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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

蛇って肉食なので苺食べるわけないのですよね【植物】

2013年04月10日
竹野
こんにちは竹野の酒井です。
季節は清明を迎え、すがすがしい春の気候となりました。サクラもほぼ満開。
もう出勤時にコートはいりませんし、業務中にコートを着る必要もなくなり、
厚着が嫌いな私は喜んでおります。


さて先日猫崎半島に巡視に行ってきました。
その際に見つけた植物をいくつかご紹介します。



シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)
ヘビイチゴの仲間です。なぜか一輪だけ咲いていました。
ちなみにヘビイチゴは名前の由来がはっきりしない植物で
「ヘビが食べるイチゴ」「ヘビぐらいしか食べないくらい不味いイチゴ」等々、文献によって記述が違います。
ヘビイチゴの名前の正式な由来を知っている方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

次の花はアオキ(青木)
常緑低木であり、また観葉植物として有名な樹木です。
冬期は長細いサクランボのような実をつけるため、それを観賞するために栽培している方もいらっしゃると思いますが、実だけではなく花も悪くありません。
蝶のブローチのような紫色の花をつけますのでそれを是非観賞して頂きたいです。



黄色い花のキジムシロ(雉蓆)
春によく見かける花ですね。
黄色くて葉が三つ葉で、すきっ歯のような5弁の花びらが特徴的な花です。

そして最後にヤマザクラです。
現在ではほとんど散ってしまっていますが
中々に綺麗な花見のポイントです。
皆様も桜の時期には是非猫崎半島を訪れてみて下さい。


さて、いくつか植物をご紹介いたしましたが、
今回の日記はここからが本題です。

竹野自然保護官事務所では
4月20日(土)16:00から1時間、自然観察会を実施いたします。
場所は休暇村竹野海岸周辺の近畿自然歩道で当日参加OK、参加料金100円の散歩感覚で気軽に参加できる観察会です。
詳しい情報は下記の画像もしくは


竹野自然保護官事務所 
Tel.0796-47-0236 担当 酒井 
までお気軽にお電話下さい。