アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
大台ヶ原にも春が来た
2017年05月19日皆さま、こんにちは。5月より吉野熊野国立公園吉野地域のアクティブ・レンジャーとして着任しました小川 遥(おがわ はるか)です。大台ヶ原を中心とする吉野地域の楽しい情報や魅力を、いろんな視点で発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、大台ヶ原も麓から少し遅れて春を迎えること数週間。鳥がさえずり草花も次々に咲き始め、続々とたくさんの方にお越しいただいています。
そこで今回は、大台ヶ原の春を代表するものの一つ、春の訪れといえばこれだ!という花をご紹介します。
その名はマンサク。山で一番早く咲くことから、「まず咲く」が転じて「マンサク」と呼ばれるようになったとも言われています。一見、花なのか迷ってしまうほど細長い花弁をしていますね。
大台ヶ原では、年にもよりますが、開山直後の4月下旬頃に見ることができます。残雪があり木々の芽吹きもまだまだこれからという時分ですが、この花を見ると春がきたなぁ~と感じます。
大台ヶ原では、このマンサクの花を皮切りに、草花や木々の花がどんどん咲いてきます。これからの季節だからこそ楽しむことができる、みずみずしい新緑あふれる大台ヶ原へぜひお越しください。
行ってみたいけれど初めてでちょっと心配だとお思いの方、また何度も 訪れたことがある方。皆さまへすてきなお知らせがあります。近畿地方環境事務所では、下記の日程で、初めての方もリピーターの方も、楽しく詳しく大台ヶ原の自然や自然再生の取り組みなどを知ることができるイベントを予定しております。
アクティブ・レンジャーやパークボランティアと一緒に、東大台ヶ原を散策しましょう。
皆さまのご参加をお待ちしております。
☆吉野熊野国立公園 大台ヶ原自然観察会☆
日程:6月11日(日)、7月1日(土)、7月23日(日)、8月11日(金・祝)、
8月19日(土)、10月15日(日)
詳しくは下記のHPをご覧ください!