
アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
【漁業体験イベント】海といきもの大冒険in家島 開催しました【牡蠣筏】
2025年11月27日
神戸
みなさん、こんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。
11月に入り、急に寒くなりましたね。今年は夏が例年に比べて長かったので、果たして紅葉はどうなのかと心配していたのですが、事務所から見える六甲山は、徐々に色づき始めてきました。今から見に行くのが楽しみです。
さてそんな中、自然とかかわりのある地域の暮らしを体験する子ども向けイベント子ども農山漁村交流プロジェクト「海といきもの大冒険in家島」を開催したので報告します。
11月に入り、急に寒くなりましたね。今年は夏が例年に比べて長かったので、果たして紅葉はどうなのかと心配していたのですが、事務所から見える六甲山は、徐々に色づき始めてきました。今から見に行くのが楽しみです。
さてそんな中、自然とかかわりのある地域の暮らしを体験する子ども向けイベント子ども農山漁村交流プロジェクト「海といきもの大冒険in家島」を開催したので報告します。
午前中は瀬戸内海国立公園西播地域の海域で、養殖が盛んに行われている牡蠣(カキ)に焦点をあて、養殖している筏(イカダ)や、実際にとれた牡蠣の加工を行う工場を見学し、普段いただいている瀬戸内海の豊かな海の恵みを感じてもらうことを目的に実施しました。
海の上で牡蠣筏を見学した後は、たつの市の岩見港にある牡蠣工場に移動し、牡蠣養殖業を営んでいる長栄水産の上田さんからお話しを聞きました。
牡蠣を選別する「むき子」さんが選別した身の入った牡蠣は、カゴに入れてまた海に戻します。そうすることで牡蠣はさらに栄養を蓄え、身のつまった牡蠣になると教えてもらいました。上田さんのお話の中には、最近ニュースにもなっている牡蠣の大量死のことも。今年の夏の猛暑が影響したのか、水揚げした牡蠣のほとんどが死んでしまっていることも教えてもらいました。
見学の後、水揚げした牡蠣を少し分けてもらい、子ども達にも牡蠣をむく体験をしてもらいました。牡蠣殻はなかなか硬く、うまくむくのは難しかったようですが、みんな頑張って取り組んでいた姿が印象的でした。また、牡蠣殻には牡蠣だけでなく、カニやゴカイ等の様々な海の生き物の住処になっている様子も確認できました。
見学の後、水揚げした牡蠣を少し分けてもらい、子ども達にも牡蠣をむく体験をしてもらいました。牡蠣殻はなかなか硬く、うまくむくのは難しかったようですが、みんな頑張って取り組んでいた姿が印象的でした。また、牡蠣殻には牡蠣だけでなく、カニやゴカイ等の様々な海の生き物の住処になっている様子も確認できました。
長栄水産の皆さま、お忙しい中イベントにご協力いただき、ありがとうございました。
さて、イベントはまだ続きますが、記事が長くなってきたのでいったんここまでとし、次回は第2部「チリメンモンスター編」をお届けします。お楽しみに。
