アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
看板のメンテナンスを行いました
2023年11月28日
神戸
みなさんこんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。
11月になって急に寒くなりましたね。六甲山の山々もやっと紅葉シーズンに入ったようで、各地に点々とある紅葉の名所も見ごろを迎え、週末は利用者の皆様でにぎわっております。
11月になって急に寒くなりましたね。六甲山の山々もやっと紅葉シーズンに入ったようで、各地に点々とある紅葉の名所も見ごろを迎え、週末は利用者の皆様でにぎわっております。
さて、そんな中、先日は淡路島の洲本市由良にある無人島、成ヶ島に行ってまいりました。
私の執筆するAR日記にたびたび登場するこの成ヶ島は、淡路島の東端に位置する無人島であり、ハマボウやハマナツナ等、貴重な海浜植物やハクセンシオマネキ等の塩沼地に住む海岸動物も観察できる豊かな自然が残されております。
環境省では地域が長年にわたり守ってきたこの成ヶ島の自然や美しい風景をより多くの人々に伝えるため、遊歩道や案内標識、展望台の整備を行っており、日々メンテナンス(維持管理)をしております。今回は、我々が行っているメンテナンスについて、具体的にどのようなことをしているのか、紹介したいと思います。
モニュメントの木部保護塗装
成ヶ島の入口にあるモニュメント、木材部分には色落ち等の劣化が生じておりましたので、今回は補修を兼ねて、木材部に保護塗装を施しました。
標識板面のやり直し(張替え)
成ヶ島全体を案内するこちらの標識、直射日光が当たる場所にあるため、劣化してどんどん色が落ち、薄くなってしまっておりました。こうなってしまうと、利用者に情報をうまく伝えられません。見えなくなった看板は、業者に発注して板面を付け替えてもらいました。
まだまだ補修が必要な個所がありますが、利用者の皆様に安全に楽しく成ヶ島を楽しんでもらえるよう、これからも尽力してまいります。
淡路島に来られた際には、ぜひ成ヶ島にも足を運んでみてくださいね。
淡路島に来られた際には、ぜひ成ヶ島にも足を運んでみてくださいね。