アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
おもしろ漂着物
2024年02月29日みなさまこんにちは。
竹野自然保護官事務所の久畑です。
春のように暖かくなったり、次の日にはあられが降ったりお天気がコロコロ変わりますね。
それに合わせて大浦湾も穏やかだったり大荒れしていたりします。
先日海が荒れた次の日、変わったものが竹野スノーケルセンター前の浜に並べてありました。
(長い魚と大きめのイカ)
長~い魚と大きめのイカです。
魚の方は2mを超えています。
長い間漂流していたのか頭と尻尾がなくなっており、銀色だったであろう胴体は白くなっていました。サケガシラか、リュウグウノツカイだろうと思いつつも判断がつきません。
イカも大きく、枕のような大きさ。
アカイカでしょうか。
(15センチの赤ペンとイカ)
大浦湾の海岸清掃に来られていたパークボランティアさんが清掃中に見つけ、肩に担いで運んでこられたそうです。
スゴイ状況だな、と想像しつつ頭の中は巨大イカめしの事でいっぱいだったのは言うまでもありません。
また、大浦湾ではないのですが、1月にはヒラタブンブクというウニの仲間の大量漂着を見かけました。
砕けた発泡スチロールが漂着したのかと思い、近づくとほとんどがヒラタブンブクでした。
ビーチコーミングを頻繁にされる方にはおなじみの状況のようですがこんなにたくさん死んでしまって、海の中は大丈夫なの?と心配になるほどの量でした。
(浜一面に打ち上げられているヒラタブンブク) (ヒラタブンブク)
ゴミだけではない漂着物、今年もいろいろな物に出会えました。
それではまた次回。
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