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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

猫崎半島の巡視に行ってきました。

2020年06月30日
竹野 久畑久美子

皆さま、はじめまして。

4月から竹野自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーになりました久畑と申します。

緊急事態宣言の発令で、なかなか日記を書けずにいましたが、これから地域の魅力をどんどん発信して

いきたいと思います。

まずは私の地元、竹野町での業務について紹介します。

猫崎半島は日本を代表するかわいい半島だと、勝手に思っております。

猫崎半島は沖から見ると猫が背中を丸めて寝ているように見えることから猫崎と呼ばれるようになった

そうです。

また、横から見るとキューピーがお昼寝しているように見えることから地元ではキューピー半島とも

呼ばれています。

自前のキューピー人形と比較してみました。

キューピー人形と猫崎半島

ぽこんと突き出たお腹、おでこも鼻もツンとした髪の毛もそのままです。

お昼寝キューピーは海岸線を城崎から竹野向きに走ると見ることができます。

もうキューピーにしか見えなくなりますよ。

今回は頭頂部にある兵庫県最北端、猫崎灯台を目指して歩きます。

おなかのあたりは標高141mの賀嶋という山でちょっとした登山です。

賀嶋山山頂

先端までの遊歩道は環境省で整備したものなので、定期的に巡視をしています。

石段のぐらつきがないか、道が崩れていないかチェックしながら進みます。

この石段は運動不足にはきつい道のりです・・・。

石階段

気温の上昇とともに雑草がぐんぐん伸びて階段を覆います。

歩道の安全確保のため、必要最小限の刈り払いをしました。

草刈りの前後を比較

イバラとアザミを刈る際は、手袋をしていても刺さるので苦戦しました。

雨が降ればすぐに元通りになりそうですが少しはもってくれるといいなと思います。

この日は天気もよく、風もあまりなかったのでロケーションは最高でした。

青い海と空に真っ白な灯台が映えます。

青空に映える真っ白な猫崎灯台

灯台までの道は険しくアップダウンもあります。

登山靴やトレッキングシューズなどの装備を整え、転倒しないように十分気をつけてご利用ください。

歩くからこそ見える景色もある☆

それではまた次回。