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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

香住海岸【その他】

2010年10月27日
竹野
こんにちは。北風と冷たい雨で急に寒くなり、あっという間に冬になってしまったかのようです。厚着をして風邪をひかないようにしないと。みなさまもお気をつけ下さい。

先日、小雨の降るなか香住海岸で運行している遊覧船に乗り海上からの巡視を行いました。
今回は遊覧船から見ることのできる海岸景観の中で、迫力のある二つ『鎧の袖』と『インディアン島』をご紹介します☆(写真が上手く撮れなかったのですが・・・)


【鎧の袖】
高さ約65m、幅約200m、傾斜度約70度の切り立った断崖で、美しい柱状節理を見ることができます。約600万年前日本海の拡大が終わる頃、溶岩が押し上げられてできたものです。武士の鎧の袖に似ていることからこの名前がつけられました。国の天然記念物に指定されています。

この表面の感じ、何かに似ている!
・・・霜柱?
・・・割いたカニカマ??


【インディアン島】
鎧の袖の北西海上に岩脈が浸食されてできた小島が並んでおり、その形がインディアンの横顔のように見えます。鷹の巣島・蜂の巣島とも呼ばれています。

右側の小島がインディアンの顔のように見えるのですが・・・わかりますか??

この二つに限らず、実物はどれを見てもびっくりの迫力です!
ぜひ見に来て下さい☆


遊覧船からはこんな悲しい景色も見えました。。。


漂着ゴミのたまった海岸。
船でしか行けないような場所なので回収は難しいのでしょうか。
漂着→回収→また漂着→また回収→・・・
そんな終わりのない作業を繰り返すのではなく、ゴミが流れてこないようにできるといいですね!