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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

成ヶ島の生き物たち【動物】

2011年04月06日
神戸
みなさんこんにちは。
通勤途中の川沿いの桜がついに開花し始めました☆
まだまだ朝夕は寒いですが、日中はポカポカ陽気の日も多く、なにか気分も温かくなるような気がします。
さて、本日はそんな春の陽気に誘われて活動を始めた生き物を紹介したいと思います。

先日も洲本市の成ヶ島に生息する「ニホンヒキガエル」を紹介しましたが(ニホンヒキガエルの紹介の日記はこちら→http://kinki.env.go.jp/blog/2011/03/1248.html)、成ヶ島にはとにかく色々な生き物が生息しています。



可愛いですねぇ☆
成ヶ島の潮間帯(ちょうかんたい:満潮時には海中に沈み、干潮時には陸上になる場所)にはヤドカリやカニ、貝類などが沢山生息しています。

また、海底や泥の中には・・・・・・



普段は見慣れない生き物だと思いますが、「マナマコ」というナマコの仲間と「クシノハクモヒトデ」というヒトデの仲間です。面白い形をしていますね。
一体どうしてこのような形に進化してきたのでしょうか。それぞれの生き物が生きていく上で有利な形に進化したのだと思いますが、それにしても不思議です!

この他にも瀬戸内海には色々と不思議な生き物が生息しているので、今後も少しずつ紹介していきたいと思います。

※注意!!
現在洲本市では、アサリから規制値を上回る麻痺性貝毒が検出されたため、一部の地域でアサリ等の二枚貝の採取を行わないよう呼びかけが行われています。最悪の場合、死に至る事もありますので十分注意してください。
詳しくは下記のHPでご確認ください。
http://www.hyogo-suigi.jp/kd/kd_top.htm