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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

生石公園からの春の便り

2023年03月31日
神戸 中村高也
 みなさん、こんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。
 3月も終わりに近づき気温もどんどん暖かくなって、春の訪れを感じています。六甲山でもタムシバやアセビ等の春に咲く樹木の開花が観察できるようになりました。3月24日に気象庁より神戸市でも桜の開花が宣言され、これから楽しみです。
 
 さて、そんな中、淡路島の由良にある生石公園に行ってまいりました。環境省では、自然景観・歴史・文化的に優れた資質を持つ瀬戸内海国立公園生石地区を多くの皆様に利用してもらうため、直轄事業として生石公園(園地)の整備をしており、定期的に施設に汚れや劣化がないか、確認しています。
 
【樹木の下の看板は汚れやすいので、掃除します】
【道路に落石がありましたので、取り除きました】
 巡視時は紀淡海峡を望む展望台の桜がちょうど見ごろを迎えており、きれいな景色を見ることができました。
 
【生石海峡展望台より桜と紀淡海峡】
 写真の奥に見える島は紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島(沖ノ島・神島・虎島・地ノ島の総称)で、瀬戸内海国立公園(和歌山県地域)に指定されています。友ヶ島からは淡路島がどのように見えているのか気になります、という話を和歌山の田辺管理官事務所の戸口ARにしたところ、友ヶ島からみた淡路島の写真を送っていただきました。
 
【友ヶ島から見た、淡路島方面の展望】
【生石公園 第2駐車場の桜も見ごろです】
 以上、春を迎えている淡路島 生石公園よりお送りしました。これからの季節は様々な動植物が動き出していきます。自然あふれる生石公園に、ぜひ一度来てみてはいかがでしょうか。

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