ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年12月22日ちびっ子砂丘レンジャーへの道・第3回開催!

山陰海岸国立公園 井原早紀

 みなさん、こんにちは! 浦富自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの井原です。寒い日が続き、鳥取砂丘の空に雪が舞うのももうすぐです。

 さて、11月20日(日)に開催された「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」の第3回目では、雪よりも一足先にちびっ子達が鳥取砂丘の空を舞いました!

(第2回の詳細については10月20日のAR日記 http://kinki.env.go.jp/blog/2016/10/20/をご覧ください!)

 第3回目は、鳥取砂丘の農業利用の歴史学習と、砂丘をパラグライダーで空から見てみよう!というプログラムです。午前中は、鳥取砂丘のすぐそばにある、鳥取大学乾燥地研究センターで「鳥取砂丘の農業利用の歴史」=「人々の砂丘との戦いの歴史」を学びました。

「砂丘との戦い」という言葉に疑問を持たれた方がいるかもしれません。

今では観光地となり、国立公園としてもその貴重な価値が認められている鳥取砂丘ですが、かつて、砂丘は周辺の人々にとって、使い道のない広い砂地だと思われていた時代がありました。

人々は、ここで暮らしてゆくためにどのような試行錯誤をしてきたのでしょうか?

 まず、家や畑を砂で埋めてしまう、「飛砂」について機械で実験!

砂防林や防砂柵をつくることで、人々の生活を飛砂から守ってきたこと教えてもらいました。

 【まるで砂嵐の中みたい!】

 つづいて、砂丘地で農業をするために開発・改良されたスプリンクラーやトラクターなどを見学し、水やりや、砂地での車移動など、砂丘特有の問題を乗り越えるための色々な工夫を学びました。

スプリンクラーがない頃の、昔の水やり方法も体験!農家のお嫁さんは死ぬほどしんどい思いをしたので、「嫁殺し」と呼ばれたそうです。「昔の水やりは大変だったんだなぁ。」

みんな、乾燥地研究センターでの体験を通して砂丘の農業利用の歴史を楽しく学んだ様子でした!

 午後は、楽しみにしていたパラグライダー体験!

パラグライダーは、鳥取砂丘の人気アクティビティの一つです。空・砂丘・海の景色がバツグンなことはもちろん大きな魅力ですが、地面が砂地で柔らかいことや障害物がなく、見通しが良いことから、初めてパラグライダーをするにはもってこいの場所なのです。

ちびっ子の準備は万端! いよいよ空へ飛び立ちます!!

 さすが元気いっぱいのちびっ子たち、寒さをものともせず、2回目、3回目と砂丘の空へ飛んでいきます。

はじめは怖がっていた子どももいましたが、気が付けば順番待ちの列が!

「最初は難しかったけど、2回目は長く飛べてうれしかった!」

「おまたが痛かったけど、楽しかった!」

みんな楽しんでくれたようです。いつもより少し高いところから見た鳥取砂丘は、また少し違って見えたのではないでしょうか。

 終わりのまとめシートの時間は、3回目にもなるとみんな慣れた様子で感想を書きました。この時間もとても楽しそうでした!

 さて、次回はいよいよ最終回!

ちびっ子砂丘レンジャーを目指して、ちびっ子たちが益々大奮闘!?

どうぞ盛大なご声援をお願いいたします!

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2016年12月21日吉野の名産「柿の葉寿司」の紅葉

吉野熊野国立公園 青谷 克哉

 冬至も来まして、寒さもひとしおの季節です。炬燵にみかんは冬の定番だと思っています、吉野自然保護官事務所の青谷でございます。

 皆さんは、吉野の名産と聞いて何を思い浮かべるでしょう?吉野葛、杉や檜を使った木工製品等々ありますが、私が一番に思い浮かべるのは柿の葉寿司ですね。柿の葉寿司は吉野だけでなく、奈良県各地にお店があり、それぞれのお店で作り方が違っているので、お店毎の味を楽しめます。食べ比べてみるのもなかなか乙なものですよ。

 私が赴任したての頃、行きつけのスーパーマーケットで、柿の葉寿司の材料(酢で〆た鯖の薄切りや塩漬けにした柿の葉)が鮮魚コーナーに並んでいたり、別の所で柿の葉寿司を作るための調理器具(杉で作られた箱)が売られたりしているのを発見し、家庭でも作れるものなのかと驚いたものです。秋の紅葉の季節には、写真のように柿の葉寿司も紅葉したりします(お店によっては、緑の葉のままの所もあります)。私は毎年楽しみにしていて、今年も紅い柿の葉寿司に舌鼓を打ちました。

 皆さんも、吉野にお越しの際は是非味わって、自分好みの柿の葉寿司を探してみて下さい。

柿の葉寿司紅い柿の葉寿司

続いては、吉野熊野国立公園関連のお知らせをさせて頂きます。

①吉野熊野国立公園指定80周年&拡張記念パートナーシップイベントについて

 国立公園関係市町村で開催される、11月1日~2月28日までのイベント一覧が更新されました。近畿地方環境事務所のホームページ「http://kinki.env.go.jp/calender11_2.pdf」から確認できます。冬の時期ならではのイベントもありますので、是非ご覧になって下さい。

