
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
熊野の歩き方(春いろいろ)
2026年04月22日
熊野
みなさんこんにちは、吉野熊野国立公園管理事務所の湊です。和歌山県新宮市に、私の勤め先である「吉野熊野国立公園管理事務所」がございます。ときどき、吉野熊野国立公園はどこにあるのか?遊具は?といったお問い合わせをいただくことがあります。先日も、「吉野熊野国立公園に行きたくて、カーナビの案内で来たけど公園が見つからない」と電話がありました。吉野熊野国立公園と検索すると事務所が指定されたそうです。近くにお見えでしたので、管理官がパンフレットを持っていって応対しました。想像していた公園とは違ったけど、ここまで来る途中の景色がとてもきれいだったと喜んでいたそうです。そうなのです、熊野の景色で私が一押しの時期はずばり春から初夏(過去の記事参照)にかけてです。そこで今回は、春の吉野熊野国立公園をお届けします。
新宮市の中心街から見える山は、熊野の神様が初めて地上に降臨した伝承を持つ神倉神社と権現山(神倉山)、熊野三山の一社である熊野速玉大社があります。
新宮市の中心街から見える山は、熊野の神様が初めて地上に降臨した伝承を持つ神倉神社と権現山(神倉山)、熊野三山の一社である熊野速玉大社があります。
熊野速玉大社から権現山にかけての春の景色はすばらしく、ヤマザクラの咲いた山は色とりどりでとてもきれいでした。桜が散った後もこれから5月下旬にかけて、シイノキなどの花が咲き、山の色合いがさらに明るく見えるようなります。
ちなみに「新宮」の由来は、「熊野三所権現が降臨した神倉山から神を移して、熊野速玉大社のある現在の地に宮殿が造られたことから、「元宮」に対して「新宮」と呼ばれるようになった」ということだそうです。
ちなみに「新宮」の由来は、「熊野三所権現が降臨した神倉山から神を移して、熊野速玉大社のある現在の地に宮殿が造られたことから、「元宮」に対して「新宮」と呼ばれるようになった」ということだそうです。
そして熊野といえば熊野三山ですが、春は熊野本宮大社(本宮祭)、夏は熊野那智大社(那智の扇祭り)、秋は熊野速玉大社(熊野速玉大祭・御船祭)と例大祭が続きます。
先日開催された本宮祭では、見どころの一つに湯登神事があります。湯の峰温泉で湯ごり(湯に浸かって身を清める)をした父子が、父親が子供を肩車して大日越という湯の峰温泉から大斎原までの熊野古道約2.6㎞を歩きます。
宮司から「湯登神事は、子供が中心の神事であるが、祭りが始まった当時は、育児は母親がするという時代にあって、子供とふれあう機会の少なかった父親が親子の絆を深めあう機会となっていた、父親として試されていた」という話を聞き、もし自分が子供と参加していたら、果たして歩ききれたのだろうかと考えさせられました。
先日開催された本宮祭では、見どころの一つに湯登神事があります。湯の峰温泉で湯ごり(湯に浸かって身を清める)をした父子が、父親が子供を肩車して大日越という湯の峰温泉から大斎原までの熊野古道約2.6㎞を歩きます。
宮司から「湯登神事は、子供が中心の神事であるが、祭りが始まった当時は、育児は母親がするという時代にあって、子供とふれあう機会の少なかった父親が親子の絆を深めあう機会となっていた、父親として試されていた」という話を聞き、もし自分が子供と参加していたら、果たして歩ききれたのだろうかと考えさせられました。
いろいろ紹介してきましたが、春の熊野は色とりどり、晴れれば空と海のブルーも加わって、さらに自然の色あいを楽しむことが出来ますよ。また、今年は吉野熊野国立公園指定90周年でもあり、記念の自然ふれあいイベントも計画中です。
ゴールデンウィークは、ふらっと紀伊半島の海沿いをドライブしながら熊野の春を感じてみませんか?もちろん、わき見運転はせず、安全運転で吉野熊野国立公園に是非お越しください。
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