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アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
六甲山(風吹岩)の展望地眺望回復
2024年03月27日
神戸
みなさんこんにちは、神戸自然保護官事務所の中村です。3月も中旬を迎え、六甲山に咲く梅の花も、そろそろ終わりが近づきつつあります。春が近づいて暖かくなるにつれて、次は山道に咲くツツジが楽しみです。
![コバノミツバツツジの写真](/content/000211926.jpg)
さて、話は変わりますが、先日、六甲山の主要展望地である風吹岩(かざふきいわ)に行ってまいりました。
![風吹岩の写真](/content/000211930.jpg)
瀬戸内海国立公園(六甲地域)にも含まれているこの風吹岩は、標高が447m、数ある六甲山の登山ルートの中でも人気のある「阪急芦屋川駅から六甲山頂を経由して、有馬温泉に抜けるルート」の中腹に位置しており、周辺は六甲山を形成する花崗岩がマサ化し、岩肌が露出した特徴的な地形(ロックガーデン)が広がります。
![ロックガーデンの写真](/content/000211931.jpg)
ロックガーデンの中腹に位置する風吹岩は、以前は眼下に綺麗な景色を望むことができる展望地として利用されておりましたが、近年は周辺樹木の成長に伴い、伸びた松などの樹木によって眺望が阻害されておりました。そこで今年度の環境省の事業で、展望地の眺望回復を目的とした樹木の伐採を行いました。
![チェーンソーを持ちながら登山する人の様子](/content/000211932.jpg)
![伐採前の風吹岩の様子](/content/000211933.jpg)
![伐採前の風吹岩の様子](/content/000211934.png)
![樹木を伐採した後の眺望](/content/000211935.jpg)
![樹木を伐採した後の眺望](/content/000211936.jpg)
これから暖かくなって本格的な登山シーズンを迎えます。六甲山を登山される際にはぜひ眺望が回復した風吹岩にも足を運んでみてくださいね。