アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
大峯百選 其の参 【その他】
2010年02月08日
吉野
皆さん、こんにちは。
少し忘れがちになっている(?)「大峯百選」を復活させたいと思います!(※)
(※)なぜ始めたか・・・など気になる方は「大峯百選 其の壱」をご参照下さい。
(http://kinki.env.go.jp/blog/2010/01/08/index.html)
今回は、吉野山から少し南に移動し、天川村洞川(どろがわ)のご紹介をしたいと思います。天川村洞川は、役行者(えんのぎょうじゃ)が従えていた2匹の鬼、前鬼と後鬼という従者のうち、後鬼の子孫によって開かれたと伝えられています。このことからも分かるように、洞川では役行者に関わる話が数多く残っており、行者さんの宿場がある温泉街など昔ながらの街並みが楽しめる場所でもあります。
この温泉街の少しはずれに、「面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)」があります。この鍾乳洞はあまり大きなものではないのですが、「奈良にもこんな所があったのか!!」と思えるほど立派な洞窟(どうくつ)が広がっています。
写真:面不動鍾乳洞内の鍾乳石
この面不動鍾乳洞の入口にある展望台からは洞川を一望でき、修験道の総本山である大峯山寺(おおみねさんじ)が建つ山上ヶ岳も見ることができます。
写真:洞川の街並み(山の合間から見えているのが山上ヶ岳)
洞川の温泉街から山上ヶ岳の登山口に向かう途中には「洞川エコミュージアムセンター」があり、洞川の自然や歴史を学ぶことができます。
この洞川エコミュージアムセンター前からスタートする自然散策路を進んで行くと、「カジカの滝」という名前の小さな滝があります。「カジカ」とは、清流に棲むカジカガエルという、とても美しい声で鳴くカエルに由来します。「カジカの滝」は周りの風景や岩の形から、どこか上品に見え、今にも「カジカガエル」の鳴き声が聞こえて来そうな、とても落ち着ける場所です。
写真:カジカの滝
少し忘れがちになっている(?)「大峯百選」を復活させたいと思います!(※)
(※)なぜ始めたか・・・など気になる方は「大峯百選 其の壱」をご参照下さい。
(http://kinki.env.go.jp/blog/2010/01/08/index.html)
今回は、吉野山から少し南に移動し、天川村洞川(どろがわ)のご紹介をしたいと思います。天川村洞川は、役行者(えんのぎょうじゃ)が従えていた2匹の鬼、前鬼と後鬼という従者のうち、後鬼の子孫によって開かれたと伝えられています。このことからも分かるように、洞川では役行者に関わる話が数多く残っており、行者さんの宿場がある温泉街など昔ながらの街並みが楽しめる場所でもあります。
この温泉街の少しはずれに、「面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)」があります。この鍾乳洞はあまり大きなものではないのですが、「奈良にもこんな所があったのか!!」と思えるほど立派な洞窟(どうくつ)が広がっています。
写真:面不動鍾乳洞内の鍾乳石
この面不動鍾乳洞の入口にある展望台からは洞川を一望でき、修験道の総本山である大峯山寺(おおみねさんじ)が建つ山上ヶ岳も見ることができます。
写真:洞川の街並み(山の合間から見えているのが山上ヶ岳)
洞川の温泉街から山上ヶ岳の登山口に向かう途中には「洞川エコミュージアムセンター」があり、洞川の自然や歴史を学ぶことができます。
この洞川エコミュージアムセンター前からスタートする自然散策路を進んで行くと、「カジカの滝」という名前の小さな滝があります。「カジカ」とは、清流に棲むカジカガエルという、とても美しい声で鳴くカエルに由来します。「カジカの滝」は周りの風景や岩の形から、どこか上品に見え、今にも「カジカガエル」の鳴き声が聞こえて来そうな、とても落ち着ける場所です。
写真:カジカの滝