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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

視覚や聴覚から感じる暖かさ 【その他】

2009年12月17日
熊野
 前回の日記で今年の冬は暖かいですと投稿したのですが、今週に入り一気に冬を感じさせる気温となり、こちら南紀でも山合いでは雪化粧となりました。
 
 やはり気温が下がってくると暖が欲しくなります。宇久井ビジターセンターでは、館内も冷え込んできたということで、先日から暖房を使用し始めました。そこで一役買っている暖房器具がペレットストーブです。


ペレットストーブ。見ているだけで暖かくなります。

燃料となるペレット。

 ビジターセンターで使われているペレットは間伐材と木屑から作られている木製ペレットです。昨今木材生産の過程で出る間伐された木材が利用されずに山林に放置されている状態が全国的によく見られますが、ペレットはこの無駄になっている資源の活用法の一つとなっています。

 ペレットが自動的に少しずつ注入されるのですが、その時に心地良い「カラン」という音がして、音からも暖かくさせてくれます。エアコンなどの文明の利器からは感じられない感覚器官に訴えかける味わいが素晴らしい代物です。