アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
大峯百選 其の伍 【その他】
2010年03月23日
吉野
皆さん、こんにちは。
吉野では、連休明けから天気が優れません。やっと春を感じて咲き始めた花たちが散ってしまいそうで、心配になってしまいます。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、忘れかけた頃にやってくる(?)「大峯百選」の5回目として、「山上ヶ岳」に焦点を当て、お伝えしたいと思います。
過去の「大峯百選(※1)」でご紹介した天川村洞川(どろがわ)に山上ヶ岳の登山口があり、「女人結界」の門があります(※2)。この「女人結界」の門を見ていると、大峯の歴史深さを感じることができます。
(※1)2010年2月8日 「大峯百選 其の参 【その他】」をご覧下さい。(http://kinki.env.go.jp/blog/2010/02/08/index.html)
(※2)女人結界については、2009年6月18日 「山上ヶ岳巡視 【利用・施設】」をご参照下さい。
(http://kinki.env.go.jp/blog/2009/06/18/index.html)
写真:山上ヶ岳登山口にある女人結界
山頂には大峯山寺本堂があり、修験道の根本道場となっています。大峯山寺本堂のすぐ手前には、大峯奥駈道を通った際にくぐる4つの門の最後となる「妙覚門(みょうかくもん)」があります。
写真:大峯山寺すぐ手前の妙覚門
これらのように山上ヶ岳は、修験道に深く関わりを持っています。なので、様々な「行場(ぎょうば)」があります。「行場」は、山々の厳しい地形の場所に身をおき、修行を行う場所です。「行場」がたくさんあるということは・・・険しく厳しい自然が昔からそのまま残っているということにもなります。
ここは、行場として有名な「西ノ覗(にしののぞき)」があり、厳しい行場であると同時に、素晴らしい風景を見ることが出来る場所でもあるのです。
(左)絶壁で足がすくむ西ノ覗も・・・(右)見上げれば素晴らしい景色が眼前に広がっています。
大峯地区は、「歴史」が数多く残されており、「自然」もとても豊かに残されている場所なので、是非、「歴史」を感じつつ「自然」の豊かさも実感していただきたいと思います。
吉野では、連休明けから天気が優れません。やっと春を感じて咲き始めた花たちが散ってしまいそうで、心配になってしまいます。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、忘れかけた頃にやってくる(?)「大峯百選」の5回目として、「山上ヶ岳」に焦点を当て、お伝えしたいと思います。
過去の「大峯百選(※1)」でご紹介した天川村洞川(どろがわ)に山上ヶ岳の登山口があり、「女人結界」の門があります(※2)。この「女人結界」の門を見ていると、大峯の歴史深さを感じることができます。
(※1)2010年2月8日 「大峯百選 其の参 【その他】」をご覧下さい。(http://kinki.env.go.jp/blog/2010/02/08/index.html)
(※2)女人結界については、2009年6月18日 「山上ヶ岳巡視 【利用・施設】」をご参照下さい。
(http://kinki.env.go.jp/blog/2009/06/18/index.html)
写真:山上ヶ岳登山口にある女人結界
山頂には大峯山寺本堂があり、修験道の根本道場となっています。大峯山寺本堂のすぐ手前には、大峯奥駈道を通った際にくぐる4つの門の最後となる「妙覚門(みょうかくもん)」があります。
写真:大峯山寺すぐ手前の妙覚門
これらのように山上ヶ岳は、修験道に深く関わりを持っています。なので、様々な「行場(ぎょうば)」があります。「行場」は、山々の厳しい地形の場所に身をおき、修行を行う場所です。「行場」がたくさんあるということは・・・険しく厳しい自然が昔からそのまま残っているということにもなります。
ここは、行場として有名な「西ノ覗(にしののぞき)」があり、厳しい行場であると同時に、素晴らしい風景を見ることが出来る場所でもあるのです。
(左)絶壁で足がすくむ西ノ覗も・・・(右)見上げれば素晴らしい景色が眼前に広がっています。
大峯地区は、「歴史」が数多く残されており、「自然」もとても豊かに残されている場所なので、是非、「歴史」を感じつつ「自然」の豊かさも実感していただきたいと思います。