ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2020年7月

3件の記事があります。

2020年07月30日~吉野熊野 孔島・鈴島 巡視報告~

吉野熊野国立公園 熊野 内橋未裕

 皆さま、こんにちは! 吉野熊野国立公園管理事務所の内橋です。

新宮で初めての夏を迎えております。夏バテにならないよう、気をつけたいところですね。

さて、今回は和歌山県新宮市にある「()(しま)(久嶋)・鈴島」の巡視に行って来ましたので、その様子をお送りします。"島"と名前はありますが、実は歩いて行けちゃうんです。

和歌山県新宮市にある孔島 和歌山県新宮市にある鈴島

           孔島                       鈴島

 

 どうやって出来たんだろう?と疑問に思うような奇岩や、海岸造形が見受けられます。

そんな「孔島・鈴島」では多数の動植物を確認することが出来ます。鳥が営巣していたり、貴重な植物群落があったり、磯場ではカニなどが観察出来たりします。ミニチュア大自然といったところでしょうか。島内だけでもバリエーション豊かな生物たちが出迎えてくれます。

鈴島の裏手にある奇岩 カクベンケイガニ

       鈴島の裏手にある奇岩                カクベンケイガニ

 島内は散策路が設けられており、実際に歩くことができます。散策路を歩いていると、所々にゴミが落ちていました。風で飛んできた物か? はたまた流れ着いた物か? 人が故意に持ち込んだ物か? 色々な推測はできますが、ひとまず回収しました。写真だけに限らず、思ったよりもたくさん落ちていたので、また回収しに行こうと思います。

島内の散策路 島内の散策路に散乱するゴミ

           散策路                    散乱するゴミ

訪れた際には、落とし物をしないよう心がけたいですね。

以上、アクティブ・レンジャーの巡視報告でした。

              

ページ先頭へ↑

2020年07月13日自然体験に参加しましたin家島諸島

瀬戸内海国立公園 神戸 中村高也

 皆さんこんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。停滞する梅雨前線の影響により、近畿地方一帯にも断続的に雨が降っております。そんな中7月4日(土)に瀬戸内海国立公園 西播地域の兵庫県立いえしま自然体験センターで行われたイベント「自然と遊ぼう」に講師として参加してきましたので、その様子をご紹介します。

姫路港から船で向かいます  西島に到着です。お互いに距離をとりました

  <姫路港から船で向かいます>        <西島へ到着です。互いに距離をとりました>

 連日雨が続いており、イベントの開催も危ぶまれておりましたが、当日はなんとか曇り空でぎりぎりセーフといったところでしょうか。子どもたちは船に乗るときからそわそわして、島に着いたら大はしゃぎ。でも密にならないように距離をとりながら、歩いて会場に向かいました。

国立公園と海についてお勉強  磯での自然観察

   <国立公園と海についてお勉強>           <磯での自然観察>

 今回のイベントの中で少しお時間をいただき、瀬戸内海国立公園と海について、子どもたちにお話をさせていただきました。

 その後はお待ちかねの自然観察の時間です。子どもたちは普段なかなか見られない生きものに興味津々。自然歩道や砂浜等を探索したのちに、最後は水中メガネを使ってみんなで磯の生きものを探しました。

捕まえた生きものを観察  ウニやヒトデ、魚(フグ)の稚魚も

    <捕まえた生きものを観察>        <ウニやヒトデ、魚(フグ)の稚魚も>

 今回のような、子どもたちが直接生きものに触れる機会というのは、実はどんどん減ってきているのかもしれません。このようなイベントを通して、地元の自然に触れて少しでも自然や環境について考えるきっかけになればうれしいですね。

 

 今回、イベントが行われました兵庫県立いえしま自然体験センターが含まれるこの家島諸島は、姫路港の沖合約20km、播磨灘に浮かぶ大小44の島々からなっています。その中でも人が住んでいるのは家島、坊勢島、男鹿島、西島の4島のみと、兵庫県内でも手つかずの自然が残る、大変貴重な場所です。ご興味をもたれた方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。  

晴天時はこのような絶景も  センターでは海水浴・カヌー等が楽しめます

   <晴天時はこのような絶景も>       <センターでは海水浴・カヌー等が楽しめます>

 ※いえしま自然体験センターは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために施設の利用及びイベントを中止しておりましたが、6月1日より宿泊利用が可能になりました。コロナ対策として当面の間は、宿泊棟数を制限し、また感染防止対策を行いながら運営されております。

兵庫県立いえしま自然体験センター:http://www.shizen-ieshima.com/

ページ先頭へ↑

2020年07月01日春の大台ヶ原

吉野熊野国立公園 小川 遥

 皆さま、こんにちは。吉野の小川です。

梅雨に入り暑さも増す季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

この時期といえば、やはり梅。今年は残念なことに収穫に行けませんでしたが、以前漬けたシロップや梅酒がどれほど美味しくなっているのか気になる頃合いです。どきどきしながら開封してみようかなと思いつつも、もう少し漬けておこうかと見計らう日々を送っております。

 さて、新型コロナウイルス感染症の影響のため、開山以降しばらくは皆さまに楽しんでいただける機会が少ないまま、大台ヶ原は初夏を迎えました。そこで、本日は、遅ればせながら春に見られた大台ヶ原の自然を振り返り、少しでも皆さまに雰囲気をお伝えできればと思います。

 4月半ば開山直後の大台ヶ原は、樹木の葉はまだ出ておらず、残雪が所々にあり、霜が降りる日もあるなど若干冬の様相を残しています。しかし、地表では草花が咲き始め、春の訪れが感じられました。

霜柱

ヒメミヤマスミレ

ワチガイソウ

霜柱

ヒメミヤマスミレ

ワチガイソウ

 時には動物たちの姿が歩道沿いでも見られ、木々も芽吹いて花が咲き、鳥がさかんに囀り、更ににぎやかな森となりました。

カマツカ

ヤマツツジ

サラサドウダン

カマツカ

ヤマツツジ

サラサドウダン

アナグマ

ニホンリス

エゾハルゼミ(羽化)

アナグマ

ニホンリス

エゾハルゼミ(羽化後)

 全体的にシロヤシオやシャクナゲの花の付きは少なめでしたが、東大台西大台ともに美しい新緑となり、今は、梅雨ならではのしっとりした深い緑の森が広がっています。

シャクナゲ

シロヤシオ

バイケイソウ群落(西大台)

シャクナゲ

シロヤシオ

バイケイソウ群落(西大台)

 これから本格的な夏に入ると、標高が高めとはいえ、大台ヶ原も天候によっては暑い日が多く、特に東大台は日を遮るものがない場所もあります。体調には十分ご注意の上、熱中症対策のご準備をお忘れないよう気をつけてお越しください。

【ビジターセンター利用におけるお願い】

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皆さまに下記のご協力をお願いしております。

・発熱や咳・咽頭痛などの症状がある場合、入館はお控えください。

・館内では、ご自身のマスク着用をお願いいたします。

・館内では、他の利用者の方と一定の距離をお保ちください。

そのほか、混雑時には入館規制など適切な利用の呼びかけをさせていただく場合があります。ご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願いします。

大台ヶ原ビジターセンターFacebook

大台ヶ原ビジターセンター窓口による大台ヶ原の情報をお知らせしております。是非ご覧ください。

大台ヶ原登録ガイド

環境省では、大台ヶ原をより深く楽しく安全に満喫いただくために、大台ヶ原登録ガイド制度を運用しております。ガイドを選んで、是非自分だけの大台ヶ原をカスタマイズしてみてください。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