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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

田井ノ浜磯観察会見守り記【イベント】

2012年08月14日
竹野
こんにちは。立秋も過ぎ、暦の上ではもう秋のようですが、
まだまだ暑い日が続いている山陰海岸国立公園竹野地区より酒井がお伝えします。


立秋とはいえ、暑いですねぇ・・・。
私もこの間ちょっと長い距離を自転車で走っていたら頭がくらくらと・・・
皆さんも熱中症には気をつけてください。
水分をしっかり摂って、日に当たって頭がくらくらしたら日陰に入って休む。
でないと本当に倒れてしまいますよ。

さて、前置きはこのぐらいにして、8月5日の日曜日に浦富自然保護官事務所が主催で「山陰海岸国立公園 田井の浜で磯の生き物観察会」が行われました。
そのお手伝いに行ってきましたのでそのときの様子をいくつかご紹介します。



田井の浜観察中です。
今回の観察会では私は本部要員だったため、
海には入らず参加者の皆さんを本部から見守る役割だったのですが、
休憩等で海から上がってくる子供たちがすごくいい笑顔をしているのが印象的でした。



ウニやヒトデを触ったり・・・・
魚を追いかけたり・・・
ウミウシを手のひらにのせたりと非常に楽しんでいたようです。

観察会を行う前に一度下見で私も田井の浜には潜りましたがこの場所はなかなかおもしろいです。
普段は大浦湾に入ることが多い私ですが、
そんな大浦湾と比較すると田井の浜は遠浅でかつ海藻が少ないのでウェットスーツを着ずに、ラッシュガードと軍手のみでスノーケルをしてもそこまで危なくなく(といってもウェットスーツは基本的に着た方が良いのですが)、海中の岩等をひっくり返すと、多くのクモヒトデやウミウシなどを観察することができます。また、そこまで水深が深くないので深い所だと怖がってしまうお子さんでも安心です。
スノーケルと磯観察の両方が行いたい場合には田井の浜は非常に良いところでしょう。
海に入れる期間中に是非一度お試しください。

夏休みも残り2週間ちょっと、皆さん体調には気をつけて残りの夏休みを楽しんでください。それから夏休みの宿題も忘れずに。

それではまた次回。