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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

淀の洞門(よどのどうもん)【その他】

2010年09月13日
竹野
こんにちは。晴れて良い天気ですが浜辺はガラーンとしています。夏場の賑わいがウソのようで、少し寂しい気分になってしまいます。

さて。今日は『淀の洞門(よどのどうもん)』をご紹介☆


竹野事務所から西側へ少し車を走らせると、切浜海水浴場の奥に淀の洞門が見えます。

歩道があるので近くまで歩いていくと、とても大きな洞門だということがわかります!案内板も設置してあり、そこには

『大昔、この洞門を住みかにしていた淀の大王を首領とする鬼の集団が、日々悪さをして良民を苦しめていました。
出雲に帰る途中、これを聞きつけて立ち寄ったスサノオノミコトはこの洞門の向かいに船を止めて、激戦のうえ征伐しました。
スサノオノミコトはここで船を降りて陸路を隣村の奥須井地区まで向かい、村では牛頭大王として奉られました。乗り捨てられた船は、そのまま岩になったと伝えられています。
村人たちはその徳をしのび、切浜海水浴場西端の細長い島を「御船(みふね)」、沖合の二つの岩礁を「沖の錨(おきのいかり)」と「灘の錨(なだのいかり)」、砂浜にある島を「艫綱(ともづな)」と言い、奥須井に向かう陸路を「祇園(ぎおん)」と呼び親しんでいます。』

と書かれています。
なるほど。たしかにこれだけ迫力があると、伝説とはいえ本当に『鬼』が住んでいそうな気がしてきます!そしてちょっと背筋が寒くなってしまったりして。。
みなさまも機会があれば行ってみて下さい。


~~~なにかがいるよ~~~



とってもかわいいいきものがかくれています♪♪なんだかわかりますか??
☆答えはまた今度☆