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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

『秋の野鳥観察会』イベント開催の報告

2016年10月19日
熊野 岩田佐知代

 こんにちは。

 熊野自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの岩田です。

 102日(日)に「吉野熊野国立公園指定80周年&拡張記念」として御浜町・日本野鳥の会 三重県支部・近畿地方環境事務所の共催で実施した「秋の野鳥観察会」の報告をさせていただきます。

 年中ミカンの採れる町 三重県 御浜町の道の駅「パーク七里御浜」で開会式を行い、町内の市木川河口に移動し河口沿いで実施した野鳥観察会は、曇りで暑くもなく、風が吹きちょうど心地よい秋の観察会となりました。

 市木川河口は、渡り鳥が羽を休めるポイントです。参加者は遠路、千葉県や奈良県からも参加してくださり、ほとんどの方が日本野鳥の会に所属されている強者揃いで、肉眼で遙か遠くに見えるシルエットや鳴き声で鳥名を判別することができ、さすが・・すごいなぁ~と感動いたしました。

 今回は、普段なかなか観ることのできないチゴハヤブサを2羽も観ることができ、また今回お目当てのノビタキも観られて、参加者は「遠くから来てチゴハヤブサが観られてよかった!」「また来たい!」と喜んで話されていました。

 この日は、合計27種類の鳥類(チゴハヤブサ、メジロ、イソヒヨドリ、カルガモ、ミサゴ、ホオジロ、キジバト、ツバメ、モズ、イソシギ、ヒヨドリ、シマアジ、ハクセキレイ、アオサギ、カワウ、トビ、ダイサギ、キセキレイ、タシギ、ノビタキ、カワラヒワ、キジ、スズメ、ドバト、ハシボソガラス、ハシブトカラス、セグロセキレイ)を観察することができました。

 野鳥図鑑を見たり、望遠鏡やカメラを片手に観察しながら撮影したりと、楽しいひと時を過ごし、最後はみんなで記念撮影をして無事に終了することができました。

 ご参加いただきました皆さんありがとうございました。

開会式の様子 チゴハヤブサを観察する参加者

遠くの野鳥を観察中 観察会で観られた鳥の種確認

みんなで記念撮影