②吉野熊野国立公園Facebook

 吉野、熊野、田辺の3つの自然保護官事務所のレンジャーとアクティブ・レンジャーが、吉野熊野国立公園の情報配信をしています。https://www.facebook.com/吉野熊野国立公園-517635898422732/?ref=bookmarksにて、綺麗な写真や海中の映像なども見られます。

③環境省インスタグラム

 環境省では、全国の国立公園から選りすぐられた写真を投稿しています。各地の自然保護官事務所勤務のレンジャーとアクティブ・レンジャーによる珠玉の作品の数々を楽しんで下さい。

アカウント名:nationalpark_japan

https://www.instagram.com/nationalpark_japan

ぜひ、こちらもご覧になってみてください。

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2016年11月30日八経ヶ岳から見る大台ヶ原

吉野熊野国立公園 井藤大樹

 11月16日、近畿最高峰である標高1915mの八経ヶ岳(はっきょうがたけ)まで歩道の整備に行ってきました。当日は快晴だったことに加え、前日に降った雨が空気中の塵を洗い流してくれたこともあり、山頂からは遥か遠くまできれいに見渡すことができました。八経ヶ岳から東側を見ると、大台ヶ原を望むことができます。下の写真をご覧ください。ドライブウェイや日出ヶ岳(ひでがたけ)、正木嶺(まさきみね・正木峠(まさきとうげ))が見えるのですが、それぞれがどこか分かるでしょうか。地形図を片手に探してみてください。正解は日記の最後に示してあります。


 さらに、北東方角を眺めると、山上ヶ岳(さんじょうがたけ)、竜ヶ岳(りゅうがたけ)、大普賢岳(だいふげんだけ)、小普賢岳(こふげんだけ)、日本岳(にほんだけ)が一望でき、壮観の一言でした。


 冒頭の質問の正解を以下に示します。点線がドライブウェイ、矢印で日出ヶ岳と正木嶺(正木峠)を示しています。


 正解できましたでしょうか。大台ヶ原を遠くから眺めると、山の形や他の山との位置関係が実感できます。今年の登山シーズンは、大台ヶ原ドライブウェイの冬期閉鎖(12月1日15時より)に伴い終了しておりますが、皆さんも今後、大台ヶ原近隣の山に登った時には大台ヶ原を眺めてみてください。見る角度や時間・季節で様々な表情を見せてくれます。また、家に帰ってから山で撮影した写真を地形図と見比べてみるのも山の楽しみの一つではないでしょうか。

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2016年11月29日イベントの紹介

吉野熊野国立公園 熊野 岩田佐知代

 熊野自然保護官事務所 アクティブ・レンジャーの岩田です。朝夕は冷え込み、秋本番の今日この頃ですね。

 今回は、「まちなかジオツアー実行委員会」が、計画している、豊かな自然・文化・歴史を語り伝え、体感していただけるツアーを紹介します。

 まちなかジオツアー実行委員会は、南紀熊野ジオパーク地域に関する様々な団体で構成されており、このツアーは吉野熊野国立公園指定80周年&拡張記念イベント、「吉野熊野国立公園に出かけよう!シリーズ」として、地形や地質、防災など、ジオパークの要素を取り入れて、新しい魅力の発見とその発信を行い、地域の活性化や郷土への誇りにつなげることを目的としています。

 今後のツアーとして、12月3日(土)に「水にきく 大辺路の現在・過去・未来」を、来年1月22日(日)に「船で行こう!まちなかジオツアー ~那智勝浦・太地編~」が催行する予定です。

 12月3日のツアーは、世界遺産に今年追加登録された古道でもある、近畿自然歩道を歩きます。「水の国、わかやま。」にちなみ、水にまつわる「現在・過去・未来」の楽しいお話のツアーです。

ポイントでガイド                橋を架けて渡ります。    

    

                  

  

      

     與根河(よなご)の池              すごい勢いで流れる用水路

 

                 

      

      募集チラシ

 

 

 また、来年1月22日のツアーは、那智勝浦町の勝浦卸売市場でマグロの競り市を見学し、紀の松島観光船でジオクルーズの後、400年の伝統ある古式捕鯨文化の町、太地町を訪ね歩きます。

 両日とも皆さんに楽しんでいただけるツアーとなっていますので、この機会にぜひ、"よしくま"にお越しください。

早朝から並ぶマグロ競りは圧巻です。(那智勝浦町)  太地の高台からの眺望(太地町)

 

   

   紀の松島観光でジオクルージング(那智勝浦町)     スタッフガイドのレクチャー(太地町)

  

   燈明崎の狼煙場(太地町)                 梶取崎灯台(太地町)

                            風見鳥がクジラになっています!

   

募集チラシ

 

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