
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
開山前の大杉谷へ
2026年05月08日
吉野
みなさんはじめまして。
4月より吉野熊野国立公園吉野管理官事務所に新しくアクティブレンジャーとして着任いたしました橋本隼です。
登山やシュノーケリング、スノーボードなどといった自然遊びが大好きで、カメラ撮影も趣味で行っているので写真多めになってしまうかもしれませんが読んでいただける皆様と共に、これから吉野熊野国立公園について深く学んでいけたらいいなと思っております。
さて、吉野管理官事務所に着任して初の山行きは、大杉谷登山センター主催の「大杉谷登山道合同パトロール」でした。
開山前に登山者が安全に登れるよう、登山道の整備、案内標識の点検、倒木・落石の除去などを目的とし、1泊2日で各関係者含め22名で実施しました。
私自身、初めて大杉谷を歩いたのですが、あたりを見渡すと美しい原生林に透き通った沢に囲まれ、耳を澄ませば沢の流れる音とときおり、小鳥の囀りが聞こえてきました。
さすが日本三大峡谷であり、日本の秘境百選の1つと評価に値する自然の雄大さと美しさで、登山と沢登りの両方を楽しめているようなスリルあふれる山登りでした。
※大杉谷登山では、渓谷近くを歩くため、天候が良くても滑りやすい場所が多く、一歩一歩足取りを確かめ、慎重に歩いていく必要があります。
また、大台ヶ原は、屋久島に並ぶ、日本屈指の降水量を誇る地域であるため、天候への変化に柔軟に対応できるよう、レインウェアは、もちろん、ヘルメットの着用や山岳保険の加入、クマよけ対策など万全な登山準備と万全な登山計画を行い、楽しんでください!

登山口に集合し、準備、安全確認を行い、登山スタート!

岩を削って作られた沢沿いの登山道を進んでいきます。


大杉谷で有名なシシ渕は、遠くに滝が見え、渓谷美を感じることができ、
水面、水中どちらからもしっかり魚が見える透明度です。

登山道中、山と沢に囲まれた、宿泊できる桃ノ木小屋が吊り橋を渡った先に見えてきます。

大杉谷では、7つの滝と全11本の吊り橋を歩くのも魅力となっており、両方を楽しめるスポットもあります。

道中、災害で崩壊した場所があり、その場所を通過し、大台ヶ原山頂を目指します。
災害から十数年たった今、崩壊地付近にも新しい木々が芽吹き、自然の力強さを感じました。
しかし、崩壊地上部は、未だ芽吹いておらず、植生が進んでいないため、地面が流れている状態であることを示しています。
崩壊地を通過する際は、依然、注意が必要となっています。

大台ヶ原山頂の日出ヶ岳に到着できましたが、雨で景色は、何も見えませんでした、、、
