ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年8月

3件の記事があります。

2019年08月21日「夏休み子ども見学デー」を開催しました

瀬戸内海国立公園 神戸 中村高也

 子ども見学デーの様子1 子ども見学デーの様子2(2019年8月8日)

 皆さま、こんにちは。8月より神戸自然保護官事務所に着任しました中村です。

 これからアクティブ・レンジャーとして皆様に自然の魅力を伝えていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

 令和元年8月8日(木曜日)から9日(金曜日)の2日間、神戸自然保護官事務所がある神戸地方合同庁舎においてイベント「夏休み子ども見学デー」が開催されました。

 当イベントは、神戸地方合同庁舎内・近隣の国の出先機関・独立行政法人などが日頃行っている業務について、クイズやゲームなどを通じて子供たちに楽しく知ってもらうとともに、夏休みの自由研究のテーマ探しにも役立ててもらおうと、昨年度から開催されています。

神戸自然保護官事務所のブース全体写真(2019年8月8日) 展示した剥製・標本(2019年8月8日)

(写真:神戸市自然保護官事務所のブース紹介)

 当事務所のブースでは「国立公園・六甲山」と「外来生物」について考えようをテーマに、我々の普段の活動内容について、パネル・パンフレットを用いて紹介しました。

 また、話題の外来生物(カミツキガメ・ヒアリ・セアカゴケグモなど)の実物標本を展示しました。

外来生物に興味をもってくれたかな(2019年8月8日) レンジャー服で記念撮影(2019年8月8日)

(写真:実際の展示の際の様子)

 「カミツキガメの実物初めて見た!」「ヒアリってこんなに小さいの!?」といった驚きの声や、レンジャー服を試着して双眼鏡を手にかっこよく写真に納まる子どもたちなど、大変暑い中での開催でしたが、たくさんの方にご参加いただき、元気な笑い声であふれた楽しい見学デーとなりました。

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2019年08月08日夏休み小学生工作教室

山陰海岸国立公園 派谷 尚美

 皆さま、こんにちは。竹野自然保護官事務所の派谷です。

 夏の真っ盛りですね。竹野には連日たくさんの海水浴客がお越しになり、竹野ブルーの海を楽しんでいます。環境省の直轄施設である「竹野スノーケルセンター」も賑わいを見せています。私はそんな竹野にいながら海に入る機会が少ないのですが、もし入るチャンスが訪れた時に後悔しないために、海水浴セットだけは必ず持って通勤しています。

 さて、8月上旬に豊岡市立図書館竹野分館の「夏休み小学生工作教室」の講師をしました。今回はその様子をレポートします。

 工作教室の始めに、海岸の漂着ごみについてのお話をしました。準備のため工作の材料(貝や小石)を拾っているとき、海岸にはたくさんのごみが落ちていました。いま世界中で、海に流れ出ているごみが問題になっていることを、写真や実際の漂着ごみを見てもらいながら説明しました。

漂着ごみについてのお話

     漂着ごみについてのお話

ごみのあるエリア(大浦湾)  ごみのないエリア(大浦湾)

      ごみのあるエリア(大浦湾)          ごみのないエリア(大浦湾)

 お話の後は、いよいよ工作の時間です。『世界にひとつの自分だけの貝画(かいがらアート)をつくろう!』と題し、貝・石・流木・シーグラスを台紙に貼り付けて、生き物や植物を自由に表現しました。

工作の手順を説明  工作に使う材料

       工作の手順を説明             工作に使う材料

 

 工作教室当日までに、たくさんの方が材料集めに協力してくれました。

グルーガンでパーツを接着  工作の様子

   グルーガンでパーツを接着             工作の様子

 細長い貝殻をクラゲの足にしたり、貝を重ねてきれいな模様を描いたり、子どもたちの発想力や創造力の豊かさに驚かされました。

 材料の貼り付けにはグルーガンを使用し、火傷防止のために軍手の着用をお願いしました。細かいパーツを狙った位置に張り付ける作業は、軍手をしているととても難しいのですが、みんな約束を守って工作に取り組んでくれました。

完成した作品を掲げてパチリ  素敵な作品ができました

    完成した作品を掲げてパチリ          素敵な作品ができました

 全員が無事に作品を完成させることができました。「楽しく作れたよ」という声を聞けてほっとしました。保護者の方々がもしかすると子ども以上に?!熱中している姿も印象的でした。私も子どもたちと一緒に楽しみながら、工作教室を終えることができました。

 ご参加、ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました!

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2019年08月01日熊井浜をみんなで守り育てよう!

山陰海岸国立公園 浦富 澤恵美子

 みなさま こんにちは。浦富自然保護官事務所の澤です。

浦富海岸では7月10日に海開きも終わり、いよいよ夏本番。去年は記録的な猛暑でしたが、今年はどんな夏になるのでしょう。

 浦富海岸は、全長15kmの岩石海岸です。日本海の荒波によってできた入り組んだ海岸、松を抱いた小島が連なる景観のすばらしさから「浦富八景」と称賛されています。鴨ヶ磯や城原海岸、菜種五島などが有名ですが、今回は、熊井浜で行われたイベントについて紹介します。

 熊井浜は浦富海岸の東端にあり、白い砂浜、透き通った海が大変美しい海岸です。近年、北アメリカ原産の外来植物であるオニハマダイコンが繁殖し、熊井浜特有の植物が減少していました。そこで、オニハマダイコンの除去作業を行い、後は自然の力で、熊井浜本来の植物が戻ってくるための環境作りを地元のガイド団体の方々と共に行っています。

今年で5回目となりますが、これまでの活動のおかげで、今年はオニハマダイコンを探さなければ見つけられないくらい、減少していました。平成29年度が33.7kg、平成30年度は17.8kgでしたが、今年度は1.75kg、去年よりも10分の1に減っています。

オニハマダイコン、スナビキソウ、オカヒジキ

右がオニハマダイコン、左がスナビキソウ、上の二株がオカヒジキ

 今年は外来植物のオオハマガヤの除去も行いました。オオハマガヤはハマニンニクと似ていますが、根元が赤いのが特徴です。オオハマガヤを取り除いた重さは、29.5kgでした。

ハマニンニク、オオハマガヤ

右がハマニンニク、左がオオハマガヤ

 除去作業の後は海岸清掃活動です。漁網やロープなどの漂着ごみも回収しましたが、海岸の端にたき火の後が2カ所ありました。白い砂浜に、黒いたき火の後は、よく目立ちます。次のたき火を誘発しないように、できるだけ小さな炭も回収し、砂をならして終了です。

外来植物除去作業も終わり、清掃活動で浜もきれいになりました。

 熊井浜の入口に立つと、目の前には青い空、青い海、白い砂浜、たくさんの植物が風に揺れ、美しい景色に胸がいっぱいになります。

熊井浜

青い空、青い海、白い砂浜

熊井浜の海

透き通った海 

ハマニンニク、ハマゴウ、スナビキソウ

ハマニンニク、ハマゴウ、スナビキソウなど

 浦富海岸は、定められた場所以外キャンプ、バーベキュー、たき火は禁止です。

ゴミは必ず持ち帰りましょう。

 地元の方々の活動で大切に守られている熊井浜のうつくしい自然が、いつまでも続いて欲しいと思います。

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