アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
~太古の堆積物が眠る海跡湖大池とにほんの里須賀利巡り~
2011年02月15日
熊野
前回の日記では、今月5日に実施した行事について採りあげましたが、その続きを投稿したいと思います。(前回2月7日の日記:http://kinki.env.go.jp/blog/2011/02/07/index.html)
今回は大池の次に訪れた須賀利のまちめぐりです。
須賀利の町は人口250人余りの高齢化が進んだ小さな漁村です。平地部分がとても狭く、海から60mも歩くと階段になるほど山が押し迫っています。人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里として評価され、2009年ににほんの里100選※に選定されました。本当にのどかな町で、時間がとてもゆっくり流れている風に感じられます。
須賀利にある普済寺というお寺の住職さんに須賀利についてのお話を伺いました。
とても話術の巧みな方で、終了時間がきてもまだまだ話したりない様子でした。
須賀利のご先祖は大池にあった元須賀利という集落から移住してきたことや、江戸時代に須賀利の湾内へ3万匹を超えるマグロが入ってきて大もうけしたこと(名付けて須賀利第一次黄金期だそうです)など、地元の方しか知らない興味深いお話を伺いました。
その後、須賀利をおんばんの会(須賀利のおもてなしをするために組織された会)代表の世古さんにご案内いただき、散策しました。
メインストリート(車の通行もままならないほどですが。。)には、映画「千と千尋の神隠し」に出てきたような銭湯やマグロ釣りの名人のご自宅があったりと、賑わっている光景が目に浮かぶような風情が漂っていました。
2時間弱の滞在だったのですが、帰りの船では何と紙テープで送迎をしていただきました!
紙テープを使ってお別れ
テレビなどで惜別の一コマに出てきますが、人生初の経験で、琴線に触れる出来事でした。
参加者の皆様、講師の方々、ありがとうございました。
※にほんの里100選
朝日新聞社と森林文化協会により、人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里を100ヶ所選出した事業(環境省は後援)。対象となる「里」は、集落とその周辺の田畑や野原や草地、海辺や水辺、里山などの自然からなる地域で、1.景観、2.生物多様性、3.人の営みの3点の評価基準により選定された。
今回は大池の次に訪れた須賀利のまちめぐりです。
須賀利の町は人口250人余りの高齢化が進んだ小さな漁村です。平地部分がとても狭く、海から60mも歩くと階段になるほど山が押し迫っています。人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里として評価され、2009年ににほんの里100選※に選定されました。本当にのどかな町で、時間がとてもゆっくり流れている風に感じられます。
須賀利にある普済寺というお寺の住職さんに須賀利についてのお話を伺いました。
とても話術の巧みな方で、終了時間がきてもまだまだ話したりない様子でした。
須賀利のご先祖は大池にあった元須賀利という集落から移住してきたことや、江戸時代に須賀利の湾内へ3万匹を超えるマグロが入ってきて大もうけしたこと(名付けて須賀利第一次黄金期だそうです)など、地元の方しか知らない興味深いお話を伺いました。
その後、須賀利をおんばんの会(須賀利のおもてなしをするために組織された会)代表の世古さんにご案内いただき、散策しました。
メインストリート(車の通行もままならないほどですが。。)には、映画「千と千尋の神隠し」に出てきたような銭湯やマグロ釣りの名人のご自宅があったりと、賑わっている光景が目に浮かぶような風情が漂っていました。
2時間弱の滞在だったのですが、帰りの船では何と紙テープで送迎をしていただきました!
紙テープを使ってお別れ
テレビなどで惜別の一コマに出てきますが、人生初の経験で、琴線に触れる出来事でした。
参加者の皆様、講師の方々、ありがとうございました。
※にほんの里100選
朝日新聞社と森林文化協会により、人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里を100ヶ所選出した事業(環境省は後援)。対象となる「里」は、集落とその周辺の田畑や野原や草地、海辺や水辺、里山などの自然からなる地域で、1.景観、2.生物多様性、3.人の営みの3点の評価基準により選定された。