
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
大杉谷登山道整備に同行しました。
2022年11月10日
吉野熊野国立公園
みなさん、こんにちは。吉野管理官事務所の濵田です。
先日、関係者と大杉谷登山歩道関係者整備を行いました。この取り組みは、大杉谷登山道について、大杉谷登山センターを中心に地元の山岳救助隊、警察、消防、三重県や大台町の職員の方々と登山道の危険個所の補修や整備を行うものです。

日本三大峡谷の一つでもある大杉谷は近畿の秘境とも言われているとてもきれいな場所です。一方で難易度の高いルートであり、近年では滑落事故も発生しており、登山の際にはしっかりとしたスケジューリングや装備が必要です。

上の写真は、今年度滑落事故が発生した場所です。写真のとおり山側の鎖をつかみながら歩く、人1人がやっと通れるくらいの細い道です。
加えて雨の日は足元がとても滑りやすくなり、危険性が一気に高まります。
悲惨な事故を少しでも減らしていきたいという関係者の思いで、下の写真のような注意札を

事故発生箇所付近など数カ所に設置してきました(写真はほんの一部です)。


注意札の設置以外にも、水たまりができそうな箇所に砂利やモルタルを敷いたり、道をふさいでいる大きな岩をどかしたりと、みなさん水に濡れ、泥だらけになりながら作業にあたっていました(下の写真は砂利をバケツリレーで運んでいるところです)。

せっかくの楽しい山登りが、怪我や命を落とすというかたちで終わってしまうのはとても悲しいことだと思います。事前の情報収集や準備を万全にして、そして当日は楽しみつつも集中しながら、安全に楽しく登山を楽しみましょう!
◎大杉谷登山の前に!事前の情報収集は大杉谷登山センターHPで
https://www.oosugidani.jp/
先日、関係者と大杉谷登山歩道関係者整備を行いました。この取り組みは、大杉谷登山道について、大杉谷登山センターを中心に地元の山岳救助隊、警察、消防、三重県や大台町の職員の方々と登山道の危険個所の補修や整備を行うものです。

日本三大峡谷の一つでもある大杉谷は近畿の秘境とも言われているとてもきれいな場所です。一方で難易度の高いルートであり、近年では滑落事故も発生しており、登山の際にはしっかりとしたスケジューリングや装備が必要です。

上の写真は、今年度滑落事故が発生した場所です。写真のとおり山側の鎖をつかみながら歩く、人1人がやっと通れるくらいの細い道です。
加えて雨の日は足元がとても滑りやすくなり、危険性が一気に高まります。
悲惨な事故を少しでも減らしていきたいという関係者の思いで、下の写真のような注意札を

事故発生箇所付近など数カ所に設置してきました(写真はほんの一部です)。


注意札の設置以外にも、水たまりができそうな箇所に砂利やモルタルを敷いたり、道をふさいでいる大きな岩をどかしたりと、みなさん水に濡れ、泥だらけになりながら作業にあたっていました(下の写真は砂利をバケツリレーで運んでいるところです)。

せっかくの楽しい山登りが、怪我や命を落とすというかたちで終わってしまうのはとても悲しいことだと思います。事前の情報収集や準備を万全にして、そして当日は楽しみつつも集中しながら、安全に楽しく登山を楽しみましょう!
◎大杉谷登山の前に!事前の情報収集は大杉谷登山センターHPで
https://www.oosugidani.jp/