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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

たけのサマーキャンプ2013(パート2)

2013年08月12日
竹野
サマーキャンプ2

皆さんこんにちは竹野の酒井です。
前回に引き続き、今日はたけのサマーキャンプのレポート後半をお伝えします。

前回の続き、2日目午後から見ていきましょう。


2日目午後からは大浦湾にて磯の生き物観察を行いました。
山陰地域の小学校では自然学校のプログラムとして磯の生き物観察を行う学校が多く、中には磯観察への参加が3度目の子もいましたが、皆楽しんでいたようです。
大ぶりのタコも捕獲され、様々な生き物の感触や行動を観察しました。

休憩時間にはキャンプ場そばの水路にて子どもたちが水路の生き物の観察を行っていました。(ちなみになぜか発見した2匹のイモリに名前を付けることになり、それぞれに町蔵と退助と名付けました。)

夕食のBBQを食べた後は、キャンプファイヤースタッフの鈴木さんが持参された大縄を使って、大縄とびや綱引き等をして遊んでいました。




さて、日が沈んだ後は、いよいよキャンプの定番、キャンプファイヤーです。
火の神、火の女神によって点火され、キャンプファイヤーを囲って歌や踊りなど様々なゲームを行いました。低学年から高学年まで一丸となって楽しんでいたようです。
実施中の様子やアンケート等を見ると、今回のキャンプの中で1番子どもたちが楽しんだプログラムだったようです。
最後には子どもたち全員が聖なる火を貰い受け、トーチ棒を持って退場しました。



翌日のキャンプ最終日は、小浦湾のゴミ拾いを行いました。
竹野周辺の海水浴場や海岸では、夏シーズンが始まる前に海岸清掃を行うため、今の時期はゴミは少ないのですが、それでも漂着ゴミはちらほら見られました。中には中国や韓国から流れ着いたペットボトル等も見られました。


その後、キャンプ場に戻って閉会式を行いました。
解散前には友達やスタッフと記念写真を撮る姿が多く見られました。

2泊3日のキャンプはこれにて終了です。
終了後のアンケートを見ると、またやりたい、次もあれば行きたい等の意見が多く、子どもたちは十分にキャンプと山陰海岸の自然を楽しんでくれたようです。

暦の上では立秋を過ぎてしまいましたが、まだ竹野の、そして山陰の夏シーズンは終わってはいません。
皆さんも是非、今年で指定50周年を迎えた山陰海岸国立公園へお越しください。