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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

川が温泉!野湯が楽しめる、その名も川湯温泉「仙人風呂」

2024年01月26日
熊野 湊 英也
 こんにちは、吉野熊野国立公園管理事務所の湊です。寒い季節がやってきました。冬と言えば温泉ですね!
実は、吉野熊野国立公園のある熊野地域は、温泉好きにはたまらない温泉のメッカです。中でも田辺市本宮町には、湯の峰温泉、川湯温泉、渡瀬温泉からなる熊野本宮温泉郷があります。
 熊野本宮温泉郷は、吉野熊野国立公園内にある温泉郷で、湯の峰温泉、川湯温泉は第2種特別地域に指定されています。
 湯の峰温泉は、日本最古の湯とも言われ、今も昔ながらの温泉情緒が感じられます。
 川湯温泉は、川に温泉が湧いていて全国的にも珍しい温泉です。自然公園法に基づく許可を得て、冬場(12月~2月)だけ「仙人風呂」と言われる大露天風呂のスペースが設けられます。こちらの入浴には、水着又は湯あみ着を着用し、石けん類は使えません。食事や飲酒は出来ませんので、入口のルールを確認のうえ入浴して下さい。
 いやー若い頃(2○うん年前、、、)は、暇があれば良く友達と温泉に行ってましたねー、懐かしいです。火山も無いのに、なぜ温泉が多いのか?若かりし頃、疑問に思っていました。その、なぜ?を知りたい方は、宇久井ビジターセンターへもお越し下さい。「熊野の大地の成り立ち」を知れば、きっと疑問が解けるでしょう。
 この冬は、熊野の温泉の「謎解き」と、こんな「野湯」も体験出来る吉野熊野国立公園に来てみませんか!
大塔川沿いにある仙人風呂
大塔川沿いにある「仙人風呂」
入口にある入浴ルールは必読のこと