アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
大峯百選 其の漆 【その他】
2010年04月13日
吉野
皆さん、こんにちは。
今回も「大峯百選」の「其の漆」として、近畿最高峰の「八経ヶ岳」についてお伝えしたいと思います。
「八経ヶ岳」の見どころと言えば・・・
やはり近畿最高峰からの景色です。周辺一帯が山地ということもあり、大峯の山深い景色を一番上から見渡すことができます。「行者還岳」や「大普賢岳」など周りの山々を地図で確認しながら眺めるのも楽しいものです。
写真:八経ヶ岳から南東方向を望む
また八経ヶ岳周辺は、「天女花」との異名を持つ「オオヤマレンゲ」の自生地でもあります。かつては至る所にオオヤマレンゲが見られたそうですが、現在は数が減少しており、その理由としてニホンジカの食害が疑われています。ニホンジカの入ってこれない「防鹿柵(ぼうろくさく)」の中では今もその可憐な花を見ることができます。
写真:左 防鹿柵入口 右 雨に打たれるオオヤマレンゲ(モクレン科)
行者還トンネル西口からの登山道では、同じく白い花の「シロヤシオ」を見ながら登ることができます。
写真:登山道脇のシロヤシオ(ツツジ科)
八経ヶ岳は、近畿最高峰であるだけでなく、オオヤマレンゲやシロヤシオなどたくさんの花を見ることができる場所です。オオヤマレンゲはちょうど梅雨どきの6月下旬から7月上旬にかけて、シロヤシオは5月下旬から6月上旬にかけてが見ごろです。ぜひ皆さんも「山」と「花」を見に、八経ヶ岳登山を計画してみてはいかがでしょうか。
今回も「大峯百選」の「其の漆」として、近畿最高峰の「八経ヶ岳」についてお伝えしたいと思います。
「八経ヶ岳」の見どころと言えば・・・
やはり近畿最高峰からの景色です。周辺一帯が山地ということもあり、大峯の山深い景色を一番上から見渡すことができます。「行者還岳」や「大普賢岳」など周りの山々を地図で確認しながら眺めるのも楽しいものです。
写真:八経ヶ岳から南東方向を望む
また八経ヶ岳周辺は、「天女花」との異名を持つ「オオヤマレンゲ」の自生地でもあります。かつては至る所にオオヤマレンゲが見られたそうですが、現在は数が減少しており、その理由としてニホンジカの食害が疑われています。ニホンジカの入ってこれない「防鹿柵(ぼうろくさく)」の中では今もその可憐な花を見ることができます。
写真:左 防鹿柵入口 右 雨に打たれるオオヤマレンゲ(モクレン科)
行者還トンネル西口からの登山道では、同じく白い花の「シロヤシオ」を見ながら登ることができます。
写真:登山道脇のシロヤシオ(ツツジ科)
八経ヶ岳は、近畿最高峰であるだけでなく、オオヤマレンゲやシロヤシオなどたくさんの花を見ることができる場所です。オオヤマレンゲはちょうど梅雨どきの6月下旬から7月上旬にかけて、シロヤシオは5月下旬から6月上旬にかけてが見ごろです。ぜひ皆さんも「山」と「花」を見に、八経ヶ岳登山を計画してみてはいかがでしょうか。