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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

パークボランティアで海岸清掃(ハードモード)

2025年11月06日
竹野 久畑久美子
みなさまこんにちは。竹野自然保護官事務所の久畑です。
海水浴シーズン中はお休みしていたパークボランティアの活動ですが、9月下旬から海中清掃、猫崎半島登山道の整備などを行っています。
今回は今年度最後の一番ハードだった海岸清掃の様子をお知らせします。

山陰海岸国立公園竹野地区には、岩と岩の間に大きな岩が挟まっているはさかり岩(但馬の方言で「はさまる」ことを「はさかる」といいます。)という名勝があるのですが、その展望所から海を見下ろすと、浜に打ち上げられているゴミが目につきます。
展望台から見下ろした浜にはたくさんの漂着ゴミが見える
展望台から見えるゴミ
展望台から右手側に見える浜にもたくさんのゴミが見える
たくさん流れ着いている
ここは海水浴場から少し離れており、急な坂道を下るため、なかなか回収しにくい場所です。6月の活動の際は悪天候のため断念したのですが今回こそは回収したい。
皆にゴミ袋を渡し、分別しながらの回収をお願いしました。
ゴミ袋や大型ゴミ袋を持って大量のゴミを回収する
ゴミ拾い開始
船の先端を守る大きなゴムベルトや太いロープも漂着している
大型ゴミも集める
大きなロープの塊は運べるサイズになるまでノコギリで切断する
ロープを切断する
大型ゴミ袋に回収したゴミは坂道を上って軽トラックに積みこみます。
休憩をとりつつ、2時間半の作業で26袋もの大型ゴミ袋と、パイプや漁網、ロープなど、大型ゴミ袋に入らない大型のゴミを軽トラック1杯分回収しました。
大変な作業でしたが、浜がとてもきれいになりました!
漂着ゴミを回収した後の浜の様子
きれいになりました
こちらもきれいになりました
展望台から右側の浜
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
回収したゴミと一緒に撮影
ありがとうございました
これからも海が荒れる度にゴミがやってきますが、海に漂流しているゴミが少しずつでも減っていると信じて、今後も続けていけたらいいなと思います。

それではまた次回。