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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

那智山に行ってきました/写真のはなし【景観】

2012年12月04日
熊野
こんにちは、吉野熊野国立公園 熊野地区担当の鎌田です。
先日は、和歌山県那智勝浦町にある那智山にパトロールに行ってきましたので、紹介します。

那智の滝や那智大社などで有名な那智山は、吉野熊野国立公園に指定されており、また「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されています。



写真1.那智の滝。1段の落差が日本一で、133 mあります。
那智の滝の源流部は、「那智原生林」として、吉野熊野国立公園 特別地域に指定されており、もっとも厳重に保護されています。



写真2.青岸渡寺の三重塔と那智の滝。自然信仰に基づいた熊野修験の歴史を垣間見ることができます。

この他にも、那智山山域には、那智山の参詣道「大門坂」や、妙法山阿弥陀寺など、文化的スポットがたくさんあります。
また、那智勝浦町の沿岸部では、温泉やマグロ・イセエビ料理が楽しめたり、奇岩の続く海岸風景が楽しめるジオスポット「紀の松島」など、さまざまな観光名所があります。
年末は、熊野三山(本宮・新宮・熊野)を参詣する「熊野詣で」や、熊野古道でのトレッキングなどをはいかがでしょうか?



〇写真のはなし
みなさんは、写真を撮るとき、「背景が明るすぎて、撮りたいものが真っ暗」(黒ツブレ)になったり、「撮りたいものは写ったけど、こんどは背景が真っ白」(白トビ)になってしまったことはありませんか?
肉眼ではちゃんと見えるのに、カメラには写らない...カメラの能力の限界ですね。
コンピュータを使って少し工夫すると、黒ツブレ・白トビを軽減した写真を作ることができます!

【手順】※コンパクトデジカメでもできます
(1)三脚にカメラをセットする。または、適当な高さの場所にカメラを置く。
(2)シャッタースピードを変えて、明るい写真(白トビが多目)と暗い写真(黒ツブレ多目)を撮る。
(3)写真のどちらかを半透明にして、重ねる。
(4)丁度よい明るさの写真ができる。




この方法そのままだと、写真の色合いが絵の具のようにべったりしてしまいますが、写真の「鮮やかさ」・「明るさ」・「コントラスト」・「重ね方」などの工夫しだいで、肉眼で見たままの風景を近い所まで再現できます。
また、色合いを極端に調整することで、逆に絵画的な表現を楽しむこともできます。

みなさんも、国立公園にお越しの際は、美しい風景をテーマに、写真撮影や写真アートを楽しんでみるのはいかがでしょうか?