
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
桜の開花予想「600℃の法則」
2025年03月12日
吉野
みなさん、こんにちは吉野管理官事務所の土屋でございます。
3月になり吉野町では、霜が降りる寒い朝もありますが、晴れた日の日差しは春らしく暖かくなってきました。
事務所にあるシロヤマザクラもいよいよ開花が近付いているようで楽しみです。
【3/12の花芽】

桜の花は、夏に花の元となる花芽を付けた後、いったん休眠に入ります。冬期間に5℃前後の低温に一定期間晒された後に気温が高まることで休眠打破(目覚め)し、春先の気温上昇とともに開花します。
夏 秋 冬 春
冬芽の形成 ⇒ 休眠 ⇒ 休眠打破 ⇒ 生長・開花
【冬芽】 【開花】

冬の休眠打破以降の日々の最高気温を元に、桜の開花時期を予想するのが「600℃の法則」です。
※毎年2月1日から日々の最高気温の累積が600℃に達した頃が開花時期になる。というものです。
今から、2月1日以降の最高気温の累積と、この先の天気長期予報にある気温を考慮し、いつ頃に開花時期(600℃)を迎えるのか!を予想するのも楽しいのではないでしょうか。
しかし、休眠している冬芽が暖冬などの影響で、休眠打破に至るまでの低温期間がないと、開花時期が遅れたり、花の数が少なかったりするようです。
※ここでも地球温暖化の影響が心配されるところですね!

桜の名所「花の吉野山」の開花やライトアップ、交通規制に関する情報が吉野山観光協会と吉野町のホームページで確認することができます。
特にピーク時には、周辺駐車場が満車になり吉野山への進入ができないことも予想されますので、できるだけマイカーの利用を避け、他の交通機関でお越しいただくことをオススメいたします!
3月になり吉野町では、霜が降りる寒い朝もありますが、晴れた日の日差しは春らしく暖かくなってきました。
事務所にあるシロヤマザクラもいよいよ開花が近付いているようで楽しみです。
【3/12の花芽】

桜の花は、夏に花の元となる花芽を付けた後、いったん休眠に入ります。冬期間に5℃前後の低温に一定期間晒された後に気温が高まることで休眠打破(目覚め)し、春先の気温上昇とともに開花します。
夏 秋 冬 春
冬芽の形成 ⇒ 休眠 ⇒ 休眠打破 ⇒ 生長・開花
【冬芽】 【開花】


冬の休眠打破以降の日々の最高気温を元に、桜の開花時期を予想するのが「600℃の法則」です。
※毎年2月1日から日々の最高気温の累積が600℃に達した頃が開花時期になる。というものです。
今から、2月1日以降の最高気温の累積と、この先の天気長期予報にある気温を考慮し、いつ頃に開花時期(600℃)を迎えるのか!を予想するのも楽しいのではないでしょうか。
しかし、休眠している冬芽が暖冬などの影響で、休眠打破に至るまでの低温期間がないと、開花時期が遅れたり、花の数が少なかったりするようです。
※ここでも地球温暖化の影響が心配されるところですね!

桜の名所「花の吉野山」の開花やライトアップ、交通規制に関する情報が吉野山観光協会と吉野町のホームページで確認することができます。
特にピーク時には、周辺駐車場が満車になり吉野山への進入ができないことも予想されますので、できるだけマイカーの利用を避け、他の交通機関でお越しいただくことをオススメいたします!