アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
「五感で遊ぼう!」子どもパークレンジャー 【イベント】
2010年10月14日
吉野
皆さん、こんにちは。
最近吉野では、一層秋らしい気候になってきました。夜はまた随分と冷えます・・・
以前の日記(※)でご案内した『「五感で遊ぼう!」子どもパークレンジャー』を10月9・10日に実施しました。
(※ 2010年9月22日 「子どもパークレンジャー 【イベント】」をご参照下さい。)
9日は生憎の雨で川上村三ノ公「水源地の森」散策は残念ながら中止となってしまいました。しかし!代わりに、森と水の源流館をじっくり見学し、川上村の歴史や伝統の技、林業に関するお話を聞いたり体験したりしました。お昼には、森と水の源流館の辻谷館長の差し入れ(?)のマムシもいただきました!出来上がったマムシは、こんがりと焼き上がっていました。ヘビは小骨が多いため、骨まで食べられるようしっかり焼くのだそうです。食感&味は、ウナギの骨せんべい(?)に近い印象です。子ども達も初めて食べるマムシの食感やヘビを食べるという体験自体を楽しんでいたようでした。
写真:左上)源流館内で蓑(みの)を纏(まと)う子どもたち 右上)丸太切り体験
左下)七輪でおいしそうに?焼かれるサンマならぬマムシ 右下)できあがり!
午後からも辻谷館長から川上村の林業や自然との関わり合いについてお話があり、その後、夕方まで山幸彦の「もくもく館」(川上村林業資料館)で木馬(きんま)引き体験をしました。木馬とは、切り出した材木を川まで運ぶためのもので、丸太を積み重ね、木でつくったレールの上を人力で引っ張るものです。今回は2トン(!)もの重さの木馬を運ぶ体験をしました。子ども一人で動かせるものではありませんが、みんなと力を合わせ、動かすことができました。もくもく館で程良く体を動かした後は、みんなで温泉に入り、温泉の後は宿泊先の宿で夕食です。夕食は、シカ肉カレーとシカ肉コロッケでした。都会ではなかなか食べられなさそうなメニューですね。
夕食後は、翌日向かう大台ヶ原についてのお話をしました。
写真:左上)木馬引きについて話を聞く子どもたち 右上)夕食を目前に元気いっぱいの子どもたち 左下)夕食のシカ肉カレーとシカ肉コロッケ 右下)大台ヶ原についての話を聞く子どもたち(話しているのが私です)
翌日は何とか天候も回復し、朝食後、大台ヶ原に向けて出発しました。到着してすぐに「寒い!」という子どもたちの声が上がり、山の上の気候にびっくりしたようでした。そしてすぐに苔探勝路でササの調査を行いました。調査は防鹿柵(ぼうろくさく)の内外で、ササの葉・茎の長さ、茎の枝分かれの数について比較するもので、みんな真剣に取り組んでいました。調査の後は、苔探勝路をぐるりと一周し、植物やキノコの観察を行いました。
昼食後、大台ヶ原ビジターセンター内で午前中の調査のまとめを行いました。結果は、防鹿柵内のものは全般的に大きく、外のものは小さいという違いがみられました。その後、なぜ違いが出たかをみんなで考え、新聞作りを行いました。このイベントに参加して感じたことや思ったことなどをまとめてもらい、作り終わったところで、何人かに発表をしてもらいました。
写真:左上)大台ヶ原でササの調査の説明 右上)コケ道散策中
左下)一生懸命に新聞づくり 右下)発表!
大きな事故もなく、無事にイベントを終了することができました。子ども達もとても満足してくれたようで、私も嬉しく思いました。参加してくれたみんな、森と水の源流館 木村さん、橿原市昆虫館 日比さん、協力していただいた皆さん、どうもありがとうございました!!
最近吉野では、一層秋らしい気候になってきました。夜はまた随分と冷えます・・・
以前の日記(※)でご案内した『「五感で遊ぼう!」子どもパークレンジャー』を10月9・10日に実施しました。
(※ 2010年9月22日 「子どもパークレンジャー 【イベント】」をご参照下さい。)
9日は生憎の雨で川上村三ノ公「水源地の森」散策は残念ながら中止となってしまいました。しかし!代わりに、森と水の源流館をじっくり見学し、川上村の歴史や伝統の技、林業に関するお話を聞いたり体験したりしました。お昼には、森と水の源流館の辻谷館長の差し入れ(?)のマムシもいただきました!出来上がったマムシは、こんがりと焼き上がっていました。ヘビは小骨が多いため、骨まで食べられるようしっかり焼くのだそうです。食感&味は、ウナギの骨せんべい(?)に近い印象です。子ども達も初めて食べるマムシの食感やヘビを食べるという体験自体を楽しんでいたようでした。
写真:左上)源流館内で蓑(みの)を纏(まと)う子どもたち 右上)丸太切り体験
左下)七輪でおいしそうに?焼かれるサンマならぬマムシ 右下)できあがり!
午後からも辻谷館長から川上村の林業や自然との関わり合いについてお話があり、その後、夕方まで山幸彦の「もくもく館」(川上村林業資料館)で木馬(きんま)引き体験をしました。木馬とは、切り出した材木を川まで運ぶためのもので、丸太を積み重ね、木でつくったレールの上を人力で引っ張るものです。今回は2トン(!)もの重さの木馬を運ぶ体験をしました。子ども一人で動かせるものではありませんが、みんなと力を合わせ、動かすことができました。もくもく館で程良く体を動かした後は、みんなで温泉に入り、温泉の後は宿泊先の宿で夕食です。夕食は、シカ肉カレーとシカ肉コロッケでした。都会ではなかなか食べられなさそうなメニューですね。
夕食後は、翌日向かう大台ヶ原についてのお話をしました。
写真:左上)木馬引きについて話を聞く子どもたち 右上)夕食を目前に元気いっぱいの子どもたち 左下)夕食のシカ肉カレーとシカ肉コロッケ 右下)大台ヶ原についての話を聞く子どもたち(話しているのが私です)
翌日は何とか天候も回復し、朝食後、大台ヶ原に向けて出発しました。到着してすぐに「寒い!」という子どもたちの声が上がり、山の上の気候にびっくりしたようでした。そしてすぐに苔探勝路でササの調査を行いました。調査は防鹿柵(ぼうろくさく)の内外で、ササの葉・茎の長さ、茎の枝分かれの数について比較するもので、みんな真剣に取り組んでいました。調査の後は、苔探勝路をぐるりと一周し、植物やキノコの観察を行いました。
昼食後、大台ヶ原ビジターセンター内で午前中の調査のまとめを行いました。結果は、防鹿柵内のものは全般的に大きく、外のものは小さいという違いがみられました。その後、なぜ違いが出たかをみんなで考え、新聞作りを行いました。このイベントに参加して感じたことや思ったことなどをまとめてもらい、作り終わったところで、何人かに発表をしてもらいました。
写真:左上)大台ヶ原でササの調査の説明 右上)コケ道散策中
左下)一生懸命に新聞づくり 右下)発表!
大きな事故もなく、無事にイベントを終了することができました。子ども達もとても満足してくれたようで、私も嬉しく思いました。参加してくれたみんな、森と水の源流館 木村さん、橿原市昆虫館 日比さん、協力していただいた皆さん、どうもありがとうございました!!