
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
暖かくなり外の作業がしやすい季節となりました春は看板などメンテナンスの季節です
2025年03月07日
熊野
こんにちは、吉野熊野国立公園管理事務所の湊です。今年の冬は、あの夏の猛暑から想像できないぐらい寒く、冬らしい冬になりました。昨年、2月中旬には、宇久井ビジターセンターではカワヅザクラが咲き、メジロがたわむれていたのに、今年は遅れて3月2日に満開となりました。
この調子なので、クマノザクラの開花も、2週間ぐらい遅れるのかなと予想しています。
カワヅザクラの蜜を吸うメジロたち(那智勝浦町内)
最近はやっと、春らしさを感じるようになってきました。この時期は、暑すぎず寒すぎず、看板のメンテナンスにもってこいの季節です。
今回のメンテナンスとは、看板の土台に防腐剤を塗る作業になります。環境省が整備した施設・看板等のメンテナンスも、アクティブ・レンジャーの仕事のひとつなのです。天候が安定していた2月下旬に、集中して塗装作業を実施しました。
塗装前にブラシで汚れを落とし新聞紙を敷きます
塗装後、乾燥するまで待機します
このような大きなものもあります(塗装前)
このサイズになるとかなり疲れます(塗装後)
作業中にも、通りかかった方々が看板に目を通し、「へえーそうなんだー」といった反応をされており、解説・案内の看板は役に立っていることが実感できました。まだ半分程度の進捗ですが、「よしっ、がんばるぞ!」と思った1日でした。