環境省_吉野熊野国立公園大台ヶ原｜パークボランティア

　パークボランティアでは、歩道などの施設の点検・修繕、訪れた人への自然紹介、清掃活動や勉強会などの活動を行っています。

　平成19年度より立入りに手続きが必要となった西大台利用調整地区では、環境省や奈良県とともに、老朽化した階段の撤去をおこないました。ボロボロになった木に、長い年月の流れを感じました。

大台ヶ原は雨が多い地域で、ぬかるみが頻繁にできるところが決まっています。歩道上のぬかるみに、倒木を使ったぬかるみよけの半割丸太を設置しました。かなり良いものが出来上がりました。

　大台ヶ原の豊かな雨による浸食によって崩れてしまった箇所を補修するため、近くにあった大きめの石を使って階段を補修しました。

　沢沿いの歩道に、立入りをご遠慮していただくよう、環境省や奈良県とともに柵を設置しました。多くの方々の協力を得て、立派に仕上がりました。

　あいにくの曇り空の中での自然観察会となりました。途中で雨が降り出して、早々に駐車場に戻ることになりましたが、その中でも色々な種類の植物があり原生的な自然を楽しめたという声を頂きました。


涼しくて気持ちの良い、絶好のハイキング日和。東大台を１周するコースの観察会を行いました。参加者の方は、強い日差しあり、突然の霧あり、天候の変化に富む中で大台の景色を思い思いに楽しんでくれたようです。

紅葉のまっただ中。沢山の観光客で賑わっていました。ブナ、カエデ、ナナカマド、ゴヨウツツジが赤や黄に色づいており、参加者もスタッフもその鮮やかな紅葉を写真に納めながら、東大台を１周しました。

　大台ヶ原では、利用者の方から「ゴミがほとんどなく、気持ちよく歩けました。」というお話を頂きます。その言葉に励まされパークボランティアは外で活動をする際に、歩きながらゴミを拾っています。また、毎年春と冬に大掃除も行っています。

大台ヶ原で活動するパークボランティアとして、安全面での知識を習得するために救急救命講習や、応急処置の講習を受けています。