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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

「秋の野鳥観察会in御浜」開催の報告

2019年10月10日
熊野 内橋未裕

 10月より吉野熊野国立公園管理事務所のアクティブ・レンジャーに着任いたしました、内橋 未裕(うちはし みゆ)と申します。これからたくさん吉野熊野国立公園「よしくま」の魅力を発信していきたいと思っておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今回は10月6日(日)に開催された秋の野鳥観察会のご報告をさせていただきます。この日は見事な快晴で、もう10月というのに気温が30℃近くになり、ジリジリと太陽に焦がされながらの観察会となりました。この観察会は御浜町・日本野鳥の会 三重・吉野熊野国立公園管理事務所が共催で行っているもので、今回で4回目です。

開会式を 年中ミカンの採れる町 御浜町の道の駅「パーク七里御浜」で行い、町内の市木川河口に移動し河口沿いで観察会を実施しました。各観察ポイントでゆっくり時間をとり、双眼鏡やスコープを用いて皆さん興味津々に観察されていました。

市木川河口で野鳥観察をする参加者の様子(2019年10月6日)

今回見られた種類は、(ヒヨドリ・カルガモ・モズ・イソヒヨドリ・ダイサギ・アオサギ・ハシボソガラス・ヒドリガモ・トビ・ノスリ・カワセミ・コチドリ・ミサゴ・キセキレイ・ホオジロ・スズメ・ハクセキレイ・ノビタキ・チュウサギ・カワウ・ツバメ・イワツバメ・タシギ・ドバト)計25種類でした。

 この日は気温が高かったこともあり、去年と比べると種数は少なかったようですが、参加者の方からは、「お目当てのノビタキが見ることができたので良かったです」という声を頂きました。ベテランの方から初めて野鳥観察をするという方もいて、とてもいい機会になったと思います。

参加者の集合写真(2019年10月6日)

参加者の皆さん、ありがとうございました!