アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
稲刈りシーズン
2024年09月02日
竹野
みなさまこんにちは。竹野自然保護官事務所の久畑です。
先日、京丹後市方面の巡視中に刈り取った稲を干すための稲木(いなき)を見かけました。
最近は刈り取りをコンバイン、乾燥は燃料を使った乾燥機が主流となり、稲木を見かけることが少なくなってきましたが、これを見ると新米の季節だと感じます。
(稲木が立っていました) (海岸の斜面にある田んぼ)
稲木干しは刈り取った稲を束ねて稲木に掛け、太陽と風で乾燥させます。手間がかかる分、とても甘くておいしいお米ができます。また、脱穀した後の稲は藁として利用できます。
稲木干しの新米はなかなか口に入る機会はありませんが、新米が楽しみですね。