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近畿環境局

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

【イベント開催】昆虫観察会&ハイキングin東お多福山【告知】

2026年10月29日
神戸 中村高也
皆さま、こんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。
神戸では連日の雨も上がり、気持ちの良い秋晴れが広がっています。これから本格的に冬を迎えるまでの期間は、野外活動に最適な時期ですね。紅葉狩りやキャンプ等、様々な形で秋を楽しみたいと思います。
さて、そんな中タイトルにも書きましたが、11月8日(日)に六甲山の東側に位置し瀬戸内海国立公園にも含まれている東お多福山にて、イベント「昆虫観察会&ハイキングin東お多福山」を開催することになりましたので、お知らせします。
昆虫観察会&ハイキング開催のお知らせ
【昆虫観察会&ハイキングin東お多福山】
今回のイベントでは、昆虫の専門家である伊丹市昆虫館の先生を講師にお招きし、東お多福山の登山口から山頂までのハイキングと、山頂付近に広がる草原に生息する昆虫観察を実施するものです。
先日、下見に行ってきましたので写真を交えながらイベントの見どころを紹介します。

林道をハイキングしながら自然を観察

集合場所の阪急バスの停留所「東おたふく山登山口」から少し歩いた後、林道に入り、山頂を目指して登山開始です。
林道を歩く登山客の様子
林道を歩いて山頂を目指します
道中はただ歩くだけでなく、林道脇の植物や昆虫等の生き物の観察も予定しています。下見は10月末頃でしたが、旅をする蝶として有名なアサギマダラの姿がありました。
下見の際に飛んできたアサギマダラ
登山道沿いに飛来したアサギマダラ

山頂までは少し危険なところも

山頂までの中間に位置するポイント、土樋割峠(どびわりとうげ)からは、道幅が狭く、傾斜のきつい登山道が待ち構えています。両脇からササが生い茂る箇所もあるため、注意して歩く必要があります。当日は日本山岳ガイドの認定ガイドが同行する予定ですので、不安な方は、参加時にスタッフまでお声がけください。
細く傾斜の強い登山道が続く
【細く危険な道もあります】

山頂到着!広がる草原で自然を観察

下見時の霧が濃い草原の様子
【草原は霧が濃くてなにも見えず。当日に期待】
下見時は天候が悪く霧で何も見えませんでしたが、山頂付近には六甲山地最大の草原が広がります。東お多福山に広がる草原は自然にできたものではなく、人の手が入ることによって本来の森林への遷移がとどめられているものです。イベント当日は、地元の有志団体で普段から草原の維持活動を行っている「東お多福山草原保全・再生研究会」の方に講師として参加いただき、草原の変遷や実際の活動の様子についても解説していただく予定です。
草原を少し歩くと、足元にはリンドウやセンブリ等の山野草が咲いていました。
草原に咲いている紫色のリンドウ
草原に咲くリンドウ
草原に咲いている白い花センブリ
草原に咲くセンブリ
東お多福山の草原は人為的に刈り取られて草丈が抑えられているので、このような草原性植物を見ることができます。山野草だけでなく昆虫も探そうと少し歩いてみると、草の上に成虫で越冬することで有名なツチイナゴがいました。
草原に生息していたツチイナゴ
草原で休むツチイナゴ
他にもバッタやチョウ等の草原性の昆虫を数種類、確認しています。
当日は果たしてどんな植物や生き物が観察できるのか、今から楽しみです。皆様のご参加、お待ちしております。
 
参加申込は以下をご確認ください。 
令和8年度瀬戸内海国立公園六甲地域利用推進事業開催業務『昆虫観察会&ハイキングin 東お多福山(瀬戸内海国立公園)』の開催について | 近畿環境局 | 環境省

※イベント対象者は小学校3年生~中学生までと、そのご家族に限定されています。※植物の採取や捕まえた昆虫の持ち帰りはできませんのでご注意ください。
※昆虫の捕獲等が認められていない特別保護地区にも入ります。スタッフからお伝えしますので、指示に従って下さい。


 

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