクです。全体は半透明の淡いピンクなのですが中心のほうに朱色と光ったようなミドリの部分があり、なんだか少し攻撃的な色づかいに見えますね!

こちらは大浦湾で見たイソギンチャク。五色浜でみたイソギンチャクと同じ種類なのかな?でも色の感じがだいぶ違いますね!ピンクの色が濃くて、ミドリの部分はプツプツしててなんだかコケみたい。とってもやわらかい優しい色づかいです。
なんでこんな色づかいができるんだろうと不思議になってしまいます!すごいですね~!
~なにかがいるよ~ 答え
写真にかくれていたのは クモ でした~!

みなさんわかりましたか?
このクモはハエトリグモの仲間かな?上手に隠れていますよね☆クモの仲間の多くは8個の目を持っているということを最近知り、とても驚きました!8個って・・・!クモはちょっと苦手でしたが、このハエトリグモの仲間は見慣れてくると案外可愛らしいかも!?
2010年3月2日
■ 春の装い?【動物】
春に近づくにつれて、段々昼間に潮が大きく引く様になり、磯の観察をしやすい季節となってきました。
その干潮域から満潮域の間に位置する潮間帯と呼ばれる磯場にて見つけた、「これって春の装い?」と思った貝についてご紹介します。
下の写真のどこかに貝がいるのですが、分かりますでしょうか。

実はこの貝が隠れていました。

イボニシ アッキガイ科
一見岩場と見間違えるほどの変身ぶりでした。
早春から初夏にかけて、海藻が岩場や海底に生い茂ります。この時も岩などに海藻がびっしりとくっついていて、滑りそうになりました。
カニの中にはモクズショイと呼ばれる、自ら藻くずや砂などを身にまとい、カモフラージュするカニがいます。この貝は普通に磯場に生活している中で、海藻が周りに生い茂ってしまったのでしょうか。
これまで日記でご紹介してきた陸上だけではなく、磯においても生き物達の春の装いを感じる一コマでした。
その干潮域から満潮域の間に位置する潮間帯と呼ばれる磯場にて見つけた、「これって春の装い?」と思った貝についてご紹介します。
下の写真のどこかに貝がいるのですが、分かりますでしょうか。
実はこの貝が隠れていました。
イボニシ アッキガイ科
一見岩場と見間違えるほどの変身ぶりでした。
早春から初夏にかけて、海藻が岩場や海底に生い茂ります。この時も岩などに海藻がびっしりとくっついていて、滑りそうになりました。
カニの中にはモクズショイと呼ばれる、自ら藻くずや砂などを身にまとい、カモフラージュするカニがいます。この貝は普通に磯場に生活している中で、海藻が周りに生い茂ってしまったのでしょうか。
これまで日記でご紹介してきた陸上だけではなく、磯においても生き物達の春の装いを感じる一コマでした。
![アクティブレンジャー日記 [近畿地区]]( ./styles/kinki/resources/header.gif)

やっと春らしくなってきたと思っていた矢先に、また気温が下がってきましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、前々回(※)は春を思わせる植物たちをご紹介しましたが、動物たちも春の陽気に誘われている(?)ようなので、ご紹介したいと思います。
(※)2月23日 「春の足音 【植物】」をご参照下さい。
(http://kinki.env.go.jp/blog/search.php?year=2010&month=2&day=23)
今回ご紹介するのは、「コゲラ」というキツツキの仲間です。『「キツツキ」という鳥がいる。』と思われていることがありますが、「キツツキ」という名称の鳥はいません。「キツツキ」の仲間には、「~ケラ」という名称がついています。例えば、北海道などに生息し、キツツキの中では最も大きい「クマゲラ」や、沖縄本島にのみ生息している「ノグチゲラ」などがいます。「コゲラ」は、日本全土に生息しており、「小さいケラ(キツツキ)」という意味です。
吉野自然保護官事務所の周りでは聞かない鳥の鳴き声がしました。「何者?」と思っていると、目の前のサクラの枯木に「コゲラ」が止まりました。
写真:サクラの枯木に止まるコゲラの雄(3月8日撮影)
気温が下がる前の少し暖かくなった時を見測り、活動が活発になっている様に見えました。サクラの枯木の中に潜んでいる虫を食べるところが見られるかも・・・と期待しましたが、残念ながらそのまま飛び去ってしまいました。
写真:飛び去るコゲラの雄(3月8日撮影)
図鑑には、『近年は市街地で生活するものが増えてきた。』とあったので、皆さんのお住まいの場所でも見かけることがあるかもしれません。
春を待ち望む生き物たちの活動が見られる時期がやってきました。暖かい晴れの日は、外で生き物観察をされてはいかがでしょうか。まだ誰も見つけていない春の第一人者になれるかもしれません。