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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

熊野の地質|和歌山県編【イベント】【その他】

2012年05月02日
熊野
熊野地区担当の鎌田です。
先日の日記(http://kinki.env.go.jp/blog/2012/03/1385.html)に引き続き、今回は和歌山県にある地質・地形の名所を紹介したいと思います。また、地質に関するイベントのお知らせをさせていただきます。

1.紀の松島(和歌山県那智勝浦町)
那智勝浦町にある紀の松島では、複雑な岩礁や海岸線によって美しい景観が形作られています。太古の巨大な熊野カルデラの名残であり、地下にはまだ熱源が残っているため、周囲にはたくさんの温泉があります。




2.橋杭岩(和歌山県串本町)
串本町にある橋杭岩は、何本も橋杭のように突き出した岩が独特の景観を形作っています。かつて溶岩が一直線に海へ進んだあと、固まり、周囲の岩石が風化してできました。



3.潮岬(和歌山県串本町)
串本町にある潮岬は、本州の最南端に位置します。ここにはマグマに由来する岩石が取り残されています。
熊野自然保護官事務所では、5/10の地質の日にちなみ、毎年イベントを実施しています。
今年度は、潮岬をテーマにフィールドワークを行う予定です。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
http://kinki.env.go.jp/to_2012/0425a.html