アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
可憐な花にも 【植物】
2010年03月19日
熊野
ここ熊野地域では、ソメイヨシノよりも一足先にヤマザクラやオオシマザクラが花を咲かせ、春うららかな光景が眼前に広がっています。
今日取り上げるすみれは春を彩る可憐な花として、桜に引けを取りません。現在この淡い紫色の小さな花々が、春の舞台で桜と共演しています。
タチツボスミレ スミレ科
ニオイタチツボスミレ スミレ科
ヒメスミレ スミレ科
上の写真がどれも同じに見えるかもしれませんが、すみれはよく似ていて、判別が難しい種が多いです。すみれの種子はアリが好むエライオソームと呼ばれる部分が付いていて、アリによって種子散布されます。アリの努力の成果として、コンクリートの割れ目の細い隙間に列を成して咲いていたりします。
独特の色合いと花びらをもった可憐な花にも、巧みな繁殖戦略が隠されています。
今日取り上げるすみれは春を彩る可憐な花として、桜に引けを取りません。現在この淡い紫色の小さな花々が、春の舞台で桜と共演しています。
タチツボスミレ スミレ科
ニオイタチツボスミレ スミレ科
ヒメスミレ スミレ科
上の写真がどれも同じに見えるかもしれませんが、すみれはよく似ていて、判別が難しい種が多いです。すみれの種子はアリが好むエライオソームと呼ばれる部分が付いていて、アリによって種子散布されます。アリの努力の成果として、コンクリートの割れ目の細い隙間に列を成して咲いていたりします。
独特の色合いと花びらをもった可憐な花にも、巧みな繁殖戦略が隠されています。