近畿地方のアイコン

近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

どんぐりみつけた【植物】

2011年11月07日
熊野
こんにちは、熊野地区担当の鎌田です。
以前のエントリでも2種類のどんぐりを紹介しましたが、
http://kinki.env.go.jp/blog/2011/10/1324.html
国立公園内を注意して歩いていると、他にもたくさんの種類のどんぐりを見つけることができました。
(※写真の葉はどんぐりの木の葉ではありません。)





コナラやクヌギは落葉樹で、雑木林に生えるどんぐりの木ですが、熊野ではあまりみかけません。むしろウバメガシ・アラカシなどのカシの木や、ツブラジイ・スダジイなどのシイの木が多いようです。一部の神社の境内では、植栽されたイチイガシの巨木を見ることができます。人の手が入った里山では、クリの木もよく見かけます。
ツブラジイやスダジイは渋が少なく、あく抜きをしなくても食べられるどんぐりで、ほんのりとした甘みがおいしいです。


現在9種類のどんぐりを見つけましたが、国内に分布するどんぐりをつける木は、22種類あるそうです。熊野にはまだまだ別な種類のどんぐりがあるはずなので、もっと探してみようと思います。