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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

春の山陰海岸

2026年04月17日
浦富 堀田利明
みなさん、こんにちは。浦富自然保護官事務所の堀田です。

例年より降雪日が多かった冬も終わり、春になったなあと思っていたらあっという間に桜シーズンが終ってしまいました  。

年度替わりの時期なかなか外に出る時間が取れない中、4月4日(土)には、最大風速35m/秒を超える強風が吹き荒れましたので、看板などの施設点検のため週明けに出かけました。幸い、管理している施設に被害等はなく、満開となっていた桜もあまり散らず管内各所で彩りを添えていました。

今回は、桜の時期ならではの山陰海岸国立公園の様子を紹介したいと思います。

まずは、島の名の由来となり浦富海岸の春の訪れを知らせる菜種の花が咲いた菜種島です。黄色く見えるのが菜の花です。
菜の花が咲く菜種島
菜種島を彩る菜の花
しばらく東へ走り旧道の七坂八峠を過ぎて兵庫県へ入ります。さらに少し進むと七坂八展望所から眼下に広がる景色に桜の花が春を演出しています。
七坂八峠展望所から居組港を望む
居組港と峠道の桜
釜屋トンネル手前で左側の旧道に入ると釜屋の街が見えてきますが、その背後の山の斜面の一角を山桜が咲き誇っています。何故ここに山桜がまとまっているのか地元の方に尋ねたら、昔、段々畑で芋などを栽培していたが、その後、山桜を植えたようだとのこと。樹形からそんなに大昔ではないように見受けました。
段々畑跡の桜
段々畑跡の山桜
ここからすぐ先に釜屋港が見えてきますが、ここでは、西の洞門がある岬に山桜が咲く様子が見ることができます。
釜屋港から見る西の洞門方向
釜屋港から見る西の洞門付近の桜
さらに、東へ進み諸寄トンネルの手前から旧道に入ると石ころだけの浜が見えてきます。この浜の両側に岩場が広がり、上部には山桜が色を添えていました。
石ころ海岸の入江の様子
桜が咲く岩崖
漁村の街並みを抜け、諸寄漁港へ差し掛かると城山展望台と山の斜面にまとまった桜を見ることができます。
諸寄港からみる城山と桜
港から見上げる城山
城山展望台に上ると眼下にかつて風待ち港として栄えた諸寄港の全景を見ることができます。
城山展望台から見える諸寄港
展望台から観る諸寄港と桜
国立公園外なので普段立ち寄らないところですが地元の方から、山陰海岸世界ジオパークエリア内にある新温泉町自慢の西日本一と言われる枝垂れ桜について情報をいただき、後日巡視の帰りに立ち寄ったところとても良い場所でしたのでその写真もご覧ください。
新温泉町泰雲寺の枝垂れ桜
西日本一と言われる枝垂れ桜
山陰海岸国立公園には、海食地形や砂丘地形があり、「海岸地形の博物館」とも呼ばれていますが、桜をはじめ新緑、穏やかな夏の日本海、紅葉、雪景色など季節により様々な自然景観を観ることができます。是非、皆様も季節ごとの変化を楽しんでください。