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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

「シギチ」来てます【動物】

2012年05月10日
熊野
熊野地区担当の鎌田です。
イラストはクリックすると別ウィンドウで開きます。
吉野熊野国立公園に指定されている「孔島・鈴島」(新宮市三輪崎)には、ハマオモト(ハマユウ)などの貴重な植物が多数多く自生しています。その久島・鈴島の浜にいろいろな種類のシギ・チドリが来ていました!写真には5種類6羽のシギチドリがいます。どこに何がいるか、分かりますか?
冬羽と夏羽のムナグロがそれぞれ1羽、夏羽のダイゼンが1羽、夏羽のオバシギが1羽、夏羽のキョウジョシギが1羽、冬羽のキアシシギが1羽います。一見オスとメスの違いに見えますが、ムナグロとダイゼンは、夏羽になると胸が黒く染まります。ムナグロは翼にオレンジの斑点があります。ダイゼンはムナグロより少し大きく、また白黒のコントラストが目立ちます。
夏羽のムナグロはまだ換羽の途中で、まだら模様でした。オバシギとキョウジョシギは、また次の機会に紹介します。

※キアシシギに関する記事はこちらです。
http://kinki.env.go.jp/blog/2012/04/1391.html