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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

ホコリタケ【その他】

2010年10月01日
吉野
今頃のシーズンになると、大台ヶ原でユニークなキノコを見ることができます。


ホコリタケ

 こんなまん丸で可愛らしいボールのようなのに「ホコリ?」その秘密は胞子のとばし方にありました。
 ホコリタケは成熟するとてっぺんに小さな穴ができ、中から胞子が飛びだします。雨のしずくがホコリタケに落ちたりすると、その衝撃で胞子が飛び出すようになっているそうです。すごい!!




絵に表すとこんな感じになります。



人間に見つかると、押されて遊ばれたりもします。

 押された衝撃で胞子が飛び出す様子。ホコリのような胞子が舞います。なんとなく、「ブーブークッションみたいだな~」と思ってしまいましたが、きっとこの名付け親も違う名前も想像したことでしょう。

 キノコは種類の判別がとても難しいそうですが、名は分からずとも、どんなキノコなのかな?と観察するだけでも楽しい発見がありそうですね!