アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
生きものシグナル【イベント】
2010年01月29日
吉野
1月23日に大阪のきんき環境館にて、「生き物シグナル」というイベントが行われました。自然の中で活動する人々が集まり、日頃感じている自然の「シグナル」情報をみんなで交換しようではないか!というものでした。
私はパネラーの一人として出席させていただきましたが、他のパネラーの皆様の話の面白さに、思わず傍聴席で目を輝かせるお客さんのようになってしまいました。
海、川、山から、鳥の生息地の変化や蝶の渡りの道の変化、魚や水草の大発生などの生き物シグナルが紹介されました。同時に、外来種の問題や、ゴミ問題など、今後の課題もたくさん出てきました。
私からは、普段フィールドにしている大台ヶ原の木の立ち枯れ現象について紹介させていただきました。
写真:2008年8月東大台の正木峠。大台ヶ原で見られる生き物シグナル。
昭和30年代に起きた伊勢湾台風をきっかけに、うっそうとしていた森が今では立ち枯れのササ草原に変わってしまいました。現在、この森林の衰退はシカの食害によっても大きな影響を受けたと考えられています。
今回、このようなイベントに出席できる機会を設けていただいたおかげで、自然の中で感じることのできる「シグナル」とはどのようなものかを垣間見ることができました。この日記でも、そんなシグナルを皆様にお伝えできればと思います。
私はパネラーの一人として出席させていただきましたが、他のパネラーの皆様の話の面白さに、思わず傍聴席で目を輝かせるお客さんのようになってしまいました。
海、川、山から、鳥の生息地の変化や蝶の渡りの道の変化、魚や水草の大発生などの生き物シグナルが紹介されました。同時に、外来種の問題や、ゴミ問題など、今後の課題もたくさん出てきました。
私からは、普段フィールドにしている大台ヶ原の木の立ち枯れ現象について紹介させていただきました。
写真:2008年8月東大台の正木峠。大台ヶ原で見られる生き物シグナル。
昭和30年代に起きた伊勢湾台風をきっかけに、うっそうとしていた森が今では立ち枯れのササ草原に変わってしまいました。現在、この森林の衰退はシカの食害によっても大きな影響を受けたと考えられています。
今回、このようなイベントに出席できる機会を設けていただいたおかげで、自然の中で感じることのできる「シグナル」とはどのようなものかを垣間見ることができました。この日記でも、そんなシグナルを皆様にお伝えできればと思います。