アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
ウソが来ています【動物】
2013年03月13日
熊野
こんにちは、吉野熊野国立公園 熊野地区担当の鎌田です。
那智勝浦町にある環境省 宇久井ビジターセンター周辺では、ウソが海岸近くまで下りてきています。
口笛のような鳴き声をたよりに探してみると、3羽見つけることができました。
花芽や新芽をぼりぼり食べるウソ。ウメやサクラを食害するので、特にウメの産地である紀南地方ではやっかいもの扱いされているようです。
うち1匹がツルにからまっていましたので、ほどいて解放しました。
他にもいろいろな種類の鳥を見ることができました。
写真上は宇久井湾の海水浴場でよく見られるクロサギです。
和歌山県のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類とされています。
磯場などを好むため、複雑な地形が多い吉野熊野国立公園沿岸部では、比較的高い頻度で観察できます。
写真下は、ルリビタキのメスです。
きれいなルリ色が特徴の小型ツグミの仲間です。
オスは全身がルリ色になります。
宇久井の森に棲んでいて、地面で餌を探している様子をよく観察できます。
暖かくなって、寒さに耐える自然観察はおしまいです。
今度は、春を探しに行ってみようと思います。
那智勝浦町にある環境省 宇久井ビジターセンター周辺では、ウソが海岸近くまで下りてきています。
口笛のような鳴き声をたよりに探してみると、3羽見つけることができました。
花芽や新芽をぼりぼり食べるウソ。ウメやサクラを食害するので、特にウメの産地である紀南地方ではやっかいもの扱いされているようです。
うち1匹がツルにからまっていましたので、ほどいて解放しました。
他にもいろいろな種類の鳥を見ることができました。
写真上は宇久井湾の海水浴場でよく見られるクロサギです。
和歌山県のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類とされています。
磯場などを好むため、複雑な地形が多い吉野熊野国立公園沿岸部では、比較的高い頻度で観察できます。
写真下は、ルリビタキのメスです。
きれいなルリ色が特徴の小型ツグミの仲間です。
オスは全身がルリ色になります。
宇久井の森に棲んでいて、地面で餌を探している様子をよく観察できます。
暖かくなって、寒さに耐える自然観察はおしまいです。
今度は、春を探しに行ってみようと思います。