
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
イベントがいっぱいの吉野熊野国立公園で悠久の時を感じてみませんか
2026年06月12日みなさんこんにちは、吉野熊野国立公園管理事務所の湊です。熊野地方も梅雨入りしましたね。ここ数年は降水量が少なく、梅雨らしくない年が多かったのですが、この時期にはめったにない台風の上陸などもあって、今年は雨が多く梅雨らしい天気が続いています。
この雨は、イベントを主催する側にとって悩みの種となりますが、熊野地方では季節を問わず毎週のように様々なイベントが開催されています。
今回は自然ふれあいイベントとして、先日実施しました「吉野熊野国立公園アートピクニックin瀞峡」と、宇久井で開催された自然観察会に参加してきましたので、その報告になります。
5月24日(日)に実施しました瀞峡でのアートピクニックでは、当日の朝方まで雨が降り、主催者泣かせの天候となりましたが、開催前には無事雨も上がり、快適な気温の中で開催することが出来ました。スケッチの経験者、未経験者、老若男女の方々に参加いただけるイベントとして企画しましたが、まさにその狙い通り、様々な参加者の方々に集まっていただくことが出来ました。その様子を写真とともに紹介します。
今も昔も変わらぬ景色の吉野熊野国立公園「瀞峡」で、参加者それぞれ個性的な絵を描かれていたのが印象に残りました。次回は、8月に大台ヶ原にて実施予定です。開催予定は、こちらのホームページ「近畿地方環境事務所、宇久井ビジターセンター」にて紹介していきますので、アクティブ・レンジャー日記(近畿)とともにお気に入りに登録お願いします。
また、6月6日(土)に宇久井園地において開催された熊野自然保護連絡協議会による自然観察会では、ちょうど梅雨の晴れ間にあたりたくさんの方が参加されていました。実は、このイベントは私が今の仕事に就く前、9年ほど前に家族で参加したイベントです。当時参加したときのメモが残っていましたので、当時記録した植物や生きものを探してみました。手帳には、「ウスギムヨウラン、シゲオマイマイ、オオシマザクラ、オオキンカメムシ、ハマカンゾウ、ユウゲショウ、アオノクマタケラン」と書かれていました。
今回の観察会でもオオキンカメムシ(現在も冬に見られます)以外は確認でき、9年前と同じ景色が宇久井にあることが分かりました。当時は、今の仕事に就くことなど全く想像がつきませんでした(実は、9年前に現在の宇久井ビジターセンターのスタッフにもお会いしていたようです)。アクティブ・レンジャーになり、色々な方にお会いする中で、ご縁を感じることが本当に多く、これからもこのご縁を大切にして、この熊野の自然環境に向き合いながら吉野熊野国立公園を盛り上げていきたいと思います。