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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

エコツーリズム講演会 【その他】

2010年07月01日
熊野
 三重県の南部にある御浜町は年中みかんがとれる町です。同町は、「地域独自の自然や歴史・文化などを守り育てながら、観光等に結びつける事で地域に誇りをもち、地域の活性化に繋がる仕組み」としてエコツーリズムを活用し、環境省とともに前年度より取り組んでいます。
エコツーリズムや1月の検討会について:http://kinki.env.go.jp/blog/2010/01/06/index.html

 去る6月29日、ホールアース自然学校を運営されている広瀬敏通氏をお迎えして、エコツーリズムに関する講演会を開催しました。地元や行政機関の方々が出席して下さいました。



 広瀬さんは国内外各地で自然学校やエコツーリズムの仕組み作りに関わっておられ、エコツーリズムについて大変造詣の深い方です。
 これからは観光産業が基幹産業になること、従来の見物型の観光形態が変化し、自らが汗をかく体験型の需要が高まっていること、異質や非日常性が資源となること等々、非常にためになるお話を聞くことができました。

 講演会のお話を参考として、今後御浜町の魅力を十分に活かしたエコツーリズムが形作られればと願います。